「南光太郎!余計な事に首を突っ込みよってぇい‼」
「貴様がその気なら、太陽を東京のド真ん中に落としてやる!」
概要
CV:新井一典
『仮面ライダーBLACK RX』第19話「恐怖の人工太陽!」に登場。
怪魔界を地球へと転送させる次元転換装置を起動させるために必要なエレニウム鉱石を所有する日本政府を脅迫する為に打ち上げた人工太陽からエネルギーを供給する事で際限なく強くなっていく能力を持つクライシス帝国の怪魔ロボット(脅迫用の組織名として「紅い牙」を使っている)。
外見的にはデスガロン同様に仮面ライダーに近いフォルムをしている。太陽をエネルギー源としているのだから、RXを参考に作ったでもいうのであろうか?
上記の作戦指揮を担当しており、人工太陽で日本の気温を摂氏28度という灼熱地獄へ追い込んだが、これには日本中が大混乱。日本政府が調査団を組織して救命に当たらせたり、ある所は修験者を呼んで雨乞いの儀式を行っていた(中にはプールやアイスクリームを楽しむなどこの状況下をエンジョイしている者たちもいる。この世界の人々は逞しいなあ…)。
それに加えて人工太陽を破壊してしまうほどの威力を持つ明応大学で超重力を研究している相原文吾教授(演:石山律雄)が製作した磁力砲の強奪をも使命としている。
そのための人質として人工太陽のエネルギーをパラボラで増幅し、部屋に閉じ込めた恵子と進一を灼熱地獄で苦しめただけでなく、採石場での取引の際も彼女らを解放せず、人工太陽を更に燃え上がらせて工業地帯や市街地に大火災を巻き起こした。
サポート怪人としてスカル魔もいるが、Aパートの登場のみに終わっている。
エネルギーの供給は頭の2本の触覚の部分で行っていて、人工太陽を体内のコントロール装置で制御しており、磁力砲とほぼ同等の威力を持つ目から放つ破壊光線で敵を撲滅する。磁力砲とぶつかり合った際の余波はなんと地割れを起こすほど(それは流用シーンだけで実際はなんともないとか突っ込まないように)。
素の戦闘力は通常形態のRXとほぼ同等だが、人工太陽が近づけば近づく程パワーが増幅する能力を持っており、一時はロボライダーすらをも押さえつける程の力を発揮するが、その隙にRXが救出した恵子が磁力砲を拾い上げ、相沢教授が意を決して放った磁力砲により人工太陽は宇宙の彼方に吹き飛ばされた末に消滅。大幅にパワーダウンしてしまった所へ腹部にボルティックシューターを撃ち込まれ爆散した。
ロストヒーローズ2
雑魚敵としてはランダム・キューブで出現するが、ボスとしてはDLCサブクエストで登場。
クライシス帝国がウィンド・キューブに仕掛けた人工太陽が壊滅後になって起動し始めて気温を上昇させた為、磁力砲を求めてハザード・キューブ(怪魔界側)にやってきたヒーロー達を復讐のために襲撃するが、敗れて人工太陽を撃ち落とされる。
本作のRXは第19話の事件を経験しているため、一発でクライシスの仕業だと見抜いた(本作ではゴルゴムが登場しないので『クライシスの仕業だ!』という台詞がある)。
人工太陽からエネルギー補給する能力も備えているが、そこまで強くはない。
関連タグ
仮面ライダーBLACKRX クライシス帝国 怪魔戦士 怪魔ロボット
ゼオ・ガットラー:こちらも人工太陽で主人公側を苦しめた悪役であるが、最終的に北極と南極の氷を溶かして世界規模の大洪水を引き起こしていた。