概要
怪魔妖族大隊に所属する怪魔戦士。髑髏姿の死神を彷彿とさせる姿をしており、偵察や諜報活動を主な任務としている。死神が用いるような大鎌を武器としているが、それ以外の目立った能力はない模様。
戦闘能力はともかくとして、スカル魔スター同様にバイクや自転車の操縦技術は有している事は確かである。
第1話からリーダー格のスカル魔スターともども登場し、道路に三本の杭を打ち立てたり、自転車を盗んだりするという悪事を行う(帝国所属という肩書きの割にやる事が狡い…)。
その後、南光太郎を誘き寄せクライス要塞へと拉致することに成功。ジャーク将軍との交渉を一蹴し宇宙へと放逐された末に仮面ライダーBLACKRXへと進化してしまった彼の抹殺の為に再び赴くが全く歯が立たず、最後の手段としてスカル魔スターと共に道連れにしようと自爆した。
なお、同族が複数いるのか、第9・19・32話においても別個体が登場しており、チャップと並ぶ事実上の戦闘員のような扱いである。
客演作品
ヒーロー戦記
ヒーロー戦記ではサグ市を拠点とするデルザー軍団の一員かつゼネラルシャドーの部下という形で、最初は人間に化ける形で拠点のビルのSP役として黒服姿で登場。
シャドームーンとの戦いで敗れた光太郎を裏山に捨てるが、陽当たりのよい場所だったためにRXへパワーアップさせてしまうという誤算を招く(正確には指示をしたゼネラルシャドーのミス)。
蘇った光太郎がビルに再び乗り込んでくると、失態がばれないうちにと正体を見せて襲い掛かってくるため、原作のRX初戦の再現という形で、スカル魔スターに率いられて彼らとの中ボス戦となる。
大鎌には毒効果があるが、ここから先の光太郎はバイオライダーにチェンジできることから毒無効。登場早々、特技が死にステになるという不遇のもと、ほぼ一方的にボコボコにされるのだった。その後もザコとして出てくるが、スカル魔スター>スカル魔>戦闘員という序列のもとに出現している。
のちにティターンズの罠で敷かれた包囲網を突破すべくムンゾ市-ソロモン市を結ぶ地下道をつかい脱出する途中、住み着いたウルトラ怪獣ともども「EX」として再出現。しかしこの時はなぜか「スカル魔EXが1体なのにスカル魔スターEXが2体」のような歪な陣営で出てくることが多い。
上司の数の方が多い部隊とか、肩身が狭過ぎる…。
ロストヒーローズ
ロストヒーローズでは雑魚敵として登場するが、ビギンズ・キューブのサブクエストではボスとして登場。
ピグモンを人質に取り、RXが代わりに人質になるように要求してきたが、そんな約束を守っていては怪魔妖族の名折れ、ピグモンが歩き出したと同時に惨殺してしまったのだ!!…という愚かな真似をしでかしたばっかりに失われていたRXのバイオライダー&ロボライダーへの覚醒を誘発してしまい、ヒーロー達にコテンパンにされてしまうのだった(この戦闘、スカル魔スターもいない単独戦である…そりゃあ負けるわ)。
デスガロンとトリプロンが登場しないため、彼らのポジションを一手に引き受けたのが彼の不幸だったといえよう…。
実は辛うじてピグモンは生きており、RXによって治療されると元どおりの元気な姿を見せていた(恐らく、原作でロボライダーに身内を殺害されたと勘違いで覚醒した事へのオマージュだと思われる)。