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Wizardry外伝

うぃざーどりぃがいでん

コンピューターRPGの偉大なる始祖の外伝。
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概要

1991年にゲームボーイ用として発売されたウィザードリィ。正規ナンバリングタイトルが翻訳であるのとは異なり、日本で開発されている。
1996年にはスーパーファミコン用である「外伝4・胎魔の鼓動」が発売され、2000年にプレイステーション用である「ディンギル」が発売された。
また近年ではPC用として「戦闘の監獄」「五つの試練」が、これら外伝シリーズに携わったスタッフによってリリースされている。
なお同タイトルで石垣環による漫画が存在するが、特に関連性はない。

女王の受難

ゲームボーイ専用カートリッジ『ウィザードリィ外伝Ⅰ ~女王の受難~』(SUFFERING OF THE QUEEN)。
1991年発売。詳細は『ソークス』の記事を参照。

古代皇帝の呪い

ゲームボーイ専用カートリッジ『ウィザードリィ外伝Ⅱ ~古代皇帝の呪い~』(Curse of the Ancient Emperor)。
1992年発売。詳細は『スケイリーエンプレス』の記事を参照。

闇の聖典

ゲームボーイ専用カートリッジ『ウィザードリィ外伝Ⅲ ~闇の聖典~』(SCRIPTURE OF THE DARK)。
1993年発売。
ROM容量が前作までの2Mbitから4Mbitに増加、シナリオも大幅ボリュームアップ。

メインシナリオクリア後に探索できる隠しダンジョンと、隠しダンジョンにおける敵の過剰なインフレ、および金剛石の名を冠する裏ボスの存在など、これ以降の『和製WIZ』における定石を確立したタイトルでもある。

システム

前作同様正伝#5をベースにしつつ、BCFの要素も新たに追加、屋外と複数のダンジョンを含む全フィールドマップが用意されている。
ただしBCF新種族のうちフェルパーと、新職業のうちサイオニックおよびモンクは未登場。

またおまけ要素として、プレイヤー同士の対戦モード闘技場』が存在する(当時のRPGでは珍しい特徴だった)。

シナリオ

アガン・ウコーツという王様キーパーソンとする物語性の強いシナリオになっており、プレイヤーの行動によってエンディングが分岐するマルチエンディングが採用されている。

とはいえアガン王の過去と、ゲームのメイン部分との関連性、およびエンディングの分岐条件が極めて難解かつ説明不足であり(正伝#4へのオマージュ?)、攻略情報を見ずにプレイすると高確率で(わけもわからず)バッドエンドになってしまう。

加えて、正伝の舞台であった『城塞都市リルガミン』を壊滅させており、『ニルダの杖』や『ル'ケブレス』を変わり果てた姿で登場させた演出も古参のプレイヤーの反感を買っている(外伝Ⅲの時点でこれらの固有名詞は明言されていないが、後述の外伝Ⅳでほぼ確定)。

本作のプロデューサーシナリオ担当者は、外伝Ⅰから参加し、外伝Ⅱではディレクターを務めた徳永剛という人物。外伝Ⅱでの行動も含め、一部のプレイヤーからかなり批判されている。なお、アガン・ウコーツ(Agan ukot)とは徳永(Tokunaga)のアナグラムである。

胎魔の鼓動

スーパーファミコン専用カートリッジ『ウィザードリィ外伝Ⅳ ~胎魔の鼓動~』(Throb of the Demon's Heart)。
1996年発売。
プラットフォームSFCに移しての第4作。東洋風の世界『緋蓮』国を舞台とする異色作(ただしシナリオ途中で舞台は『城塞都市リルガミン』に移行)。

システム

前作では漏れていたフェルパー・サイオニック・モンクが選択可能となり、バランス等も調整・改善されている。それでも、敵の配置やパーティー育成等を考慮した難易度バランスは批判の的になっている。

また不確定グラフィックアニメーションしながら登場する、同一種の敵に複数種のグラフィックが用意されているなど、演出面の工夫も特徴的。

シナリオ

和風の世界、あるいは『勘違いしたアメリカ人が想像する日本』風の世界。アイテムや敵(モンスター)もそれに見合ったものになっている。怪談風の演出も多い。

メインシナリオの難解ぶりは更に加速。

詳述はしないが、緋蓮国でのイベントをこなすと一旦エンドロールが流れ、"Throb of the Demon's Heart -終- "の一文と共に思わせぶりな画像が表示される。

その後出現したワープゲートを通って『リルガミン』という異国の地に転移。
ここでのイベントを終えるとアガンという名の若者が登場し、別バージョンのエンドロールが流れるのだが、最後に"Scripture of the DARK2 END"の一文が表示され、実は外伝Ⅳそのものが外伝Ⅲの前日譚だったことが明かされるのである。

DIMGUIL

プレイステーション専用ソフト『ウィザードリィ 〜DIMGUIL〜』。
2000年発売。
『外伝』のナンバリングは為されていないが、外伝Ⅳのキャラクターをパスワード入力で『転生』させられることから、外伝シリーズ最終作と位置づけられている。

舞台は『カーラ湖』に浮かぶ『城塞都市ガイネス』で、モンスターのデザイン・名称は中米南米を意識したものになっている。

システム

外伝Ⅳ同様、正伝#5をベースにBCFの要素を加えた折衷型。
自動生成されたパーティーメンバーを酒場で募集でき、またおまけ要素としてカードバトルで遊ぶことも出来る。

迷宮上の徘徊モンスターが『床に描かれた魔法陣』の形で表示される(これは後代のBUSINシリーズに受け継がれる)。
またNPCがプレイヤーと同様のパーティを組みながら迷宮を探索しており、同じくパーティで行動する魔物も存在する。

隠しダンジョンのインフレぶりは本作で頂点に達したとも言われ、最深部の裏ボスを倒すのは通常のプレイスタイルではまず不可能といわれている。

シナリオ

『ガイネス』の隣の島にある『カーラ・アコル神殿』が冒険の舞台。
年に一度の儀式のために祈りをささげていた巫女が巨大な怪物に連れ去られ、カーラ湖の水は黒く濁り、夜な夜な怪物が徘徊するようになった。
ガイネスの王は巫女を救出し事態を収拾した者に、近衛騎士の地位と莫大な褒賞を与えることを宣言する。

巫女を拉致した巨大な怪物・ファイアーゴーレムとは早い段階で戦うことが出来るが、まず歯が立つ相手ではない。だがこれを倒すと連続でシャドーゴーレムとの戦闘になり、その次は一気にラスボスに挑むことが出来るのだ。

この、途中のイベントを一気にスキップしてエンディングに直行するルートはゴーレムルートと呼ばれ、現在も語り草となっている。

ネタバレになるが、冒険者が挑むことになるこの神殿はもともと神殿として建設されたものではない。

ちなみに"DIMGUIL"とはシュメール語で『神』を意味する。

戦闘の監獄

五つの試練

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