「第三次世界大戦やで坂田君」
「相変わらず君の欠点はその優しい心が変わらんことや。人間の心を捨てろ！獣になれ！君はジャングルの野獣や！」
人間態(一宮教授)：頭師孝雄、声：西尾徳
概要
第26話「人形は見た!! 毒ガス殺人部隊の正体」に登場。
普段は人間工学の権威・一宮教授に成りすまして都南大学に潜伏していた。戦闘の際は2本の太刀を用いて戦う。
ちなみに人間態の時のみ関西弁を話す。
活躍
凄まじい威力を持つ毒ガスを使うテロ兵団・ドリームバードを率いてアジアで暗躍し、その名で現地の人々を恐怖に震え上がらせた。
更に「豊かな知識と冷酷非情、野獣の心を持つ青年を育成して戦争を巻き起こせ」というドン・ホラーからの命令を実行する為、妹の手術費用を稼ぐ為、やむを得ずドリームバードに入隊した青年・坂田明を洗脳実験にかけ、彼の心を狂暴な獣に変えてしまった。
次に、都南大学に潜入した一条寺烈も同じく洗脳実験にかけようとしたが、気を奮い立たせて洗脳を解き、自力で脱出した烈に狙撃で奇襲を仕掛ける。だが、烈が脱出した直後にギャバンに蒸着していた為かわされた上、「レーザーZビーム」で狙撃隊も全滅させられる。
その後、坂田を救出する為、アジトに潜入して烈をその坂田に殺させようとしたが、烈が「そんな姿を見たら妹さんが悲しむぞ！」と言ったことで戦意喪失した彼に怒り、正体を現して烈もろとも坂田を殺そうとする。
そのままギャバンに蒸着した烈と交戦した後、魔空空間に移動する。3倍になったパワーでギャバンを散々苦しめ、巨大ガスボンベの上で戦いの後戦闘円盤に乗り次なる攻撃に出るが、ギャバンが召喚した電子星獣ドルの「ドルレーザー」で円盤が全滅、外に放り出され、真剣勝負に切り替える。二刀流で一騎打ちに出るも最期は「ギャバンダイナミック」を食らい爆発した。
余談
演者の頭師氏は2年9ヶ月後の『電撃戦隊チェンジマン』にて熊沢博士を演じることとなる。
