「あたしを埃まみれにした事だけは…絶対に許さねえッ!!」
「毎日みんなより何時間早く起きて髪巻いてると思ってんだクソが―――――!!!」
ポエム
感電してる
お前を
跪かせたくて(千年血戦篇 第20話)
概要
見えざる帝国の精鋭『星十字騎士団』の1人にしてバンビーズのメンバー。一人称は「あたし」、愛称は「キャンディ」。
騎士団の女性滅却師の中では一番露出度の高い服装をしておりスタイルも一番良いが、言動は乱暴。
単身で黒崎一護に襲い掛かるなど短気で好戦的である一方で、誰よりも早起きして髪を整えるといった女の子らしい一面もある。
ジゼル・ジュエル曰く「キャンディちゃん部下のコつまむの好きだもんねーッ」とのことで、バンビエッタと同じく、若いイケメンが好みの様子。一見似たもの同士にも映るが、横暴なバンビエッタに対して協調性がある。
能力
聖文字
能力名は"T"【雷霆】(The Thunderbolt/ザ・サンダーボルト)。
その名の通り雷を操り、自分も雷と同じ速度で動ける。
一般隊士相手でも一撃で一網打尽にはできておらず、技の派手さに反して攻撃範囲には難があるようだ。
滅却師完聖体
能力名は【神の雷霆】(バルバリエル)。
詳細はリンク先を参照。
技
- ガルヴァノブラスト
5ギガジュールの電撃を浴びせる神聖滅矢を放つ。
本編での活躍
第一次尸魂界侵攻後にバンビエッタの癇癪の解消法に文句を言いに現れるのが初登場。
第二次侵攻では、グレミィ・トゥミューとの戦闘後でダメージの残っている更木剣八を強襲し、他のバンビーズと協力して十一番隊隊士を虐殺し、剣八を行動不能にさせるほどの重傷を負わせ、そのまま止めを刺そうとしたが、救援に駆け付けた一護に阻まれる。
そして、一護にも攻撃を仕掛けるが吹き飛ばされてしまい、身なりを崩されたことで激怒し猛攻を浴びせるが、一護の新技・月牙十字衝の初の犠牲者となり、左腕を吹き飛ばされてしまう。(後にジゼルに頼み、腕を再生させてもらった)
その後は護廷十三隊の隊長格に挑むが、朽木白哉に一蹴されて敗北した。
白哉に圧倒されながらも生き残っていたリルトット・ランパードとミニーニャ・マカロンからは「私らより弱い」と吐き捨てられ、そのままユーハバッハの「聖別」の対象にされた。
先んじて一護と交戦していたとはいえ生き残っていたバンビーズの内では早くに脱落しており、描写を拾い上げていくと当初の5人の中では最も弱い可能性がある。
ただし、原作漫画版では白哉との戦闘の描写は一切無いため、戦闘の詳細は不明でアニメ版ではリルトットとミニーニャは白哉との戦闘に参加せず、ぺぺが来るまで傍観しており、格付けの発言はリルトット達の個人的な評価であることに注意。
ファンの評価では実際のバンビーズの強さの序列でバンビエッタの次に強いのは霊王宮での修行直後の一護に月牙天衝だけでなく月牙十字衝も使わせたキャンディスではないかという意見もある。
キャンディスがリルトット達から軽んじられていたのはバンビエッタほどではないが、非常に短気かつ直情径行な性格ゆえに相手の力量を量らずに突っ込んで痛い目を見てしまい、度々窘められる迂闊さもあるのかもしれない。
公式Q&Aでは、素手限定の序列はバンビーズ5人中3番手と真ん中だが、血装込みでは最下位のバンビエッタにも追い抜かれて最下位に転落してしまっている。
アニメ版の追加描写では聖隷による霊子の隷属も使用していたが、先の一護との戦いで放った電滅刑などの影響なのか電力不足を起こし、白哉になす術なく敗北するまでの描写が追加された。
その後、ユーハバッハに操られた聖兵との戦いにて、ジゼルによってミニーニャと共にゾンビとして復活した。下記の小説版とは復活した経緯が異なっている。
大戦後の後日談を描いた小説『Can't_Fear_Your_Own_World』では、涅マユリに回収と改造を施され、ゾンビとして彼の私兵となってしまった。元が雷属性故かマユリの「お仕置き電撃」は殆ど効かないが、代わりに「お仕置き虫攻撃」で処刑されているため、結局ドルドーニ達のように悲鳴を上げることになっている。