概要
容姿と特徴
犬がモチーフの青いメダロット。形式番号はDOG-00。
犬がモチーフなのだが、洗練されたシャープなデザインは新型のメダロットが販売されていても根強い人気を持っている。
装備は扱いやすいライフル系の武器で纏められており、序盤~終盤まで活躍できるほどの能力を秘めている。
各パーツと各々の機能
頭部パーツ | リニアカノン | ライフル弾を発射し相手メダロットに攻撃 |
---|---|---|
右腕パーツ | スナイプライフル | ライフル弾を発射し相手メダロットに攻撃 |
左腕パーツ | アサルトライフル | ライフル弾を発射し相手メダロットに攻撃 |
脚部パーツ | ジュウザー | 推進システム。装備すると人型のグラフィックになる |
各作品でのシアンドッグ
ゲーム版
初代メダロット
初代メダロットにて悪ガキ三人組の一人、ヤンマが愛用するメダロットとして登場。イエロータートルはクボタ、マゼンタキャットはイセキが使用する。
ゲーム版メダロットにおいて最初に戦う記念すべき相手である。
左腕パーツの威力が高いため、カブトVer.ではメタビーのサブマシンガンの代わりになることも。
メダロット2
作中では登場しないが、メダロット1からパーツを送ることができる。
イワノイが愛機として後継機のブルースドッグを使用する。
メダロット弐CORE
メダロット2のリメイク版。
下記のアニメ版の影響を受けてかイワノイの愛機になった。
ブルースドッグは野生の野良メダロットが使用し、ショップでも購入可能。シアンドッグよりも成功率が高いが威力が劣る調整がされている。
メダロットR
大会やメダリンクに登場するハスケが使用。
メダロット4
カメヤマ小男子メダロット部の鮫島刃助が使用する。
残念ながらマゼンタキャット、イエロータートルは今作には登場しない。
カスタム機ゆえ、後継機のパープルカーラーに負けない性能を誇り、特に両腕の成功値は勝っている。
メダロットNavi
4同様、エンディング後にゲストとして登場するハスケが使用。
デザインは後述の漫画「メダロッターりんたろう!」などのいわゆる藤岡版である。
肝心の性能はというと、装甲が低い代わりに素早い射撃を備えた低燃費型。
正直、バケモノメダチェンジ機だらけのNAVIにおいて、クリア後に手に入っても今さら……といった初心者向け性能だが、ハスケ自身のレベルが高いのでMFを溜めつつクリティカルを連発してくれる。パーツは旧式だが実力は高いベテラン機。
マゼンタキャット、イエロータートルは宝箱から入手可能。
メダロット8
ダウンロードコンテンツの追加イベント③にて入手できるメダロットとしてスミロドナッド、ウォーバニット、ニオーヘイコーと共に登場。
これらの他にガンノウズ、サンジューロともロボトルできるが、DLCのパーツではないためすれちがい通信でも入手できる。
メダロット9
メダロット研究部のショウヘイが使用するメダロットとして登場。
漫画版
メダロット
ゲーム版同様ヤンマが使用し、ゲーム版同様ヒカルのメタビーの最初の相手。左腕を機能停止していたイエロータートル(相棒のカメロボくん)の物に換装し、つくりかけのメタビーを苦しめる。
終盤、頭部パーツ「リニアカノン」のギミックが披露されているが、このギミックは後のメダロット7でブルースドッグに受け継がれ、メダロット8以降のシアンドッグにも再現されている。
メダロット2
イワノイが使用、名前はバルト、頭部の稲妻マークはアニメ、ゲーム版とも違うものになっている。
キクヒメのペッパーキャット、カガミヤマのキースタートルと共に、イッキのメタビー、アリカのブラスと互いの4パーツ全部(シアンドッグ一式とメタルビートル一式)をかけてロボトルをした。
このロボトルに勝利したイッキとメタビーはこのシアンドッグを使うようになるが「元のパーツが一番いい」と元のメタルビートルに戻している。
メダロッターりんたろう!・メダロットR
男子メダロット部部長『鮫島刃助』の相棒「ドギー」として登場。
厳密には「シアンドッグ2015」と呼ばれるマイナーチェンジ版であり、デザインもやや異なる。頭部にはパーソナルマークである「ダルダルマーク」が描かれている。
メダロッター甲子園で幾多のメダロッターとの戦いを潜り抜けるが、Xメダルで起動したブラックメイルに取り込まれてしまった。
余談だが、漫画版メダロットガールズミッションに登場する鶴来一子のブルースドッグも「ドギー」という名前である。
アニメ版
メダロット
イワノイの相棒として登場。
原作のメダロット2ではブルースドッグを使用していたが、アニメではシアンドッグを使用。
射撃パーツと相性が悪いサルメダルであったために戦績が悪く、一時期はロボトルランキング最下位になってしまったほど敗戦回数が多い。一方で、メダロット博士やロッカーズの菊千代が使用した際にはいずれも見違える動きを見せているため、メダルとパーツの相性以上にメダロッターであるイワノイにも原因がある。
アニメに登場するメダロットで最弱と言っても過言ではないが、その弱さを克服するための話がいくつか用意されているなど、実は出演数では優遇されている。
第1話から登場するが、30話にてボディが大破したため、後継機のブルースドッグに換装する。
ちなみに、本アニメには『メダロッターりんたろう』のシアンドッグ使いであるハスケ&ドギーが1話だけカメオ出演している。
立体物
コトブキヤよりメダロット・プラキットシリーズ第5弾として発売。
他のプラキット同様、他のメダロットとパーツを換装して遊べるほか、メダル(アニメ版の設定を反映してサルメダル)やライフルエフェクト、射出できる弾丸や台詞などが付属している。
ランナー単位の色分け及びタンポ印刷により未塗装でもほぼ設定通りの色分けになるが、両腕の黄色いラインと両足の穴のみは塗装が必要となる。
ちなみに同シリーズのラインナップにおいて2022年1月発売のクロスメサイアが発表されるまではKBTでもKWGでもない唯一の機体であった。
関連イラスト
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ブルースドッグ……『メダロット2』に登場したDOG型メダロットの後継機。