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概要編集

メダロットシリーズの2作目。

1999年7月23日にゲームボーイカラー用(ゲームボーイにも対応している)のゲームが発売された。

前作「メダロット」から7年後を舞台に、主人公をヒカルからイッキに交代して登場人物を入れ替え、ゲームシステムにも新たな要素を追加し、前作からさらにグレードアップしたメダロット史に残る作品。


2017年12月21日に発売されたニンテンドー3DS専用ソフト『メダロットクラシックス』にも収録されている。

2020年11月12日に発売されたニンテンドースイッチ専用ソフト『メダロットクラシックスプラス』にも収録された。


メダフォース編集

本作から追加された新要素。ロボトル中に脚部パーツに相当する↓コマンドの指令を出したり、特定のパーツを使用することでメダフォースゲージがたまり、それを消費することでパーツ以外の必殺技を発動することが出来る。

前作にあった「攻撃パーツが全て機能停止、頭部の使用回数も使い切ってしまった」といった詰み要素を解消するために作られたシステムだが、変化やサポート系のメダフォースも存在する。


あらすじ編集

かつて、世界を未曽有の危機に陥れた悪の集団ロボロボ団は、ヒカルの活躍により壊滅。世界は平和を取り戻した。それから7年。メダロットが大好きな主人公イッキが、ひょんなことからメダロットを手にしたころ、何者かによって再建されたロボロボ団が再び悪事を働き始めていた(メダロットポータルサイトより)。


登場人物編集

主要登場人物の名前はお酒に関連するものが多い。

おみくじ小学校編集

本作の主人公。

最初にもらうメダロットは『メタルビートル(カブトVer.)』『ヘッドシザース(クワガタVer.)』。


イッキの幼馴染

ジャーナリストを目指しておりカメラを持ち歩いている。

ヒロインの一人であり、恋愛値によってエンディングが変化する。

使用メダロットは『セーラーマルチ』と『プリティプライン』。


悪ガキ三人組「スクリューズ」のリーダー。

イワノイ、カガミヤマから姉御と慕われている。

使用メダロットは『ペッパーキャット』。


悪ガキ三人組「スクリューズ」のメンバー。

天才ハッカーであり機械に強い。

使用メダロットは『ブルースドッグ』。


悪ガキ三人組「スクリューズ」のメンバー。

綺麗好きでお洋服の汚れを気にしている。

使用メダロットは『キースタートル』。


花園学園編集

花園学園に通うイッキのライバル。

ある事件からおみくじ小学校に乗り込み、イッキとロボトルすることになり、それ以降イッキのライバルとして何度もロボトルすることになる。

使用メダロットは『スミロドナッド(カブトVer.)』『ウォーバニット(クワガタVer.)』。


花園学園に通う病弱なお嬢様

ヒロインの一人であり、恋愛値によってエンディングが変化する。

使用メダロットは『セントナース』。


メダロット研究所編集

メダロット界の権威、イッキが尊敬している人物。


前作にも登場したメダロット博士の孫娘。

イッキにメダルやパーツなど便利なアイテムをくれる。


  • シラタマ

ナエの研究室前に居座っている研究員。

本編ではこれといった出番はないモブキャラだが、クリア後のイベントで…

モデルはシリーズ開発スタッフの白川照幸氏。


セレクト隊編集

  • アワモリ

セレクト隊の隊長。

他人の手柄を自分のものにし、手柄の為なら他人が危機に陥ろうとも知らんぷりする汚い大人。後述の『セレクトスリー』を使用する。

漫画版は粗暴ながらもちゃんと正義のために働いており、機動隊で慰安旅行したり、カミさんのためにお土産を買おうとするなど善人として描かれている(トックリは、前作でのタイヨウ達第一部隊が起こした不祥事のせいで下がったセレクト隊のイメージ回復のためだと思っている)。


  • トックリ

セレクト隊の副隊長。

手柄しか頭にないアワモリに苦言する苦労人。アワモリの妨害からイッキを助ける。

漫画版でも同じ性格だが、ロボロボ団のゴーフバレットによって町一帯が停電になった時にかなり危ない台詞を呟いた。


  • セレクトスリー

隊長のセレクトレッドこと『アタックティラノ』、司令塔のセレクトブルーこと『ランドブラキオ』、リーダーのセレクトイエローこと『エアプテラ』で構成されたセレクト隊のメダロット。

名前と機体の色が矛盾しているのはツッコんではいけない。

アワモリに命じられて度々イッキを妨害するが、勝った方が正義という理屈で、勝てば素直に道を譲ってくれる。


ロボロボ団編集

ロボロボ団のリーダー。炭酸プールが大好き。

使用メダロットは『ダークネスメイジ(カブトVer.)』『トリプルゴッツン(クワガタVer.)』。


ロボロボ団の幹部、紅一点。宝石やブランド物が大好き。

アリカルートだと初登場を飛ばされてしまう哀れな人。

使用メダロットは『ストンミラー(カブトVer.)』『サーキュリス(クワガタVer.)』。


ロボロボ団の幹部、幼児。幹部の中で結構頭がいい。

使用メダロットは『ジェントルハーツ』。


ロボロボ団の幹部、老人。子供が大嫌い。

使用メダロットは『ダッシュボタン(カブトVer.)』『アビスグレーター(クワガタVer.)』。


その他編集

メダロット博士に並ぶメダロット界の権威とされる博士。

ギャルにモテたいらしい。


メダロッ島のアトラクション「魔女の城」の案内役。


前作『メダロット』の主人公。

おみくじ町のコンビニでアルバイトをしている。

おつかいでレトルトカレーを買いに来たイッキにメダロットを買わせる。


前作にも登場したヒカルの幼馴染。

メダロット社でアルバイトをしている。


仮面をつけイッキをサポートする謎のメダロッター。

イッキはかっこいいと言っているが一部では変態扱いされている。


  • ママ

イッキの母親、アニメ版と違いイッキに厳しい。

パーツコレクションではロボトルも可能。


  • パパ

イッキの父親、快盗レトルトからメダルを渡され、それをイッキにプレゼントする。

パーツコレクションではロボトルも可能。


ロボトル協会公認レフェリー。

メダロッ島のビッグサイトにて、ロボトルやメダロードレースの審判を勤める。


  • カンちゃん

おどろ山で野良メダロット達と一緒に住んでいるお婆さん。

笑い声は不気味だが、山で迷子になったイッキを助けてくれる。


  • アワノ ハチロウ

アワノ財閥の御曹子。花園学園の生徒であり、コウジやカリンとは幼い頃からの友達。

イヤミな性格だが、コウジやカリン、ハチロウのクラスメイト達によると、以前はそんな性格ではなかったらしい。


  • マルガリータ

はるか昔の古代王国、コーダイン王国のお姫様。

人前ではしっかりしているように振る舞っているが、実は悪戯好きのワガママな性格。

家臣や住民達と共に、未来から召喚されてきたイッキを勇者と思い込んで慕っている。


  • ジョー・スイハン

アメリカ代表のメダロッター。

前作に登場したジャー・スイハンの息子で、日本語も堪能な礼儀正しい人物。


  • キール王子

南国の島ショーチュー王国の王寺で同国の代表メダロッター。

しかし、何をしゃべっているのか一切わからない。


  • スプモーニ

ロシア代表のメダロッター。

極寒のシベリア奥地出身のため非常に暑がり。


  • シャンデー

サングラスがトレードマークのアメリカ代表の褐色女性メダロッター。


  • テキーラ

ラテン系の国出身のメダロッター。

かなり強引で大会のステージ以外でも戦う事になる。


  • リョウ

辮髪のメダロッター。

「ビューティー・キッス」などいくつもの技を披露するが、どのような技なのかは不明。



名前付きのメダロットたち編集

  • ヤナギ

おどろ山の幽霊。

ある理由で、人を脅かしてはメダロットのパーツを奪っていた。


  • プース・カフェ

マルガリータの親友メダロット。パーツはNMR型ユートピアン

イタズラ好きでコーダインの人々を困らせていたため、マルガリータと離れ離れにされてしまう。


  • ウォッカ

ヘベレケ博士に拾われた野良メダロットたちのまとめ役。

非常に温厚で基地に侵入してきたイッキにも優しく接する。





その他、登場メダロット編集


メダロット弐CORE編集

本作をGBAでリメイクした作品。

2002年にコミックボンボン誌上にて限定販売された後、2003年に一般販売されている。


メダロットNavi以上にグラフィックが進化し、キャラクターやイベントシーンはアニメ風に描き直された他、一部のBGMがメダロット3の物になっている。

システム面もメダスナイプの導入やメダフォースが一部変更されていたりする。


2016年1月よりWiiUバーチャルコンソールにて、『カブトVer.』『クワガタVer.』ともに702円で配信されている。

メダロットG』同様、クリア後に条件を満たすとオリジナル版で通信を使い入手できるもう片方のバージョンのパーツ、メダルが入手できる。


関連タグ編集

コミックボンボン

メダロット


今作 → メダロット3

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