概要
もとは宗教用語であるため、「神・仏のような、人間を超越した存在に近づきたい人」というニュアンスが強い。また、修行僧のようにストイックに頑張っていたり、禁欲的にその道に励んでいる人のことをのことを形容する。
この「求道者」だが、読み方や文脈によって意味が少し変わることがある。
曖昧さ回避
- 宗教用語ではない求道者(きゅうどうしゃ):何かの道を極めるために修行を積む人のことである。どんな技能に対しても使えるが、武道や華道、茶道など、「〇〇道」とつくものに使われやすい。
- キリスト教での求道者(きゅうどうしゃ):聖書に基づいて祈りを捧げる人、また洗礼を受ける前の人を意味する。
- 仏教での求道者(ぐどうしゃ):悟りを求めて修行をする人のことである。
※どの使い方においても「真理を追い求める人」という意味は変わらないが、使う場面によっては少しずつ違う意味を持つので、注意すること。