「贄波家代表 贄波生煮」
「いざ、尋常に、生死。」
人物像
黒神めだかの婚約者(本物)の1人。贄波家の代表で婚約者5号。
ボロボロのセーラー服を着ているヘソ出しルックの少女。
ちなみに、めだかの婚約者(本物)は全員女子であり、それは多分気にしてはいけないこと。
武器は刀で、スカートの中に更に6本の刀を隠し持っており、片手に3本ずつ突き刺した七刀流で戦うという、とんでもない使い方をする。
めだか達を探しに来た人吉善吉らと戦うも敗北した。
空母を一刀両断する程の腕前を持つが、それでもめだかの婚約者達の中で最初に脱落したらしい。
漆黒の花嫁衣裳編の後、何故か、いつの間にかめだかたちの仲間になり、箱庭学園の生徒に紛れていたりする。
本人曰く、「なんとなく生きているだけの人間」と自らを評する天邪鬼な少女。本来なら知っているはずの事実を初めて聞かされたかのように驚いたかと思えば、見たこともないものをごくごく自然に知ったかぶったり、空気の読まない発言を連発したかと思えば突然まともなことを口にして周りにツッこまれたりと、言動が安定せずつかみどころが無い。
獅子目言彦との戦いでは、「自分のような意思のない人間が、世界を救ってはいけない」と、言彦に乗っ取られた不知火半袖の親友である善吉に(一時的にだが)自らのスタイル「逆説使い」を託した。
口癖は「る斬」。「る斬る斬る斬る斬」という風に連呼する。
スタイル
彼女のスタイルは「逆説(接)使い」。逆態接続のスタイル。舌に「逆」と記されている。
善吉たちとはスタイルを大して使用せず戦ったため、謎に包まれている部分は多かったが、その全貌は177箱にて判明。
ある事象を「だからこそ」という逆説(逆接)によって逆転し 起こる確率の低い出来事を高確率で起こすことが出来る、全スタイルの中でも飛びぬけて強力なスタイル。
このスタイルにかかれば「絶対に勝てない」状況であっても「だからこそ」「勝つことが出来る」状態にすることができる。
鶴喰梟曰く、「このスタイルを正しく使っていれば漆黒宴に全勝することも出来た」とのことだが、当の生煮は「スタイルにばかり頼っていると人間として駄目になる」と言い、まともに使おうとしない(梟もその性格を理解した上で生煮にスタイルを授けている)。