概要
GB用ソフト初代「メダロット」から登場する悪魔型のメダロット。
型番はDVL00。
ちなみに目に見える部分はネジで本物の目は口の中。
初代では隠しボス、裏ボス的な立ち位置の「オオカミ男」が使う。
本機は「ゴースト」攻撃と呼ばれる特殊な攻撃方法を持っている。
頭の使用回数は一回だが威力99という初代最強の攻撃力を誇る。(その火力は、一撃で相手のメダロットを半壊させる。そのうえ装甲も高めで倒すのが難しい。)
反面、両腕は高威力だが発動まで時間がかかるので、対処が可能。
火力のインフレの激しいメダロットRに至っては相手を一撃で粉砕する事が日常茶飯事レベルで出来るというデストロイ使い涙目状態である。
何故か「2」以降「7」になるまで、高威力のハンマー攻撃に変更された事がある。
最新作メダロットSにも期間限定ガチャで登場。
実装時に高難易度の対ブラックメイル戦が行えるクエストが期間限定で登場し、その中には後述のアニメ版を再現した構成(ヘルフェニックスとブラックメイル2体、一体だけデスボムを装備)のブラックメイルが登場する。
コミック版メダロットでは
ヒールエンジェルと共にメダロット社が内戦国の民間人護衛用に、兵器として開発した【特別なメダロット】として登場。
ヒカル達との最終決戦でタイヨウのメダロットとしてビーストマスター、ヒールエンジェルと共に戦闘に出る。圧倒的な攻撃力でメタビーたちを苦戦させた一方で、海外製であることが仇となり、タイヨウの日本語による指示を一切受け付けず、終始暴走していた。最終的にビーストマスターと繋がる装置に攻撃してしまったことが原因で捕食されてしまう。
「2」では世界限定666体で一般販売されたことが語られている。
こちらでもイッキのメタビーとロボトルしたが、メダルのレベルが低かったせいか大したダメージも与えられずに倒されている。
アニメ版メダロットでは
まさかの第1話にて、子供を標的に3対1の真剣ロボトルを強要するメダロット狩り集団、ロッカーズのメダロットとして登場。
TESSHI(青髪のギター担当)、オーメン(金髪モヒカンのトライアングル担当)がそれぞれ使用しており、TESSHI機はイワノイから奪ったデスボムを装備しているのが特徴。
起動しない無抵抗のメタビーに対し、リーダーである菊千代のヘルフェニックスと共に一方的な攻撃を加え続けた。しかし、土壇場で起動したメタビーのサブマシンガンでTESSHI機がダウンし、続くオーメン機もヘルフェニックスと共に殴り飛ばされて敗北した。
3対1と非常に有利な状況だったにもかかわらず、第1話でメタビーにかませ犬同然に倒された事は、漫画及びゲームのブラックメイルを知るメダロッターたちの間で語り草となっているが、実は第1話における敗因はリーダー機の機能停止であり、2体のブラックメイルが機能停止したという描写自体はなかったりする(少なくともTESSHI機は、ロボトル終盤に菊千代から「お前ら俺の盾になれ」と言われているため、実は生き残っていた)。
第30話でもロッカーズとともに再登場しているが、彼らの卑劣な行動がメタビーのメダフォースを発動させてしまい、一撃で倒された。
メダロット魂でもデスメダロットに憧れる子供が使用しているが、謎のメダロッターが操るドークスに難なく返り討ちにされているため、アニメではゲーム・漫画ほど強力なメダロットではない、あるいは使い手に恵まれなかったと言える。
実際、魂のブラックメイルが弱かったのは未熟なメダロッターの方に原因があったのだが、一方でロッカーズはイワノイのシアンドッグでメタビーに善戦できるレベルの実力者であったため、ブラックメイルが弱いのではなくメタビーが強すぎたのだと考えられる。
余談
実は初期はブラックメールという表記揺れが混在していた時期があった。『1』においてはゲーム内では「メイル」なのに攻略本では「メール」とかなり混乱を呼んでいたが、現在では「メイル」で統一されている模様。