ゾッド
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ぞっど
三浦建太郎による日本のダークファンタジー漫画『ベルセルク』のキャラクター。
圧倒的な強さから半ば伝説となっていた戦士。
戦死したという噂が流れた後に再び現れ、敵を薙ぎ倒していく
という事が戦場において百年近く(劇場版では二百年)続いている事から傭兵達には知られた存在で「不死者」(ノスフェラトゥ)という二つ名を持つ。
武器は大振りの蛮刀や戦斧、戦槌など。基本は力任せの戦闘スタイルだが、反射神経で斬撃すら掻い潜るという芸当もやってのける。
その正体は使徒。蝙蝠の翼を持つ巨躯の猛牛の姿(角と下半身が牛、上半身は獅子、尾は大蛇のように太く長い)はまさしく悪魔そのもの。
腕の一振り、牙の一噛みで甲冑ごと人体を『引き千切る』様は敵対した者を恐怖に陥れ、空気を震わせるような咆哮は、戦場の騎獣達を怯えさせ、混乱させる。
強者を求めて三百年の間、流浪の日々を送っており、髑髏の騎士とは浅からぬ因縁がある模様。
『蝕』においてガッツに死が訪れる事を預言するも、それを打ち破り剣を重ねるガッツを喜ばしく思う根っからの武人でありながらも、新生・鷹の団では時に戦士としての欲望を律し、主の駒として動くというように、ただの戦闘狂ではない。またガニシュカとの戦いにおいては一時的ながらガッツと共闘した。
またガッツや髑髏の騎士に対し、特別な思い入れを持つ描写もされており、他の使徒とは一線を画す存在でもある。
白昼夢の中で光の鷹に挑み、自らの死を幻視。その時に片角を落とされる。
現在はグリフィスに従い「新生・鷹の団」の中核を担っている。
新生・鷹の団内では、私欲を優先させようとする、他の使徒たちに対し、同族であっても容赦せず制裁を下し、厳しい態度を取る。
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