概要
地上奪還を目論む恐竜帝国が送り込んだメカザウルス。
TVアニメ版、漫画版で同名のメカザウルスが登場しているが、デザインや性能は異なる。
TVアニメ
第5話『闇をつらぬけゲッターチーム』に登場。
二足歩行の肉食恐竜型メカザウルス。腹部にもメカの顔があるのが特徴。
動きは鈍いものの、かなりの怪力と頑丈さを誇る。武器は二つの口から吐く火炎放射と尾の先端に付いたトゲ鉄球。
初戦ではスランプに陥った状態で合体に失敗したムサシのベアー号を執拗に攻撃。スピードで勝るゲッター2も怪力でねじ伏せてゲッターチームを撤退に追い込む。
ムサシの腕が未熟なことに目を付け、二度目の戦いで背の低いゲッター3でなければ戦えないように狭いトンネル内に誘い込む。しかしゲッターミサイルが岩盤を破壊したことでトンネル内に流れ込んだ大量の水に押し流され敗北。
漫画
書き下ろし短編『がんばれ!ムサシ!!』に登場。
ゲッターロボの戦闘データを解析して作られたメカザウルス。帝王ゴールは「最強にして最高のメカザウルス」と評している。
両肩に収納したトマホーク、腕を変型させたドリルなどゲッターを模した武装を状況に応じて使い分ける。また、搭乗しているキャプテンのものなのか人工知能を持っているのかは不明だが言葉を喋る。
食中毒でダウンした早乙女研究所を襲い唯一腹を壊さなかったムサシの乗るゲッターロボと交戦。まずはトマホークで迎え撃とうとするも、「何もないのも寂しい」という理由で自動操縦のジャガー号に乗せていた愛犬・ロボが暴れたせいで奇怪な形状に変型合体したゲッターに困惑する。その後も奇妙奇天烈な変型が続いたことで「俺の知ってるゲッターじゃない~っ」と泣き出してしまう。
そんな敵側の事情を知る由もないガレリィ長官は「ゲッターロボを解析したメカザウルスを送り込んだら、正規の合体パターンを外すという裏技で対抗してきた」と敵に対する評価を改めたが、帝王ゴールはその見解に懐疑的な態度を見せていた。
最期は犬を落ち着かせてまともに変型できたゲッター3の大雪山おろしからのパンチに敗れた。
なお、この戦いを見ていたリョウ、ハヤト、博士はあまりの惨状に括約筋が耐え切れず漏らしてしまった。
OVA
『真ゲッターロボ対ネオゲッターロボ』のOP映像に漫画版準拠のギガが登場(ただし後頭部のデザインが異なる)。
巨大円盤から銀座に降り立ち和光の時計台を破壊。次に目から出す怪光線でコンビナートを襲うもネオゲッター1のパンチを受けて破壊された。
関連タグ
ゲッターザウルス…ある意味後輩。