CV:花江夏樹
概要
趙国の李牧軍所属の三千人将。双剣使い。口元を布で覆っている。
合従軍編の蕞攻防戦から登場。素早い動きと剣術を操る。武勇で三大天を目指す自信家で、相手を馬鹿にするような言動をする。カイネに好意を寄せているが相手にされていない。
蕞攻防戦で飛信隊が守る城壁へ上り、田有、竜川を倒し、隊長の信にも最初は圧倒していたもののすぐに対応されて吹き飛ばされて気絶。目を覚ました後、カイネが信に城壁から落とされたのを見て激昂し信に襲い掛かるが、復活した竜川に体当たりされて城壁から落とされる。幸い、落ちたところに兵が固まっていたため助かったものの重傷を負って一時戦線離脱する。
山の民の襲撃では、側面を突いて突撃するなど善戦するが、楊端和の凄まじい武勇(と美貌)に唖然としている隙にランカイに阻まれる。
合従軍編以降はカイネとセットで登場するのが定番で、逆に言えば李牧軍の動かない黒羊編では出番がなかった。
鄴編では秦軍が鄴に迫ってきてから参戦し、李牧と共に秦軍を迎撃した。
最終局面で田里弥軍と倉央軍を突破し、馬南慈軍と共に王翦軍本陣を挟撃する。そして王翦の目前まで迫るが、王賁と蒙恬に阻まれる。
その後、龐煖が敗れるのを見届けた後、李牧軍は反乱鎮圧のため、王翦軍を中心とした追撃隊と対峙しながら、鄴を目指した。
ところが鄴が陥落したことで趙軍は事実上の敗北を喫し、李牧は投獄された。
悼襄王の急死と太子嘉の命により投獄された李牧は脱獄したものの、実は悼襄王の遺言により末子 遷(幽繆王)が次期王位となっていたことで実権を奪われ、嘉と李牧軍は事実上の反乱軍として命を狙われる側になる。
その後、李牧と嘉を逃がす為に舜水樹や馬南慈と共に李牧軍を率いて邯鄲軍と交戦し、共に青歌へ向かった。
余談
- 史実にも名前がある実在の人物だが、名前しか記されていない。
- 62巻時点で名のある武将を倒した話は一切出ておらず、名前しか記されていない理由として説明できるようになっている。
関連タグ
竈門炭治郎:中の人つながりの剣使いの他、時代物の作品に登場し、(意味合いは異なるが)呼吸を合わせた戦法を取る点も共通する。