へっ、役立たずのおいら達に出来ることって、こんなことしかないからな。
概要
CV:山崎樹範
メダロットシリーズ『イッキ編』における
悪ガキ3人組スクリューズ2番目のメダロッターである。(アニメ版では3番目である)
ゲームや漫画ではそれなりに強いらしいが、アニメではかわいそうなほどヘタレである。
理由としては、射撃タイプのシアン(ブルース)ドッグに格闘が得意な「サルメダル」を入れているためである。
これは能力面の相性以外にもメダルとパーツが文字通り「犬猿の仲」というシャレでもある。
意外にも女性に対する免疫は強く、イッキ達が対戦相手の女性チームに骨抜きにされた際は冷静に相手チームのお色気作戦を分析・解説している(しかもわざわざグッズまで用意して解説している)。
しかし当人はキクヒメ達からの疑問(ツッコミ)に対して「男には触れられたくない過去がある」として回答を拒否している。
もっとも、あるチーム戦では、相手チームの実力派メダロット相手に捨て身の行動を行い、二機まとめて道連れにするという快挙も成し遂げたこともある。
ゲーム版ではハッカーとしての才能があり、イッキのロボロボ団の基地侵入をサポートしてくれるなど頼もしい一面が見られる。
愛機のブルースドッグには相性の良いカブトメダルを入れている(「3」ではアニメからの逆輸入でサルメダルを入れていたことになっていたが、エレクトラに消されてしまった)。
メダロットBRAVEでもこの能力を活かして事件解決に大きく貢献している。
7ではクリア後のお楽しみ要素メダリンクで登場。機械関係で仕事に就いたのか白衣を着た青年姿で登場した。
愛機
漫画版2は一貫してシアンドッグ。
アニメ版無印では前半はシアンドッグ、後半にブルースドッグに換装し、魂でもそのまま。
ゲーム版は、2は一貫してブルースドッグ。弐COREでは僚機にヒパクリトを引き連れている。
3では犬型の後継機種パープルカーラー。後々リーダー機としてストレイウォルフ、僚機にプレミアム2Kが加わる。
7ではビーストマスターの腕を付けたコバルトセッターというとんでもないモノをリーダーに、僚機にブルースドッグを置いている。
その他、ゲーム版3ではランダムに「ノミン」のパーツが混じる。犬の身体についたノミのイメージだろうか…?
アニメではメダルとパーツの相性の悪さに気付いたイッキから「タラバクラバ」の右腕を借りた事がある。
余談
実際にサルメダルをブルースドッグに積むとどうなるのか
サルメダルが実際に登場する「2」と「S」で考えた場合、2では「苦労はするが戦えるように出来る」Sは「どうやっても戦力にならない」と言ったところ。
2では仕様上、メダルは全ての熟練度枠を持っており初期値が0でも使い続ければ熟練度99まで鍛えることが可能。
サルメダルの初期熟練度は「まもる」「そのほか」以外は0なので最初は苦労するだろうが、繰り返しパーツを使わせて鍛えれば「うつ」「ねらいうち」99も不可能ではない。
ただし、パーツ属性との相性が合わないのは言うまでもないので、相性ボーナスは得られない。
Sは旧作と仕様が違い、メダルは3種類のスキルを持ち、それ以外のスキルを鍛えることは出来ない。
サルメダルは「かくとう」「しかける」「たすける」の熟練度を持つが、「しゃげき」を持たないのでブルースドッグではどうやっても戦えない。
なお、得意脚部に二脚が設定されているため脚部パーツだけなら使える。ブルースドッグの脚部特性は射撃用なので意味は無いが…
もっとも、実際のゲーム版はしっかり射撃パーツに相性のいいメダルを入れており、サルメダルの件はアニメのみの設定である。