概要
CV:西尾徳
『仮面ライダーBLACK RX』第16話「奇跡の谷の姫君」に登場。
トリプロンが「同志」と呼び信頼を寄せている蠍のようなシルエットを持つ武骨な怪魔ロボット。第15話ラストの次回予告中で例によって「超パワーの最強ロボ」と呼ばれていたが、劇中では全く言及されておらず、本人も自負していない。
ガロニア姫の替え玉とする為にマリバロンに拉致された佐原ひとみを救出する為、デスガロンを利用して怪魔界へと潜入した南光太郎の抹殺を使命とする。
展開式の頭部と肩のアンテナを伸ばし、洗脳ヘルメットを被せた人物を目から発信する信号で意のままに操る事ができるほか、目からは破壊光弾、手から衝撃波を放つ能力を持つ。かつて地球から攫い、改造手術を施した上に洗脳ヘルメットを被せた霞のジョーをマインドコントロールして南光太郎を監視しつつ、隙をついて抹殺しようと目論んだ。
最終決戦ではRXにジョーの持っていた釵をボディに突き立てられた際に洗脳メカが破壊され、同時にジョーの洗脳を解除されるも、自慢の怪力と武装でなおも優位に戦う。だが、RXがロボライダーに変身すると、ビーム攻撃を物ともせずに前進してくるロボライダーを前にして力の差を悟って怖気づいたのか、途端に逃げ腰になってしまう。そこにロボイザーの体当たりとマシンガンを喰らい右腕を吹き飛ばされ、最後はボルティックシューターを受けて爆散した。
ロボライダーには指一本触れてもらえずに倒された怪人である。