「二刀の剣技を極めしもの」
概要
2振りの剣「陰」「陽」を使う。強者揃いのロード・オブ・ワイズの中でも最強と銘打たれる。
生前はソードオブロゴス史上最強と謳われた本物のソードマスターであり、組織の立ち上げに当たって彼が持ち込んだ剣技が現代のそれのベースとなっている。つまり正真正銘の「元祖剣士」である。
陰と陽を構えてのカウンターを得意とするが、これは只やり返すので無く無効化した上、増幅して反射すると言う凄まじい物で、単発の光刃を弾幕にして返す程。クロスセイバーの「刃王星烈斬」といった大規模攻撃を跳ね返して変身解除に追いやり、ゴールデンアランジーナと剣斬の同時攻撃をも反射してしまうなど限度も底が知れず、その戦闘能力は最強の肩書に違わない。
活躍
初登場の第44章ではクロスセイバーと一対一の戦闘に入る。
それまで正攻法では目立った苦戦の無かったクロスセイバー相手に圧倒的な剣の技量で優位に立ち、正面から受けた必殺技をカウンター能力で"全包囲"に増強して反射。ほぼ無傷でクロスセイバーが刃王剣を取り落とし、膝を尽かせるほどのダメージを与える。
その後は仮面ライダーストリウスの放った光球によってセイバーを含む全員が変身解除され、相応しい最期を演出するためにストリウスが撤退を選んだため彼や他の3人と共に姿を消した
第45章では『破滅の塔』内部で待ち受け、四番手・最後の関門として登場。クロスセイバーとエスパーダと激突し、初戦とは違ってクロスセイバーの方は戦力が増えたにもかかわらず圧勝。一度は変身解除させる。直後に追いついた蓮が飛羽真を先に行かせたため、途中からは剣斬とエスパーダが相手となる。
その後は第46章、第47章(最終章)と終始彼らを圧倒し続けるが、お互いの変身用ブックを交換して発動した風を纏う「トルエノ・デル・ソル」と電撃を纏う「疾風剣舞」の同時連撃による、カウンターの隙を与えぬ30回近い苛烈な連携高速攻撃を受け、怯んだところを二人に押し込まれて爆死した。
「ロード・オブ・ワイズ最強」にしては力押しによる呆気ない最期に見えるが、よく見ると二人の連続攻撃を受けながらも反撃を行っており、剣斬・エスパーダ共にダメージを受けながらそれを無視して強引に押し込む事で辛うじて勝利している。
スパルタン戦直後という事もあって蓮は目を開いたまま息絶えており、賢人も立ち上がれない程であり一か八かの大博打による紙一重の勝利だった。
彼の最期を持って、四賢神は今度こそ全滅した。
余談
- イザクと異なり良くも悪くも慢心が無い為、劇中の描写だけ見る限り対クロスセイバーにおいては仮面ライダーソロモンより強い。
- マントが無いためスパルタンと見分け難いが、こちらは両肩のアーマーが角ばっている。
- 剣は恐らくアスモデウスの物を流用していると思われる。
- 固有名のクオン(Kuon)は恐らく出版社のクオンから取られたと思われる(但しクオン出版社のつづりはCUON)
関連タグ
アガスティアベースの衛兵:スーツは流用前提で作られた物なので全く同じ姿をしている。ある意味下位互換。
カッシスワーム:第2形態の"グラディウス"は「ライダーの必殺技を吸収してやり返す」という類似した能力を持つ。カブト、ガタック、キックホッパーのトリプルライダーキックは許容オーバーだった。ちなみにグラディウスは剣の一種である。