柳生十兵衛の本名。ここでは漫画『YAIBA』に登場する同名のキャラについて記述する。
YAIBAの登場キャラ
声:土師孝也
380年前に死んだ江戸時代の剣豪。隻眼で柳生新陰流を使うムサシの弟子。師匠ゆずりの二刀流も使える。没年(史実だと44歳)に比べると若々しい外見をしている。
鬼丸猛により狼の身体を媒体にして蘇るが、本人にその自覚はまったくなく、ヤイバ一行と出会った際もムサシがいたためあっさりヤイバ側につく。
普段は禁酒しているが、酒を飲むたび狼男に変身する(蘇生時に狼と融合した影響)。ちなみに、史実でも柳生十兵衛は「頼むから、君は有能なので酒だけは飲まないでくれ」と沢庵から本気で懇願されたくらい最悪の酒乱であった。
変貌した師・ムサシを見てショックで切腹を試みるなど、すぐ腹を切りたがる癖がある。
ストイックな性格であり、地球一周グランプリでは他の男どもが水着姿で昼寝するさやかに夢中になる中、一人無視して進んでいた。
狼男化した際には十兵衛ではなく「さすらいのウルフ」を自称しており、鬼丸の部下としての自覚もあるが、赤い頭巾を見ただけで涎を垂らすなどかなりのオマヌケキャラになっている。ただ、この体質故に月星人に融合された際も酒を飲まされたことで分離に成功した(月星人はウサギそっくりなので、オオカミは大の苦手だった)。
ヤマタノオロチ編で鬼丸が人間に戻った際にも、そのまま生存した(狼としての力が残っているかは不明)。織田信長御前試合では準々決勝でヤイバに敗れる。その後は峰道場を出て、武者修行に向かった。
なお、次回作である「名探偵コナン」にも1コマだけ登場している他、52巻ではコナンたちが見ている映画『スターブレイドⅣ』に十兵衛他「ヤイバ」に登場する剣豪たちの名前をもじったキャラが出て来る。