概要
CV:木村有里(人間態も兼務)
『仮面ライダーBLACK RX』第38話「白骨ケ原の妖舞団」に登場。
地球をクライシス人が生きられる環境に変えるべく設置された濃霧発生装置を南光太郎と霞のジョーが破壊して回ったために、クライシス帝国から怪魔トンネルを通じて送られてきた移民団第一陣が地球の環境に耐えられず全滅したのを受け、急遽立案された“クライシス帝国からの移民団を迎え入れるための地下帝国建設の指揮とその労働力となる奴隷の確保”を担当する怪魔妖族にして、RX本編に登場する百目婆ァ含めて数少ない女性怪人。
弓矢で体を射貫かれても平気な身体をしており、空中を浮遊しながら移動することができるほか、戦闘の際は妖術や逆手持ちにした2本の短剣(第34話登場のシュライジンからの流用)、モミジの葉のような穂先の槍(穂先から妖術を放てる)を使って攻撃する。
普段はどんな難病や怪我でも治すという「奇跡の舞踏団」を率いる女性の姿で行動し、怪我や病に苦しむ人々に治療を施して信じ込ませ、彼らを扇動し地下帝国建設の労働要員として次々に拉致していた。これに不審を抱き、奇跡の舞踏団を尾行した光太郎達を罠に嵌め、底なし沼へと誘き寄せたが、的場響子が放った矢を受けて撤退、光太郎達も間一髪のところで溺死を免れた。
その後、地下帝国の建設現場に辿り着いた光太郎の前に響子を人質に取ってマリバロンと共に現れ、槍の尖端から身体を宙に浮かせる光線を放ってロボライダーを苦しめるもボルティックシューターの一撃により形勢逆転。直後にRXのリボルケインで斬りつけられ、止めのリボルクラッシュを受け爆発四散した。