概要
しかし従来のWEA型と違い敵として戦う機会は無く、クリア後に特定ブロックのある場所を調べる事で各部位が入手可能な機体となっている。その為クリア後のお楽しみ機体と言うWEA型としては珍しい位置付けになっている。
漫画版ではロボトルリサーチ社の最終兵器として開発されたメダロットであり、劇中では「獣王」と呼ばれる。
月へ向かうシャトルへ乗り込もうとするクワガタバイザンの前に立ちふさがりその火力で圧倒するも激戦でボロボロとなり、最期は月面にて機能停止した。
性能
前世代のWEA型メダロットであるゴッドエンペラーと比較すると火力面や装甲面で見劣る為、その火力は圧倒的とは言いづらい。
しかし、その反面APや射程、行動面の見直し等の汎用性の強化によりこの機体もまたWEA型に相応しい独自の強さを手に入れている。
まずAP面の改善だが、右腕ミサイルのAPはゴッドエンペラーの24に対し此方は18、左腕レーザーに至ってはあちらが33に対し此方は23と大きく開きがある。余程メダルのレベルを上げないとまともに扱えないゴッドエンペラーと違い、イマジンカイザーは低レベルのメダルでもジェネレーターの供給も合わせれば十分に攻撃を仕掛けられる。
加えて、射程はいずれの武装も6以上あり、特に左腕は何と9の長射程。自軍のジェネレーター上からでも前衛の敵メダロットを狙撃出来てしまう。
そして全ての行動が「ねらいうち」となっている。回避不能となる為ゴッドエンペラーから低下した装甲の問題もあり、集中砲火を受けるとあっけなく落ちる欠点はあるものの、特に頭部のブレイク攻撃は特性、ねらいうちによるクリティカル補正もあり相性の良い「ビークル」メダルを装備してカイザーブレイクを使えば素撃ちでもガンガンクリティカルが入る。
総じて、「扱いやすく火力も中々出せる」と言う汎用性に重きを置いた優れた攻撃機となっている。
2021年、メダロットSに20年ぶりとなる再登場を果たした。
メダロットSでは、他のWEA型メダロットが脚部を選ぶHvパーツばかりで構成されている中、本機は頭部を除き非Hvパーツで装備しやすくなっており、原作での取り回しの良さが違った形で表現されている。
頭部の行動は敵の全パーツにダメージを与え、敵の装備したHvパーツが多いほどダメージが増える「ワイドブレイク」、右腕は近年は全体攻撃となっているミサイルではなく原作のミサイルに近い効果の「ハイパーミサイル」に変更された。
また、脚部特性として「バレットレイン」を獲得。自分より装備した射撃パーツの数が少ない相手に対して攻撃した際に威力、成功が底上げされる。
能力値
頭部 | カイザーブレイク | WEA-01NF | ||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
装甲 | 成功 | 威力 | 回数 | 属性 | 行動 | 特性 | 射程 | 対象 |
40 | 63 | 21◎ | 6 | 威力 | ねらいうち | ブレイク | 2~6 | 敵1体 |
右腕 | カイザーミサイル | WEA-02NF | ||||||
装甲 | 成功 | 威力 | AP | 属性 | 行動 | 特性 | 射程 | 対象 |
30 | 29 | 17◎ | 18 | 威力 | ねらいうち | ミサイル | 3~7 | 敵1体 |
左腕 | カイザーレーザー | WEA-03NF | ||||||
装甲 | 成功 | 威力 | AP | 属性 | 行動 | 特性 | 射程 | 対象 |
30 | 14 | 29◎ | 23 | 威力 | ねらいうち | レーザー | 4~9 | 敵1体 |
脚部 | カイザーシート | WEA-04NF | ||||||
装甲 | 推進 | 機動 | 防御 | 近接 | 遠隔 | 属性 | タイプ | |
45 | 22 | 36 | 38 | 12 | 9 | 威力 | 多脚 |
関連タグ
ゴッドエンペラー:2代目のWEA型。