概要
『ゲッターロボ』第23話「浅間山の大発明狂」に登場したメカザウルス
怪鳥ギラと地底獣ギラの2体が合体することで完成する、強力な合体メカザウルス。
ガレリィ長官の自信作としてゲッターロボを倒すべく出撃する。
普段は怪鳥と地底獣の2体での連係攻撃を得意とするが、合体することで何倍もの威力を持つ。
分離状態では2体が敵を挟みあわなければ火炎渦巻きを使えなかったが、 合体することでその欠点が解消され、自在に目標を火炎渦巻きで追い込むことができるようになる。
一時はゲッターロボも全く手も足もでなかったが、逃げるゲッターロボを追う最中、 世界発明研究所の気球を撃ち落としてしまったため、怒る万能ロボット浅太郎に片翼を破壊されてしまう。
もう片方の翼もゲッタートマホークで切り裂かれ、ゲッタービームで怪鳥ギラが完全に倒されてしまい、 逃げる地底獣ギラもゲッター2のドリルによってとどめを刺され、メカザウルス・ギラは敗北してしまった。
漫画版
漫画版では地リュウ一族の長であるキャプテン・ニオンの乗機メカザウルス・ラドとして登場。
相違点は地底獣の左腕のドリルは無く両腕とも同じ形状。怪鳥部分にはニオンの乗るコックピットがあり、生身の部分は見られずメカザウルスというよりは外付けの飛行装置に近い。最大の違いは第3の構成要素として蛇とムカデの中間のような姿の生物がおり、合体時にはラドの尻尾となる。
ギラとは逆に分離した状態での戦法をメインとしており、怪鳥が相手を拘束し、体を丸めた尾の生物を地底獣がハンマー投げのように振り回して相手にぶつける。合体状態では胴体部分に収納された爆弾による爆撃、翼からのレーザー光線を使用。
地リュウ族の破壊工作でムサシと早乙女博士が重傷を負いベアー号を動かせなくなったことで早乙女研究所への攻撃を開始する。出撃したゲッターを分離戦法で苦しめ、ベアー号を重点的に攻撃するも、ゲッター2に合体されたことでバランスを崩し怪鳥の頭を叩き潰されニオンは死亡。地底獣もドリルで胴体を貫かれ倒れた。
小学1年生版
学年誌に登場したギラ。
形状は異なるが肉食竜と翼竜という2体のメカザウルスが1セットになっている点は共通している。
分離した翼竜が相手に張り付き電撃を与え、肉食竜が打撃による攻撃を行う戦法でゲッターを苦しめるが、合体する一瞬の隙を突かれゲッタードリルに敗れた。
ロボットガールズZ
CV:石原愛依梨
恐竜帝国の元テーマパークダンサー。
出産を機に退職したが、マシーンランドのステージ企画に知恵を貸して欲しいと頼まれ、
非常勤アドバイザーという形で復職した。
現役当時のダンスのキレとは裏腹に、おっとりとした性格の天然系。
子持ちになる前から、全社員の母親的存在として慕われていた。
また社内での立場に関係なく、帝王ゴールとはママ友。
最近では彼女の紹介で、女王ヒミカとも仲良くなったらしい。
唯一の困った点は、娘に自分と同じ名前を付けてしまったこと。
チグルE7と同様、クラウドファンディング出資者のリクエストでガールズ化した。
母親が地底獣ギラ、娘が怪鳥ギラをモチーフとしている。
母娘2人で1体のユニットという扱いで、石原愛依梨氏が一人二役で演じ分ける事で、登場キャラクターの中で唯一、二人のキャラクターによる掛け合い台詞を実現している。
原作でギラと激闘を繰り広げた浅太郎は、ロボットガールズ世界においては恐竜帝国のショーに用いられる備品として名前のみだが登場。