概要
そんごくう型メダロット
スピード モンキーだキーッ!
メダロットRで初登場。
西遊記の主人公であり、石から生まれた石猿にして斉天大聖・孫悟空を模したGKD型メダロット。
……決してかめはめ波を撃つ方ではない、断じて。
頭には緊箍児を付けており、両腕は如意棒になっており、戦闘では腕を伸ばして相手に殴りかかる。
孫悟空を模しているだけあって、新撰組がモチーフのシンセイバーや、武蔵坊弁慶がモチーフのゴーベンケーに並び、メダロットRの中でも屈指の人気を誇る機体であり、後のシリーズにも度々登場している。
沙悟浄がモデルのSKD型サーゴード、猪八戒がモデルのHKD型ハッカードと組む事で、抜群の連携を取ることが可能になる。
……え?三蔵法師はどこだって?メダロッターがその三蔵法師になるんでしょうよ。
性能
- 頭部 キンカンコウ
おうえん行動 急速チャージ
対象の充填・冷却を瞬時に終わらせる
- 右腕 パイルボーン
なぐる行動 ハンマー
- 左腕 ニョイロッド
がむしゃら行動 ハンマー
- 脚部 キントグー
二脚
名前の由来はおそらく『觔斗雲』。
関連機体
- サーゴード
沙悟浄をモデルとしたSKD型メダロット。
降妖宝杖を模した両腕からホールド攻撃を行って相手を足止めし(元ネタはおそらく、原作で彼が三蔵法師の前世を殺しまくって天竺への旅を妨害した事からと思われる)、ハッカードが設置したクロス攻撃を発射させる。
- ハッカード
猪八戒をモデルとしたHKD型メダロット。
釘鈀を模したと思われる両腕を持ち、ハンマー攻撃や、単発クリアを繰り出す(猪八戒も、体の頑丈さを利用して盾になっていた)。
また、クロス攻撃を設置し、サーゴードとの連携攻撃を行う。
劇中の活躍
メダロットRでは、天領イッキ達の担任であるジック先生の愛機として、サーゴードやハッカードと共に登場。
アニメ版ではロボロボ団のサラミの愛機として、こちらもサーゴードやハッカードと共に登場する。
両腕のパイルボーンやニョイロッドは伸縮自在の格闘武器になり、これを活かしたリーチの長い攻撃を得意とする。
イッキのメタビーだけでなく、コウジのスミロドナッド、りんたろうのカンタロスを相手に、サーゴードやハッカードとの連携によって圧倒するほどの実力を誇り、一度はイッキもメタビーのメダルを奪われそうになる。
しかし、宇宙メダロッターXのアークビートルに敗北し、メタビーのメダルを奪い返されてしまう。
コウジとりんたろうのメダルをめぐったイッキとの二戦目では、トラップパーツでサーゴードとハッカードとの連携を破られ、更には両腕のリーチの長さを逆手に取られて敗北する。
他の媒体での登場
メダロット4ではクリア後にダメロット部の面々が使用する。
ハスケがゴクード、ムツキがサーゴード、そしてバフサクがハッカードを使用する。
メダロット7で再登場し、アニメ同様にサラミの愛機として登場する。
両腕が重力属性が加わったブレイクハンマーとなり、頭部がドライブブーストになった事でがむしゃら攻撃が更に強化されることになる。
メダロット8では、頭部がファイトブーストになった事で格闘性能が向上し、両腕が連撃推奨パーツとなった事で素早いコンボ攻撃が可能となった。
脚部特性に『アクロバティクス』が加わり、腕が破壊されていない間、回避性能が上がるようになる。
メダル研究所の警備メダロットとして登場する。
メダロット9では、重力攻撃にヘヴィパーツに対して大ダメージを与えるという仕様が追加され、ヘヴィパーツに大ダメージ+防御によるダメージ軽減無効化という超強力な性能を持つようになった。
なお、右腕が『パイルボーン』という名前だが、新技パイルとは無関係。
地下倉庫に野良メダロットとして登場する。
メダロットガールズミッションでは、撫子体育大付属高校のメンバー・錦乃こいのパートナーとして登場。
こいがアホの子の為か、こちらも本物の猿のように「ウッキー!」と鳴くだけ……だが、本性は計算高くラスボスとの決戦後、空腹を訴えるこいに四苦八苦する同校リーダー・白鳥翔子に「ラスボスの金で食事をさせれば良い(要約)」と、ダーティーな提案して翔子を困惑させた。