声:高戸靖広
概要
サー・クロコダイルが設立した秘密犯罪組織バロックワークスのフロンティアエージェント。パートナーはミス・ウェンズデー(ネフェルタリ・ビビ)。
王冠をかぶっており、両目の下に「9」を模したペイントをしている。犯罪組織の一員ではあるが、情に厚く仲間思いな人物であり、抜けたところが多い。
物を持つときに小指を立てる癖がある。
能力
身軽さを生かしたアクロバットが得意で、先端に鉄製のワイヤーが内蔵された金属バットを両手に持って戦う。
技
- 熱血ナイン根性バット
バク転しながら相手に接近し、金属バットで殴りつける。
- カッ飛ばせ仕込みバット
ワイヤーが仕込まれたバットの先端を射出し、相手に絡みつかせて動きを封じる。
活躍
自分達の拠点にして偉大なる航路の最初の島の一つであるウイスキーピークが食糧難に陥ったため、町の食料を確保するためにミス・ウェンズデーと共に双子岬の巨大クジラ・ラブーンを狙う。しかし偶然その場に居合わせた麦わらの一味に阻止され、モンキー・D・ルフィに殴り倒されて拘束される。その後、サンジのドジとナミの策略により記録指針(ログポース)を失ってしまい、一味に頼み込んでウイスキーピークまで送ってもらう。
島に到着した日の夜、Mr.8からルフィの首に3000万ベリーの懸賞金(当時)が掛けられていることを知り、Mr.8らと共にルフィ達を捕らえようとするが、バロックワークスの存在を知っていたロロノア・ゾロによってウイスキーピークの全戦力をあっさり壊滅させられ、失敗に終わる。
そこに現れたMr.5とミス・バレンタインのペアからミス・ウェンズデーとMr.8の正体がアラバスタ王国の王女ネフェルタリ・ビビと護衛隊長のイガラムであることと、自分達が二人を捕まえに来たことを知らされると、今までペアを組んでいたよしみでビビを逃がすためにMr.5ペアに挑むが、あっさり返り討ちにされた。
それからバロックワークスが壊滅し二年経った新世界編においても元BWの構成員達とウイスキーピークで賞金稼ぎを続けており、更にミス・マンデーと結婚して子供をもうけている。髭も伸ばし始めたようだ。
エッグヘッド編ではミス・マンデー達と共にベガパンクの世界に向けてのメッセージを見届けていたが、配信の終盤の「Dの名を持つ者達」へのメッセージを語る前に突如配信が途切れた事に動揺していた。