概要
読者参加メダロット開発計画「X計画」によって生み出されたオオクワガタメダロットである。
初出は漫画版「メダロットR」で、「X計画」をハックした鮟蔵具左衛門によってナエに開発依頼されたメダロットとして登場した。
アニメ版「メダロット魂」では、マイズルが開発したテスト機として登場。最初はユウヅルがテストとしてドンドグーのメダルを使いそのスペックに驚愕している。その後、コクリュウが使ったブロッソメイルの強襲でメタビーとユニトリスが大ダメージを負う(コクリュウはその後撤退)。メダロット博士の判断でロボトル大会は同時優勝を宣言するが、イッキが「このロボトルはギンカイの方が優勢であんなので優勝されたらメタビーに怒られる」と素直に負けを認め大会の商品としてアークビートルダッシュとともにもらうが、ユニトリスは修理不可となってしまいショックを受けたギンカイの前に謎のメダロッター(大空ユウヅル)そしてギンカイはティレルビートルを謎のメダロッター(大空ユウヅル)が現れ過去を話す。そしてコクリュウと完全に決別のため勝負を挑むも、ブロッソメイルに苦戦。その時、どークスが加勢に入り戦いに加わるがブロッソメイルのパワーにかなわずどークスは機能停止。コクリュウがメダルの破壊を行うがギリギリドークスのメダルを回収、ユウヅルはティレルを借りるよう頼む。最初ギンカイは拒むがユウヅルは「これはロボトルじゃない。命を懸けた化け物退治だ!!」と説得を受けティレル用のメダロッチを与えドークスのメダルをティレルに入れ起動、最終的にマスタービートルに合体してブロッソメイルを倒す。その後、絆を取り戻した礼としてティレルを彼に渡す。それ以降はテストに使ったドンドグーのメダルを与え行動しており正体がばれた後も最後まで愛用している。
ゲーム版では、「メダロット4」と「メダロット・navi」、そして「メダロット8」以降の作品に登場している。
レクリスモードはR及び4では飛行タイプ、8以降では車両タイプとなっている。
変形前は両腕のビームソードを叩き込む格闘型だが変形すると火薬・重力・光学属性の射撃を備えた射撃型になるという変わった特性を持つため、メダルの育成及び運用には工夫が必要。
アークビートルと対になるプロトタイプとして、ティタンビートルが存在する。こちらは非変形でノーマルなソードの使い手だが、頭部に防御と回避を封じてクリティカルを確定させる症状格闘のデスロックを備えている。ティレルの大顎が両肩に付いているのに対し、ティタンの大顎は頭胸部に付いている。
余談
「ティレル」の名称は実在の6輪F1マシンであるティレルP34から取っていると思われ、変形時の6輪車という特徴と青色の機体色が共通している。