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概要

夏休みにギンジョウ町に引っ越してその後天領イッキの友達になった。ピクシブではユウヅルとタグ付けられる場合が多い。愛機はドンドグー。「いやはやなんとも」が口癖。気弱であり温厚な性格である。友達に対しても敬語で丁寧な言葉で話す。

裏の姿

裏では衣装で正体を隠し、デスメダロット狩りをしている。そのときはドンドグーを使わず、ドークスを使用し、途中からはティレルビートルも使用している。また一時期はドークスを捨てデスメダロットであるエクサイズを使用していた。その時の姿は周りから謎のメダロッターと呼ばれている。

デスメダロット狩りに至った理由

父親であるマイヅル博士がデスメダロットのせいでメダロットとの絆を忘れ、母をほったらかしにして研究に没頭するようになったため、デスメダロットとマイヅル博士を憎むようになり、今の行動に至るようになった。

ナエが学生の頃のマイヅル博士は「メダロットを友達」として考えた心優しい人物であった上、「メダロットの基礎工学」という書籍を書いたことで当時のナエも尊敬するほどの開発者だった。

しかし開発者の性なのか、より優れたメダロット(下記の考え方に準ずるなら、より優れたメダロットとはロボトルによって相手の機体を一撃で破壊できるパーツを持つ純正メダロット)の開発に傾倒していった結果、メダロット博士やメダロット社の理念と相違が生じたため、作中開始から約5年前にファーストメダルを盗み出しメダロット社を辞職(その際に幼少期のギンカイにファーストメダルを授け、後のベイヤニットやアークビートルダッシュのメダルとして使用されることとなる)。

その後、デスメダロット社からヘッドハンティングされたようで、『メダロット魂』の開始時点でデスメダロット社に転職しデスメダロットの開発を主導する一方で、ユウヅルや母をほったらかしにしていたようだ。

この頃はメダロットを友達とは考えておらず、より優れたデスメダロットを使い一方的にパーツを破壊するのを子どもたちは求めていると考えていたため、ユウヅルの考えとも相反し、父子の関係に亀裂が生じていた。

家庭をほったらかしにするマイヅル博士は自宅に殆ど帰らないために、元々内気なユウヅルが自分から話す機会が損なわれ、デスメダロット狩りを通じて父が優しかった頃の「メダロットは友達」と信じて戦い続けていたのが真相だった。

しかしその真意を作中でユウヅル自身が語ることはしなかった(上記の真実の詳細もあくまでユウヅルの回想やナエやマイヅル博士の言及が大きい上、後述の第35話の件をイッキたちも見た末に和解に至ったが、子どもなのでユウヅルの真意はともかく「ユウヅルの悩みが解決したから過去のことは水に流そう」程度の認識である)ために、客観的には「デスメダロッターとやっていることが同じ」などと揶揄されることもあった。

また、デスメダロット社がデスメダロットを一般販売してからは更にデスメダロット狩りも過激となり、ドークスとティレルビートルの2体がかりで相手のデスメダロットを破壊しようとしたこともあった。

誤解の無いように記載するが、作中のデスメダロットは基本性能はメダロット社のメダロットより強力で、イッキとメタビーが作中で対抗できたのも世界大会準優勝の実力による知恵と経験がデスメダロッターの技術よりも高かったのが大きい(ギンカイも後にメダロッターとしての実力が高かったことが判明するも、デスメダロッター時代はルール無用にかまけたりデスメダロットを取っかえ引っ変えしてたりしたために、本来の実力が出せていなかった節がある)。

ユウヅルは謎のメダロッターであることを隠すために表向きは攻撃パーツの一切無いドンドグーを愛機にしている他、作中開始時点は謎のメダロッターとして戦う時はデスメダロットとの実戦経験が豊富なドークスを主に使っていた(その実戦経験をどうやって積んでいたのかは不明)。

前作アニメに一切登場していない、かつ作中のロボトルの公式大会にも出場していないのも相まってロボトルの実力は不明だが、間違い無いのはユウヅルは世界大会に出場できるレベルの実力を持ち合わせていないごく普通のメダロッターである。

その普通のメダロッターがデスメダロットに対抗するために卑怯な手段さえも行い勝ちに行くのは、たとえそれがやっていることがデスメダロッターと同じであっても、ある意味当然の話である。

第35話でグレインのデストロイによりティレルビートルが一撃で機能停止したことで愕然とし、一度降参しかけている。

この頃になるとユウヅルとしては「みすみすドークスやティレルビートルが倒されるのを見たくない」と、デスメダロットに対する嫌悪感というより、より開発が進むデスメダロットに対抗できずに一方的に倒されることを悲しんでいた。

しかし、ドークスの方はティレルビートルが機能停止してもなお「デスメダロットに対する恨みはその程度か、負けても破壊されても悔いの残らない戦いをしよう(意訳)」とユウヅルに反論し、最終的にナエの手引きによりグレインの戦いを観戦していたマイヅル博士が、プロトタイプのグレインの弱点を伝え、クラフティモードのメダシェアーズによりデストロイを躱しグレインが自滅したことで、ドークスの破壊を免れた。

その後、マイヅル博士は「自分のことしか考えていなかった。子どもたちのためと言いながら開発者としてより良い性能のパーツを開発することしか考えてなかった。メダロット博士の考えは間違っていなかった」とユウヅルとナエに謝り、「メダロットは友達」と再認識したことで和解に至った。

第37話ではグレインの研究からは外されたものの、ブラックビートルのネオデスメダルを装着すると完成するグレインに対し、今まで自身がグレインの研究に携わってきたために罪悪感に苛まれ、ネオデスメダルの破壊をユウヅルに依頼している。

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