概要
今では真似すると危険だとかですっかり学校では見なくなった、二宮金次郎像を模したGLM型メダロット。
何とも言えない見た目だが、装甲は硬く、頭や薪を模した肩からミサイルを発射する。
ゲームではモデルがモデルだけに学校に現れ、図書館の本を勝手に持ち出しては屋上で読書していた。
性能
- 頭部 せんしゃミサイル
うつ行動 ミサイル
- 右腕 ホーミング
うつ行動 ミサイル
- 左腕 グレネード
ねらいうち行動 ミサイル
- 脚部 ブロックタンク
戦車
劇中の活躍
漫画版では、とある廃校に住み着くメダロットとして登場。
廃校になる前は生徒の面倒を見ていたのだが、生徒も教師もいなくなり、寂しさのあまり学校で飼われていたカラスを利用して、メタビー(ヒカル機)やロクショウを含めたメダロット達をメダロッチごと誘拐し、椅子に縛り付けて授業を行っていた。
時計機能が壊れているので真夜中に授業をしており、拐われたメダロット達はソーラーシステムとオートマチック・ジェネレーターが使えないのでエネルギー不足になっていた。
台詞は記号になっていて解読できないが、授業中に冗談を口走るユーモアを持っている。ただし、教師としてかなり厳しく、私語をするとチョークを投げつけてきたり、メタビーの角を校則違反と見なして切ろうとした。
(ロクショウも角があるが、咄嗟におさげ扱いして回避した。……それでいいのか、お前)
その後、事情を知って彼に同情して学校ごっこを続けようとするロクショウと、そんな同情する方が残酷だと否定するメタビーの喧嘩を見て、カラスを介してお礼を言い、全身からミサイルを掃射してメタビーとロクショウを機能停止させる(ちなみにこの2体、ビーストマスター戦に勝ち残った機体である)。
その後、カラスを使ってメダロットとメダロッチを元の持ち主に返し、その様子を涙を浮かべながら見送っていた。
後日、コールド宅配便でカラスと共にアガタ家に上がり込み、ヒカルのメダロットとなる。
(それを知ったロクショウは「なんか同情して損した気分でござる」と呆れていた)
ヒカルによって『食太郎』と名付けられ、メダフォースで暴走したメタビー(イッキ機)を止めるために現れ、せんしゃミサイルでスプリンクラーを破壊し、水を浴びせて止めた。
快盗レトルトの時にも紙袋を被って2号機として活動し、隠蔽パーツを装備した1号機が撹乱し、その隙に攻撃する。
アニメでは『負け知らずの伝説のメダロッター』に勝負を挑もうと花園学園に忍び込んだキクジマ学園の生徒エダマメ少年の愛機として登場する。
花園学園に潜入したはいいが無駄に広すぎる敷地内で迷子になった挙げ句に罠にかかり、通りかかったイッキを『伝説のメダロッター』と勘違いして話も聞かずに掴みかかり、辛口コウジに惨敗する有り様だった(しかも、ロボトルルール通りにパーツを渡そうとするが、すでに持っているからいらないと突き放された)。
その後、こりずに『伝説のメダロッター』を探すために純米カリンを誘拐して誘き出そうとするが、花園学園の全生徒の逆鱗に触れ、リンチされそうになる。
最後はカリンのセントナースの癒しの力の前に戦意喪失し、結局『伝説のメダロッター』の正体がカリンだと知り、愕然する。
他の媒体での登場
メダロット弐COREで出演したのを最後にしばらく登場しなかったが、メダロット9にて港町にいる用務員の愛機として再登場する。
頭部のせんしゃミサイルがクロスファイア性能を持つヘヴィパーツとなり、ミサイルが必中+全パーツ攻撃になった。
さらに、脚部特性の『コンテニュアルP』によって、攻撃する度に充填・冷却性能が上がる事により、硬い装甲も相まって長期戦になればなるほど有利になる。