概要
たいじ型メダロット
ないたら たいへんでちゅよ
メダロット2に初登場した、天使の輪と翼を持つ赤ん坊を模した、BAY型メダロット。
メダロット2の隠しボスであり、ゴッドエンペラーに並ぶみんなのトラウマ。
製作者はロボロボ団がメダロット社に潜り込ませたスパイ(ミニハンドルとかくれた白衣の人)で、彼の台詞と、ゴッドエンペラーを倒されたヘベレケ博士の様子から見ると、ヘベレケ博士に内緒で製作していたと思われる。
メダロッ島にあるロボロボ団アジトのラボ(ゴッドエンペラーとの最終決戦を行った場所の上の部屋)にある大きなコンピューターを調べると、戦う事ができる。
しかし、開幕メダフォースMAX状態なのは当然として、ゴッドエンペラーを僚機として連れている事と、混乱やフォース制御といった嫌らしい能力、強力なメダフォース『アズミレーション』と『テイクオーバー』、浮遊型にあるまじき超機動と装甲と、ゴッドエンペラーより遥かに手強い。
本来はクリア後に戦うボスなのだが(攻略本でもクリア後で戦えるボスのように説明している)、あろうことかこのプリミティベビー、ゴッドエンペラー戦の直後でも戦える。
ゴッドエンペラーとの死闘の果てに勝つ事ができ、安心して無防備にあちこち調べた途端、こいつと遭遇し虚しく散ったメダロッターもいるだろう。
……セーブし忘れてもう一度ゴッドエンペラー戦からやり直しになったりしたら、心が折れても仕方がない。
しかし、彼を製作したスパイはゴッドエンペラーに細工をして暴走させたり、最終決戦後もさほど反省した様子を見せないが、彼の目の前でプリミティベビーを倒すと激しく取り乱して一泡吹かせる事ができるので、ゴッドエンペラー戦後に挑む価値はあるだろう。もちろん、挑む前にセーブするのを忘れずに。
なお、メダロット弐COREでは、倒すと彼のパーツ一式を手に入れられる。
性能
- 頭部 フラクチャー
そのほか行動 フォース制御
メダフォースを使えなくしたり、使えるようにしたりできる。
- 右腕 パストタッチ
そのほか行動 混乱
同士討ちや、体勢が崩れたところにゴッドエンペラーが蹂躙など、洒落にならない。
- 左腕 パストフィール
そのほか行動 補助チャージ
対象の移動スピードを上げる。ゴッドエンペラーがものすごいスピードで迫ってきたら、恐怖でしかない。
- 脚部 アンビリカル
浮遊
浮遊パーツなのに、飛行・潜水並みの機動力ってどういうことなの?
アニメ版
ヘベレケ博士が乗り込む巨大ロボットとして登場。アニメにおける事実上のラスボスである。以前巨大ゴッドエンペラーが出てきたから、今更ツッコミは無しだぜベイビー。
これに対抗してメダロット博士はジャイアントメタビーを用意し、メタビー達がそれに乗り込んで立ち向かう事となった。
メダロットR
ラストバトルでカテキンが使用する機体として登場。
ただし、本作の仕様上、メダロット2より楽だったりする。
メダロット3
アースモールのメダル発電所で、エネルギーを溜め込んで巨大化した状態で登場する。イッキが彼の事を知っている事から、メダロット2で彼と戦った時系列と思われる。
ビリジアナに唆されたロボロボ団によって暴走し、アースモールが崩壊しそうになる。
しかし、元子守りメダロットであるコガネのメダルを装填したカリンのスィーカマーの子守唄で大人しくなり、一連の事件で心を入れ換えたセセリによってメダル発電所は停止し、プリミティベビーも元に戻れたようである。
メダロット3内では彼のパーツは実装されないが、パーツコレクションで別の機体を使ってロボトルする事ができる。
本編で助けてくれた恩があるためか、可愛く戯れてくる。
メダロット4
クワガタバージョンのみ、メダプライズの景品として登場する。
弱体化したものの、それでも裏ボスに相応しい性能を持つ。
余談
その姿は、漫画版ヒカル編に登場したマザーメダロットや、メダロット博士がかつて製作したメダロット試作0号機に似ている。
メダロット4に登場するグレインは、漫画版では試作0号機を元に製作されており、両者とも目付きがそっくりな印象を受ける。