概要
CV:細見大輔
名前のとおり、幻術と剣術を使う四刀流の剣士。ミルフィオーレファミリーの6弔花の霧の守護者。「欺いてこそ霧」の一家言を持つ。おかっぱ頭と麻呂眉と、蛇のような黄色の瞳が特徴的な男。
元はジッリョネロファミリーの霧の守護者だったが、白蘭に命を救われたことから、以降、ジェッソファミリーのボスとなった白蘭を絶対視し、組織を裏切る。ジッリョネロとジェッソの合併によるミルフィオーレファミリー創設のきっかけとなった人物であり、元ジッリョネロの構成員たちからは「裏切り者」と呼ばれている。略語は「Gen」。
ボンゴレファミリーによるメローネ基地攻略戦の実質ラスボス的な立場にあり、守護者の要である山本武・雲雀恭弥らを退け、かなり手こずらせる印象を与えた(体術に関してなら10年後雲雀とほぼ互角)。
とはいえ、メンタル面の弱さも垣間見え、根強いファンが多いキャラである(上述した章でツナに敗北したのも直接の戦闘能力よりもそれによる精神面の乱れからと言えるため。これはツナ自身にも指摘されている)。
本人自ら「なぜ自分が霧の真6弔花ではないのか」と言っており、自分の実力によほどの自信があるらしい(白蘭からは「器が小さい」から気に入られていたが、飽きたので消されてしまう末路となった。真6弔花の桔梗からは「ミルフィオーレ一の剣士」「救われぬ漢よ 純粋すぎる」と評価されていた)。
総括すると剣士としては10年後の世界においてトップクラスの存在であったことは間違いないといえるだろう。
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