曖昧さ回避
- 『メダロット』シリーズに登場する機体。本稿で解説。
- 『オウガバトル』シリーズでのクラスの一つ
- 『聖剣伝説3』のモンスター
- 『テイルズオブファンタジア』のモンスター
- 『スターオーシャン セカンドストーリー』の敵キャラ → ビーストマスター(SO2)
- 『GETBACKERS』の登場人物である冬木士度の二つ名。
- 『Wizardry#6 禁断の魔筆』で入手できる剣
- 株式会社シマノの電動リール(釣り具)
概要
男型のWEA型メダロット。「獣の王」とも呼ばれる兵器型メダロット。
ロボロボ団が作り出した最終兵器。初代『メダロット』のラスボスとして登場。
そしてなぜか一般に販売されている(アニメ版では「一般販売されているのはスペックを抑えた調整型」という設定が作中で語られており、ロボロボ団はあまりにも強力すぎて販売できなかった試作タイプを投入した)。
開閉可能で凶暴さを覗かせる顎、無骨な実弾重火器のような兵器が搭載された両腕とコードで埋め尽くされた脚部が特徴。
この機体を改良した後継機としてゴッドエンペラーが存在する。
「メダロット2」では脚部パーツのグラフィックが残念なことに・・・。
「メダロット7」では月帝国の迎撃システムとして登場。四角い台座の上に脚部のコードが固定され、固定砲台のような姿をしている。これでは動けないと思いきや、回避や格闘パーツを付けての攻撃ではコードを動かしたり伸ばしたりして行動する。
装甲はさほど高くなく、能力値の割に攻撃力もそれほどでもないため、意外と強くなかったりする。
トラウマ的要素があるのはこの機体が暴れ回る漫画版『メダロット』の方である。
獣のような咆哮を上げたり、味方のメダロットを食ったりとやりたい放題のビーストマスターだが、
決して某汎用人型決戦兵器人造人間ではない(なお、メダロットSにて本当にこれをモチーフにしたメダロットが出て来てしまった)。
ただ最期に主人であるタイフーンを倒壊するセレクトビルから守ったりと単純に本能だけで動いてるだけではないようではあった(ある意味、『主人に忠実であり続けただけ』だったのかもしれない)。続くイッキ編でもすでに量産されているらしくコンビニで買えるとのこと。ただマニアのメダロットのファンの間ではキナ臭い噂があるなどかつての事実を払拭されたわけではないようだ。
ゲーム版メダロットのメダロット9にも登場、同時にスクラップ版である「びーすとだすたー」も登場。詳細は下記。
メダロットSにも登場。
今作ではスパゲティのデザインがとぐろを巻いたようなコードの塊となっており、移動する際は車両系に近い滑るような挙動で移動する。
リリース当初はプレイヤーは入手できず、ラスボスの取り巻きとして顔見せ。ラスボスと共に圧倒的な火力を叩き込んでくる。後に期間限定ガチャが登場し、「初代ラスボス参戦」の謳い文句を掲げプレイヤーも入手可能に。
デスビームの攻撃特性がハイパービーム(貫通、チャージゲージ一定以上で威力2倍。パーツランク5にするとフルチャージで3倍)に。デスボム共々威力の値が凄まじく、回数無制限にあるまじき破壊力を発揮。
スパゲティは見違えるほどの高性能に。充冷がやや低めのはずの多脚でありながら二脚の次点クラスの充冷、装甲と射撃耐性に至っては戦車並。元祖WEA型として貫禄ある姿を見せてくれる。
弱点はHv3機体共通の重力属性と、低い回避による状態異常耐性の低さ。Hv3機体であるため脚部を破壊されると目に見えて充填、冷却速度が大幅に低下する。また、ブレイクやプレスといったHvパーツの数に応じて威力が上がる攻撃も大ダメージを受ける。
射撃ガードも有効だが、前述のラスボス戦ではラスボスが時折デストロイをぶっ放すので足止めを忘れずに。
プレイヤーが使用する際は、弱点をうまく味方のメダロットなどでカバーすれば圧倒的パワーで大暴れしてくれる。まさにラスボスに相応しい性能となっている。
びーすとだすたーもリリース当初よりフレンドガチャ、コンビニなどで入手可能。脚部は論外として、他パーツは本家に劣りつつもやはり高い火力が魅力。また、腕部は本家と違う攻撃特性を持つ。
能力値(初出時)
頭部 | デスブラスト | WEA-01 | |||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
装甲 | 成功 | 威力 | 回数 | 能力 | 行動 | 効果 | |
60 | 16 | 30◎ | 5 | 重力 | ねらいうち | プレス | |
右腕 | デスボム | WEA-02 | |||||
装甲 | 成功 | 威力 | 充填 | 熱量 | 能力 | 行動 | 効果 |
30 | 12 | 30◎ | 16 | 6 | 火薬 | ねらいうち | ナパーム |
左腕 | デスビーム | WEA-03 | |||||
装甲 | 成功 | 威力 | 充填 | 熱量 | 能力 | 行動 | 効果 |
30 | 14 | 40 | 14 | 16 | 光学 | ねらいうち | ビーム |
脚部 | スパゲティ | WEA-04 | |||||
装甲 | 推進 | 機動 | 格闘 | 射撃 | 索敵 | 能力 | タイプ |
40 | 35 | 45 | 22 | 8 | 0 | 射撃 | 多脚 |
関連企画
関連イラスト
よく似たガラクタ・びーすとだすたー
部位 | パーツ名 | スキル | 行動 |
---|---|---|---|
頭部 | ですぶらすと | しゃげき | プレス |
右腕 | ですれーざー | しゃげき | レーザー |
左腕 | ですぼむ | しゃげき | ミサイル |
脚部 | すぱげてー | 特性なし | 多脚 |
メダロット9に登場したGRA型メダロット。WEA型…兵器型ではなくガラクタ型。
ゲーム開始してすぐに訪れるジャンク置き場の最奥で戦うことになる。
こんな早期にビーストマスターなんて強敵と戦うのか!?…と過去作経験者を驚かせる、いわゆる出落ち要員。
全体的なシルエットこそビーストマスターだが、よく見るとスノーフェンリル・クローテングー等、数体の類似部品で継ぎ接ぎしている。
さらに左右腕はビーストマスターですらなくゴッドエンペラーの腕。しかも左右が逆。名前もなんかおかしい。
極めつけは脚部、ケーブルを乱雑に詰め込んだそこらへんの箱という有様。
そのスクラップ具合は性能にも現れてしまっており、特に脚部がヤバい。
ただの箱にロボトルは荷が重すぎたのか、初出の9では脚部特性が無い唯一のパーツ。さらにはヘヴィリミットが0。
頭部と両腕はヘヴィパーツなので当然超過し、純正で使うと物凄く遅い。
火力は本家に負けないものを持っているため、ちゃんとした脚部に載せてやればそれっぽく活躍できる...かも。
尚コイツは9では妙にレアな敵になっており、戦闘チャンスは上記の1回のみ。1戦闘あたりのパーツ入手数も1コなので、一式揃えるには4週必要と手間がかかる。がらくたのくせに…
余談だが、ゴッドエンペラーにコイツの両腕をつけると、メダロットNaviの「ゴッドエンペラーの両腕グラフィックが逆になっている」というミスを再現出来てしまう。