概要
メダロット発売当初に開発された旧世代のクワガタムシ型メダロット。
格闘系の攻撃を得意とするバランスのとれた機体。
メダロットシリーズを代表するKWG型メダロット。(正確にはクワガタメダルに付けられた名前)
メタビーとは兄弟機ながらあらゆる点で対照的であり、
「装甲と射撃で打ち負かす」のがメタビーならば、
「躱して一撃を叩き込む」のがロクショウ。まさに典型的格闘型メダロットである。
機体そのものの名称は「ヘッドシザース」だが、後に機体名もロクショウに統一される。
この辺の経緯はメタビーと一緒。
機体概要
パーツ部位 | パーツ名称 | 性能・タイプ |
---|---|---|
頭部パーツ | アンテナ | 索敵 |
右腕パーツ | チャンバラソード | ソード |
左腕パーツ | ピコペコハンマー | ハンマー |
脚部パーツ | タタッカー | 二脚タイプ |
頭部のアンテナで命中率とクリティカル率を高め、攻撃の出が早く命中率の高いチャンバラソードと威力が高いが隙の大きいピコペコハンマーを使い分けていく基本的な格闘型の機体。
回避率も高いのでよく敵の攻撃を回避するが、絶対命中のミサイル・ナパームやがむしゃら行動の後に攻撃を叩きこまれるとクリティカルになるので過信は禁物。
またメタビーと違い、両腕を破壊されるとメダフォース以外の攻撃が出来なくなるのも難点。
初代では純正ではメダルと頭部パーツの相性が悪く、さらに最強クラスのハンマー攻撃頭部「トランプル」が最初のコンビニで売っていることから、頭だけゾウのロクショウがカスタマイズの鉄板となった。相性以外に理由があるとすればロクショウは両腕を失うと攻撃手段がなくなるためロクショウ一体しかない序盤ではどうしてもトランプルが優先せざる得ないのである。それでも防御できない『なぐる』攻撃になるため頭部に当たってしまったら悲劇的になるのは変わらないのであるが。
結果、クワガタバージョンはゾウバージョンと揶揄される羽目に。
カスタマイズの結果優秀な頭部だけが残ることになりがちなメタビーとはある意味対照的である。
2以降では純正でも勝てるようにいろいろと改善している。
ゲーム版
ゲームではメタビーと並んで幾度もパッケージを飾り、主役機として活躍している。
後継機のKWG型が登場してもその人気は健在であり、何度も繰り返し主役機として抜擢されている。
アニメ版
名乗るほどの者では……ない。
CV:篠原功
マスターを持たない流れ者のメダロットとして登場。アニメ版においてヘッドシザースと言う機種はメダロット黎明期に少数だけ発売されたものの何故かカタログや図鑑に掲載されておらず、正体不明のメダロットと扱われていたがヘベレケはその存在を知っていた。
ボロマントを羽織ったロボットというビジュアルにしびれた人も多いはず。
メタビーと同じく「レアメダル」搭載機であり、劇中で初めて「メダフォース」を使用した。
ロボなのに声が渋い。
漫画版(著:ほるまりん)
ヒカルがメダロット研究所でメダロット実験に協力した際、ロボトルの相手として登場した。
登場時はメダロット博士がマスターだったようだが、節原源五郎博士に仕えていた過去があり、その記憶は失われている。
本名はヨウハク。記憶を取り戻して魔の十日間以降、メダロッターがいないノラメダロットとなってからは節原博士の作品であるバートンとダニーと共に放浪の旅をしている。
2編でイッキのメタビーをヒカルのメタビーと誤解したりビーストマスター相手に暴れたりした。
すすたけ村編では物語の終わりに登場。
こう見えてコミカルな所があって番外編でセキゾーに捕まった際は頭部パーツを髪型にみたせて難を逃れている。
博士の2大研究のひとつ「スラフシステム」の試作型が搭載されている。
初期の語尾は「ござる」だった。
漫画版DSではコンビニのお兄さんの友人のマカイロドウスの「ろのじ」として登場。