CV:森篤夫
概要
『仮面ライダーBLACKRX』に登場した、クライシス帝国怪魔ロボット大隊の精鋭。
RXの能力を徹底的に解析して造り上げられたため、まともに戦えばRXを破ることも可能であった。概要にある台詞から同じ怪魔ロボットのトリプロンよりも大隊内で高位にあったことが確認される。が、RXに怪魔界飛行チャンネルの存在を見抜かれて怪魔界に乗り込まれたことで、その失態を雪ぐための駒にされ、さらに、佐原ひとみ(の偽者)を殺害してしまい、その時不思議な事が起こったためにロボライダーの最初の犠牲者となる。
しかし、ジャーク将軍から見限られながら、最後までRXとの戦いにこだわり続け、ロボライダーに敗れた際、自身の敗北を認め、ひとみの生存を伝えるなど潔さとひとみを攫った理由と秘密を最後まで守り通す使命感を持つなど、ガイナギスカン同様、誇り高い戦士である。
なお、3D映画『仮面ライダー世界に駆ける』でトリプロン、ムサラビサラ、ガイナギスカンとともに復活するが4人のてつをに仲良くボコボコにされる。
本編では味わわなかったリボルクラッシュで爆砕。もはやRXにも手も足も出なくなっていた。(デスガロンの名誉の為追記するとRXの実力がデスガロンと戦った時より上がっていたからであろうと思われる)
強化前のRXを上回るパワーを持つ上、額から破壊光線を発射し、背中には一対のブーメランを持ち、光線銃も装備するなど、武器も豊富。『仮面ライダー世界に駆ける』ではバズーカ砲も使用した。右手にエネルギーをチャージして放つパンチは二度ともRXを仕留めるつもりで用いており、これが必殺技であると考えられる。
デザインは雨宮慶太氏が担当。
そのシャープかつ、ライダーを思わせるデザインから人気が高く、シャドームーンと関係があるのではないかという説がファンの間で囁かれることもあるが、実際は『RX』の数あるライダーデザイン候補を元に作り上げたようであり、シャドームーンと直接の関係性があるというわけではない(出典:バンダイ『B-CLUB NO.72』(1991年)掲載の「雨宮慶太の世界」P13より)。
関連タグ
銀殿様飛蝗怪人:『仮面ライダーBLACKSUN』に登場した怪人。シャドームーンの第1形態にあたる改造人間で外見がデスガロンに似ている。