「……で、お代はいかほどいただけるんで?」
CV:櫻井孝宏
人物
マリオネットを武器に殺しを請け負う。
彼の使うマリオネットは最初「プルチネルラ」だったが、軽井沢の屋敷で破壊された後は奪った「グリモルディ」を使用している。
グリモルディも壊れてしまうが、後に同型機である「プルチネルラ2」、「グリモルディ3」(共に長ドスを装備)を使用している。
遺産相続で勝を殺害するために雇われたが、助けを待つのではなく自ら戦うと決めて脱走を図った勝と遭遇し、より多額の契約金で味方につくように交渉される。最初はプロとしてこれを断ろうとするが一連の騒動が才賀貞義によって仕組まれ自分たちがそれに利用されていると判明すると勝に寝返る。
そして勝と入れ替わるかのように捕らわれてしまった鳴海としろがねを助けるため、勝と共に奮闘した。
そのとき、勝の優れた特性を見抜き賞賛している。
誘拐事件後は勝から莫大な金を得たためか、人生に退屈し、わざと自分から危険を求める様な行動をしたり、怠惰な生活を送っていた。
そんな折、「しろがね」と「真夜中のサーカス」との最終決戦のためジョージ・ラローシュに黒賀村からマリオネットを受け取るための案内役として雇われる。
当初依頼に難色を示したが、ジョージの「アシハナ、キミ、タイクツナノダロウ。」の一言から、いつもの口癖で引き受けた。
サハラ砂漠の最終決戦ではマリオネットの輸送時にゾナハ病にかかってしまうがジョージに彼の血を飲まされることで免疫を得る。その後人形のパンタローネに「どけ」と言われてどいてしまったことが彼の心に蟠りを残し後の行動に変化を与える。
後にイリノイのレイ研究所でパンタローネと再戦。重症を負いながらもあと一歩というところまで追い詰めるという活躍を見せる。
勝が宇宙に飛び立った後、遺産騒動の際に鳴海からたった10円で受けていた「勝を守る」という依頼を果たすため、勝の乗ったロケットを狙ったピンボール-「K」と対決。相打ちとなって死亡した。
ヴィルマ・ソーンと過去に面識があり、自動人形との戦いが終わったら互いに夫婦になろうと話していた。
ジョージ・ラローシュと共に描かれることが多く、またお互いに生きる世界は違うものの、一種のシンパシーを感じていたように思われる。