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概要

北斗の拳』の登場人物で、ハイエナのように農地を奪い成り上がった大地主。

元は拳王軍で馬の世話係をしていた雑兵で、主君であるラオウに媚びを売って取り入ろうとするが、それを快く思わなかったラオウから「下衆なドブネズミ」と一喝され放り捨てられた。


 拳法の心得は皆無だった様で拳王軍内では軽んぜられており、直属の上司だったジンバ曰く「こざかしく頭が回るだけの男で、しょっちゅう張り倒されてションベンをちびっていた」との事。ラオウに放り捨てられた際には周囲の兵士達から嘲笑と共に蹴りを入れられていた。

この屈辱的な体験がトラウマとなって拳王軍の兵士を始めとする武闘派=「狼」を憎悪しており、それらを自慢の頭脳を以て飼いならし支配することを目論んでいる。


 ラオウ亡き後は豊富な食料で拳王軍の残党やゴロツキ共を従え、農地欲しさに集まって来た人々を農奴に陥れ、元拳王軍バルガをはじめ、反抗的な者からは人質を取って酷使してきた。


 しかし、ラオウの遺児リュウの育ての親ハクリが病人達の面倒を見ながら開墾した農地を強奪する為にハクリ夫妻を殺したせいでリュウの恨みを買い、さらにリュウの後見人となったケンシロウとの因縁を作ってしまった事が破滅に繋がった。


 ハクリ夫妻の仇を討つべくケンシロウと共に農場に乗り込んできたリュウに人質を解放され、バルガをはじめとする農奴達の蜂起により手下達は全滅した。

しかし、食事の最中に乗り込んできたケンシロウとリュウをふてぶてしく嘲笑い、あらゆる薬物を投与して作り上げた怪人・マイペットを呼び出した。


 マイペットをケンシロウにけしかけ、自らはリュウを特製のシェルターに閉じ込めボウガンでいたぶった。更にシェルターで囲った地下通路を指し、その地下通路以外に食料庫に通じる道はなく、反乱を起こした農奴は農地が収穫期に入るまでのあと半年の間に全員飢え死にするであろう事を得意げに語った。


 かつてラオウに受けた屈辱を晴らすべくリュウにとどめを刺そうとしたが、マイペットがケンシロウの一撃で吹っ飛ばされその衝撃でシェルターを破壊されてしまった。

 戦意を喪失したマイペットに薬物を投与し自らもマイペットの頭部に合体と称し肩車の要領で乗っかり、巨大トンファーを駆使する『羈獣拳(きじゅうけん)』でケンシロウに立ち向かうがあっさり蹴散らされた。

止む無くリュウを人質にとってケンシロウに降伏を迫るが「殺すなら殺すがいい。ラオウの血を継ぐ子供だ、既に死は覚悟していよう」と全く取り合ってもらえず、拳圧でマイペットの上半身を吹き飛ばされてしまった。


 そして目の前の男がかつてラオウを倒した伝説の男ケンシロウと知って驚愕。大慌てで地下の食糧庫に逃げ込み、自分の体重以外の重さに反応する罠でケンシロウを仕留めようと企んだ。


 愛想良く手招きして罠が仕掛けられた倉庫の一室にケンシロウを誘い込もうとしたが、そんな猿芝居でケンシロウを騙せるはずもなく「ドブネズミに俺の拳は使わぬ」と吐き捨てられた挙句、自分が仕掛けた罠に逆に嵌められて敢え無く絶命。

 ケンシロウに「貴様にはドブネズミらしい死こそふさわしい」と嘲笑された。


 その死後、農場はそのままバルガ達に引き継がれたものと思われる。


余談


 核戦争で荒廃した土地を開墾する為に大勢の農奴を酷使して死に追いやったのみならず、開墾した荒地を再び作物が育つまでに回復させるために農奴達の死体を肥料にするなど手段は非道極まりなく到底正当化できる代物ではなかったが、多くの荒れ地を回復させて農場の開拓に成功し、暴力による奪い合いや圧政が当たり前だった世界で食物という財産と優れた頭脳を以て兵士を従え、大地主にまで成り上がった手腕は侮りがたいものがあった。


 勿論、短期間でいきなりここまでのことができたとは考えにくい。少なくともバルガをはじめとした他の人間にはとても不可能な事であったのには違いなく、彼なりに色々と苦労をしてきたことが窺える。


 食に対する意識も高く、食事には困っていないであろうにもかかわらず「食べ物を粗末にする奴は生かしちゃおけねえ」とまで言い切っている。作中でも「口に合わない」という理由だけで料理を引っくり返した権力者がいたことを考えると、その方面でもしっかりと教育を受けていた事が分かる。


 彼に他人に対する優しさがほんの少しでもあれば、この世の救世主と讃えられていたかも知れない。


 また、方向は違えど「権力によって人々を支配した裏で人が暮らすための下地を作り上げ、最後にケンシロウに倒されて本当の平和が訪れる」という流れは皮肉なことに彼が憎悪したかつての主君・ラオウが辿って来たことそのままであった。


関連項目


  • 黒王号:かつての主君ラオウの愛馬。コウケツが「拳王軍の馬係」だった事は先述した通りだが、同軍では移動には基本的にバイクが運用されており、運用されていた馬は本編では黒王号とリュウガの乗馬しか確認出来ない。

因みに、外伝作品『天の覇王 北斗の拳ラオウ外伝』では野生馬のリーダーだった黒王号がラオウの乗馬となった際に配下の野生馬達も拳王軍に加わった描写があり、本編でも拳王軍で黒王号とリュウガの乗馬以外の馬が運用されていた可能性はなくはない。

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