『ジャキーン!』
概要
キングオブアーサーワンダーライドブックを使用した際に召喚される剣。
直接剣戟に用いるにのは勿論、「同型の巨大剣」を顕現・制御する能力を持つ。
「聖剣に匹敵する大剣」とされている通り聖剣ではなく、「キングオブアーサーブックの力で一部」である。よって、司る属性やこの剣を使って変身するライダーも存在しない。
構造
剣尖の『ランスロットエッジ』、剣刃の『トリスタンエッジ』、根本の『ラモラックエッジ』という三つの刃で構成されており、それにより聖剣に匹敵する鋭い切れ味を誇る。
特に『ランスロットエッジ』は"力を一点に集中させれば星をも両断できてしまいそう"と称される程であり、もはや聖剣以上とも取れる。
また『ラモラックエッジ』は切ると同時に重量を乗せた打撃による破壊も可能とする。
「大剣」というだけあり火炎剣烈火などと比べて大きめのサイズだが、柄の『ボールスヒルト』にはキングエクスカリバーの力を制御し、剣士が振るう際の負荷を軽減する効果があるので見た目ほどの負担はなく、片腕で振るう事も可能。根元には各攻撃のスターターとなる『ケイトリガー』がある。柄の隣には『ボールスレガート』という同型のナックルガードがあり、剣士の腕を保護している。打突武器としても使える。
直接剣として振るう以外にも「キングエクスカリバーと連動する、同形状の巨大剣」を顕現させる力を持っており、これを用いる事で巨大な敵や要塞のような大規模施設を相手にしても単騎で渡り合う事を可能としている。更にキングエクスカリバーの剣格にある封印解除装置『ベディヴリーダー』に「キングオブアーサーワンダーライドブック」を読み込ませると、「顕現した巨大剣」が変形し"騎士王の力を秘めた巨像"・キングオブアーサーが降臨する。
必殺技
「必殺読破!」「キングスラッシュ!」
キングスラッシュ
『ケイトリガー』を5回引くことで発動。
青い光を纏った「キングエクスカリバー型の巨大剣」で敵を切り裂く。通常のメギド程度であれば一撃で撃破する威力。
巨像・キングオブアーサーの状態では「セイバーセーバー」を振るって光刃を放つ。こちらはキングオブアーサーの数倍はある巨大隕石を一振りで粉砕するというとてつもない破壊力を見せた。
立体物
「DXキングエクスカリバー&キングオブアーサーワンダーライドブック」が2020年10月31日に一般販売。アクションフィギュア・「RKF 仮面ライダーセイバー」に装備できるキングエクスカリバーとアーマーパーツが付属し、ドラゴンアーサーの再現が可能になっている。
ただ左半身に被せるだけなので保持力に難がある。
余談
- くどいようだがキングオブアーサーワンダーライドブックで現れる「特殊な大剣」であり聖剣ではない。
- 『セイバー超全集』の情報によるとその出自は「ソードオブロゴスが聖剣の力を再現しようと、強力なワンダーライドブックを使って作成した剣」であり、世界の均衡を崩す危険性を持っていたとされる。のちにその懸念通り世界が崩壊の危機に陥り、最光の守り手となっていたユーリが封印の担い手となり、その犠牲になったことが明らかにされた。
- 玩具ではトリガーを引く度に『ジャキーン』と鳴る。つまり必殺技を鳴らすと「ジャキジャキジャキジャキジャキーン!」「必殺読破!」「キングスラッシュ!」となるため非常に騒々しい。
- 同じく玩具はキングエクスカリバーからキングオブアーサーに変形するが、上記の通り劇中で変形するのは「キングエクスカリバー型の巨大剣」と言う別物である。またキングオブアーサーは「キングカリブル」という剣を持っている他、訳あってドラゴンアーサーも掴むためそこまでの流れをまとめると…
- 『キングオブアーサー』により《キングエクスカリバー》が出現
- 《キングエクスカリバー》により〔キングエクスカリバー型巨大剣〕が顕現
- 《キングエクスカリバー》に『キングオブアーサー』を読ませる
- 〔キングエクスカリバー型巨大剣〕が【キングオブアーサー】に変形
- 【キングオブアーサー(巨像)】は『キングオブアーサー(ブック)』と《キングエクスカリバー》を身に着けたドラゴンアーサーと「キングカリブル」で戦う
…というとんでもなくややこしい状態になっている。
関連タグ
カラドボルグ(仮面ライダーセイバー):リデコ。
大剣人ズバーン:『轟轟戦隊ボウケンジャー』に登場した剣と人型の2つのモードがあるプレシャス。こちらは劇中でも戦士が使う剣から人型に変形している。