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幽繆王

ゆうぼくおう

幽繆王とは、戦国時代の趙の王。また、同時代をモデルにした漫画作品「キングダム」の登場人物。
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概要編集

戦国の七雄」の第10代君主にして、最後の王。


悼襄王と悼倡后の間に生まれた。すでに異母兄で嫡長子の公子が太子であったが、悼襄王はこれを廃した。


秦から賄賂を受け取った郭開の讒言を信じ、先代からの功臣であった李牧誅殺司馬尚を更迭した。


李牧誅殺の三か月後、趙軍は秦軍に大敗。王都・邯鄲が秦軍に包囲され、幽繆王は捕らえられた。兄の公子嘉が代に逃れ、そこで自立して王を名乗り、趙の亡命政権である代を建てた。


キングダム編集

第十代趙王。悼襄王の末子であり、日頃から行いが悪く、堂々と奴隷を引き連れている。

悼襄王の遺言で、次期国王に指名される。その後、即位し「幽繆王」を名乗る。(※本来『幽繆王』の名は「悪行に送られる諡号」であり自ら名乗るのは不自然だが、読者への分かりやすさを優先したと思われる)

父王と同じく国のありようには関心がなく自分のことしか頭にないが、自分を守るための手段として李牧に趙全軍の指揮権を与えた。


関連タグ編集

春秋戦国 キングダム  暗君

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