磁光真空剣
じこうしんくうけん
戸隠流宗家に代々伝わる刀で、磁雷矢の必殺武器。
磁雷矢の「磁光真空剣!」の叫びと共に光り輝くレーザー刀になる。「真っ向両断」をはじめとする数々の必殺技があり、これによる必殺技を受けた敵は7色の光に包まれて跡形もなく消滅する
例外も多く、第6話に登場した音忍・宇破は消滅したはずが消滅せずに遺骸の一部が残っていたようで後に妖魔一族の手によってサイボーグ化して復活、第5話の異形忍紅トカゲは頭巾のみを、第24話の水忍シルバーシャークは手傷を負ったのみ、化忍パルチスは第31話で消滅したと思いきや変わり身の術か何かを使用したのかその後も再登場。花忍黒猿が装備していた鎧「魔王」は黒猿が倒されても消滅させることはできなかった。
処刑用BGMとして挿入歌「うなれ磁光真空剣」がある。
ジライヤスーツ同様、300光年の彼方から飛来して北極の氷河に埋まっていた隕石と似た物質で作られている。普段は持ち主である山地闘破が山地家道場・武神館にいるときはスーツと共に武神館の鏡の中に隠されており、闘破が磁雷矢になる際にスーツ共々どこからと取り出して装着する。(パーマンのヘルメットみたいに縮小できるのか?)
第28話でレーザー刀の機能を発動できるのは、宇宙人の子孫である闘破だけであることが言及されているが、第5話で山地学が勝手に持ち出して波止場の杭を切る際にレーザー刀としての効力を発揮している。(おそらく養子の闘破だけでなく傍流ではあるが山地家も宇宙人の血を引いているのだろう)
己の意志を持っており、宇宙忍デモストの暗黒剣が復活した際にひとりでに出てきて危機を知らせた。
最終話で暗黒星から地球を救うべく、磁雷神と共に地球から秘宝パコを離脱させるための起爆剤となり、宇宙の彼方へと飛び去っていった。
鬼忍毒斎との決着は山地哲山の剣を借りて行った。
その後、『手裏剣戦隊ニンニンジャー』第34話において、『ジライヤ忍手裏剣』の力によって磁雷矢の元に戻った。この際、アカニンジャー超絶に貸与され、磁光真空忍烈斬という必殺技にも用いられている。
- 真っ向両断
磁雷矢が最も得意とする必殺技。敵を縦に斬りつけ、さらに横に斬る。
- 横一閃
真っ向両断とは逆に敵を横に斬りつけてから縦に斬る。3人の敵を一度に斬る横一閃三人斬りもあり、第14、48話で使用。
- 稲妻落とし
磁光真空剣に雷を集め、それを放射して、複数の敵を一度に攻撃する。第8話で剛忍アブダダの妖術を破ったが、第18話では魔王に破られた。
以降記載の技は第二装着して使用する必殺技
- 斜め両断
敵を斜めから横に斬りつける。第12、13、18、23話で使用。
- 飛翔斬り
カーブしながらX字に斬りつける。第20話で妖魔一族のメカ「バッファロー」を倒した。
- 銀杏斬り
空中回転しながら斬りつける。第29話で、妖魔一族の兵器「巨大砲」を破壊した。
- 十文字斬り
真っ向両断の強化版。より素早く敵を斬る。第29話で毒斎の左腕を傷つけ、第45話で紙忍一族頭領を倒した。
- 鬼火の術
第38話で哲山から伝授された術。鬼火を飛ばす。妖忍クモ御前の「蜘蛛の妖術」を破った。
- 一輪車断
剣を回転させてから斬りつける。第44話で使用。
- 磁光真眼斬り
第48話で哲山から伝授された戸隠流の極意。心を無にして全身をアンテナ代わりにする「察気術」で敵の動きを見抜き、回転して敵を斬る。鏡の向こうの自分を斬ることが可能。デモストの右腕を切り落とし、毒斎の仮面を割った。なお、毒斎に対しては、磁光真空剣ではなく、哲山から借りた太刀を使用している。