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演/CV:奥村公延

概要

仮面ライダーBLACK RX』第20話「バナナを食う鬼」に登場。

クライシス皇帝を地球に迎える為の黄金の宮殿を建設する為に必要不可欠な多量の金塊を強奪する任務を帯びた怪魔妖族

普段はとある洋館にて“バナナを金(「かね」ではなく、「きん」と読む)に変える仕事をしている”という、白老(びゃくろう)という名の白髪頭の怪しげな老人の姿で潜伏している(実際にバナナを金貨に変えたかと思えば、金貨をバナナに戻して見せている)。

先端に髑髏があしらわれた杖を武器として用いるほか、妖術を使う際は、髑髏の目が不気味に光るという特徴を持つ。

また、バナナが何よりも大好物で、氷点下-250℃の冷気を発生させる冷凍術でバナナを凍らせて金庫を開ける合鍵を作ったり、凍らせて手裏剣のように相手に投げ付けるなどの凶器として使用する事が出来る(着弾した場所を中心に対象を凍らせることもできる。)。また、バナナを妖術で『バナナ杭』や『バナナ爆弾』などの武器へと変えて使用することも可能。その他、念動力や金縛りの術を使って敵の動きを封じる事や、白老に化けている時は眼球を取り外して相手を驚かせるなど、悪戯好きな一面を持つ(その際に顔が地底人じみた状態になる)。

東都銀行地下金庫室を初めとした金庫から50億円相当の金の延べ棒を盗むという事件を3件も起こした。

その後、白老の姿で霞のジョーの開く露店でバナナを購入し、対価として金貨を支払った為、怪しまれる。

計画を妨害する南光太郎=仮面ライダーBLACK RXを抹殺する為、と三郎を捕えてアジトとしている洋館へと誘き寄せ、冷凍バナナ手裏剣で光太郎の心臓を貫き一度は勝利を確信するが、光太郎がロボライダーへと瞬間変身して難を逃れていた為に失敗。最終決戦ではバイオライダーと激戦を繰り広げるが、最期はバイオライダーに髑髏の杖を握り潰されて妖術を封じられた所に、バイオブレードで切り裂かれ大爆発と共に果てた。

余談

名前の意味は“白鬼”。

バナナを凍らせた程度で凶器になるものかと思いきや、本当に凶器になる。

具体的に言えば、バナナで杭を打てると言えばその恐ろしさがわかるだろう。

作中では常に事件現場にバナナの皮を残していく事から、警察を混乱させているが、吾郎がバナナを凍らせて再現するという推理を披露している。数少ない証拠からどうやってそんな発想に思い至ったのかは不明。

冷凍バナナで道具を作り出す能力の元ネタは、1977年に放映されていたバナナで釘を打つことで大きなインパクトを残した、凍結に強いエンジンオイル『mobil1』TVCMであると思われる。

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