ピクシブ百科事典は2024年5月28日付でプライバシーポリシーを改定しました。改訂履歴

概要

幽繆王の7年(紀元前229年)、司馬尚と趙の将軍李牧は軍を率いて秦の将軍王翦の攻撃に抵抗。しかしその後、幽繆王は郭開からの讒言を聞き、李牧を処刑。司馬尚は身の危険を感じて逃亡したために、そのまま解任されて更迭された。翌年、秦は再び趙を攻撃し、幽繆王は捕らえられ、趙は滅ぼされる。

……と、中国語版のウィキペディアにも記述が少ない。

三国時代諸葛亮の北伐を頓挫させたの名将司馬懿の祖先で「項羽と劉邦」に登場する司馬卬が子とされることもあるが、「史記」では司馬卬の父は司馬憲とされている。ちなみに司馬卬は秦末期の趙の将軍で項羽に従い秦滅亡後、殷王に封じられた。のち項羽に反旗を翻し陳平に鎮圧されるも劉邦に敗れて従ったが項羽との睢水の戦いで戦死したとされる。

第502話では後ろ姿だけ登場。趙の東部にある中都市・青歌城の城主。

この時点では青歌軍の存在が示唆されたのみで、肥下の戦いにも青歌軍は加勢していたが、司馬尚の姿は見られなかった。

つまり初登場から長らく後ろ姿だけしか描写されなかった(尤も合従軍の頃から名前だけ出ているが一向に姿が描写されない楚の大将軍も居るため、登場を引っ張る展開は珍しくない)。

『キングダム公式ガイドブック 戦国七雄人物録』においても後ろ姿の掲載となっている他、ステータスも一切の謎に包まれていた。

第502話の時点では趙中央を嫌っているため、表向きには長年病に伏しているとして命令を無視し続けていた。

この状況は、さらに尾を引いて死亡説が流れたほど長期間に及んでいた模様。

そして第771話でかなり癖の強いツインテールが特徴的な男性と明かされ、第782話では龐煖程では無いにしろ一般的な兵士はもちろん、大柄な腹心のカン・サロジ・アガよりも長身で大柄な猛将であることが判明した。

ちなみに騎乗する馬も何気に一般兵よりも大柄。

番吾の戦いでは李牧の策により飛信隊玉鳳軍が戦局から外され、王翦軍が手薄になった隙を突いて急襲。

この際、部下のカン・サロを迎撃しようとしていた田里弥軍の武将を青歌軍の大将軍であるにもかかわらず秦軍には誰にも悟られずに大矛で瞬殺している(これを読者はワープしていると表現していた)。

そして、破竹の勢いで王翦軍本陣に突き進み、立ちはだかった王翦軍将軍・亜光を討った。

肥下の戦いの前の時点では三大天では無かったが、番吾の戦いでは三大天であることが明かされた。

春秋戦国業界MAPによると三大天になる前は将軍として掲載されており、上記のように中央の命令を無視し続けていたため当然の話であるが、大将軍ですらなかったのに急に大将軍に持ち上げられたことになる。

まあ龐煖も武力一本で三大天に持ち上げられたようなものなので、この点を気にするのは野暮だろう。

コメント

コメントが未記入です

pixivに投稿されたイラスト

すべて見る

pixivに投稿された小説

すべて見る
  • 名もなき人 #3

    嫉妬や意地から、気持ちがすれ違います。田里弥は一度カンサロから引き離され、互いに相手は自分にとって何なのかを考えさせられます。
  • カン・サロと元青歌軍第四将の妻の話【全話全年齢向け】

    愛する女の話【全年齢版】

    ※この作品は、愛する女の話(https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=22949667)の全年齢版夢小説です。 元々成人向け描写が占めるのは全体の十分の一以下で、メインというわけでもなかったため、需要があるかは分かりませんが、その部分を切り取る形で全年齢版にしたものがこちらになります。 (本編について) ・単行本65巻の初登場時にカン・サロの見た目が性癖にぶっ刺さり、72巻の再登場時に一気に株が上がり、73巻収録予定の本誌798、799話で完全に落ちた夢女が、「カン・サロにもいるよね?愛する女。」という妄想を捗らせて書いた産物です。多分に捏造設定とご都合展開を含みますがご容赦ください。 ・キングダム読書歴五年半にして初めて”結婚したいキャラ”が出来、妄想を捗らせまくった結果こんなに長くなってしまい自分でもびっくりしています。移り気で気分屋な私にシリーズものは向いていないので、一話で完結させるためこの長さになったというのもあります。 ・番吾の戦いから13~16年前の設定なので、登場人物全員若い(10代後半~20代半ば)です。 ・個人的にはカン・サロをスパダリに書けた気がしているので満足です。(笑) ・年上同僚♂×年下同僚♀の組み合わせっていいよね、という個人的な性癖に基づくストーリー展開です。 ・日常描写多めのハピエン仕様ですが、戦場、戦闘描写もあり、軽いものの暴力シーンもあるのでご注意ください。 ・P.10の前半はもろにR18です。ド本命のR18シーンって、書くのめっちゃ大変ですね…。うまく書けたとは言い難いですが、書きたいシチュエーションは全て書けたので個人的には満足です。 ・涙ぼくろがセクシーな楽彰さんは、昌平君夢シリーズの方の蒙恬的な、夢主の友達ポジションにさせていただきました。キャラ設定も妄想と捏造の産物ですが、原作でも気配り将軍と言われていましたし、周りをよく見ていて色々なことに気付くタイプなんじゃないかなと思った次第です。本編でやたらといじるキャラなのは、当時の楽彰はまだ20代前半と若いこと、そしてあの甘いマスクでSっ気があったらそれはそれでギャップが良いと思ったからです。 ・若イケのフーオンは、原作でも楽彰と一緒にいることが多いので、この二人は仲が良いことにしました。少々かませ犬っぽいポジションにしてしまいすみません…。 ・夢主のカヤの見た目は、も〇〇け姫のサンのイメージです。サンよりもう少しかわいい系ですが。飾り気はないが原石美人です。カン・サロはキングダム一結婚したいド本命キャラなので、お相手のカヤも私好みの容姿です。(笑)ちなみに本編にも特徴を書いていますが、カヤはブルべ冬です。名前は響きがかわいくて呼びやすそうという理由で付けました。 (カン・サロの推しポイント) ・カン・サロがキングダム一結婚したいキャラになった理由を書いておきます。以下①~⑧なところがたまらないんですよ。あらゆるいい男要素が全て詰まっていると思います。ところで大分先でしょうが、カン・サロの髪色がアニメでどうなるのか大変気になりますね。私はクリーム色寄りの金髪をイメージしています。 ①切れ長つり目のクール顔に骨太高身長というド性癖な容姿。 ②地元と仲間が大好き。 ③強く実力もあるが野心家でない。 ④敵にも敬意を示し、不要に殺さないし傷付けない。 ⑤とにかく器が大きい。 ⑥落ち着いたクールな雰囲気なのに、ジ・アガとの回想を見るに結構ノリが良さそうというギャップ。 ⑦紳士的で女性に優しそう。 ⑧上司を立てながらもはっきりと意見を述べる聡明さ。 ・よく「女は総合点評価」なんて言いますがまさにその通りで、私はレーダーチャートに偏りなく大きな図形が描かれる、どこを取っても死角なしみたいな男が大好きなんですよ…。カン・サロってまさにこのタイプの男じゃないですか?変な癖や欠点もなく、全てがハイレベルなところでバランスが取れていると思います。カン・サロというキャラを創ってくださった原先生には感謝しかありません。本当にありがとうございます!! (カン・サロ周りの考察) ※以下、73巻収録予定の本誌ネタや史実ネタを含むのでご注意ください。 ・カン・サロの初登場は65巻で、李牧が桓騎を倒すため、カン・サロとジ・アガの二人を青歌から狼孟に派遣した時です。正直その時から気になってはいたんですよ。だってほら、切れ長つり目のクール顔に骨太高身長でしょ?もうその時点で見た目がド性癖なんですよ、私の。当時はその見た目の印象に引っ張られて、勝手にドSな攻めキャラを予想しており、それはそれでええやんと思っていました。 ・次にカン・サロが登場したのは72巻、李牧VS王翦の番吾の戦いなわけですが、まさか糸凌さんと対峙することになるとは…。個人的に糸凌と倉央の二人の関係が好きだったので、「マジか…ここで糸凌が殺されたらカン・サロ推せないかも…でも糸凌にカン・サロが殺されたらカン・サロも推せない…」と複雑な心境でした。そうしたら、カン・サロの女は斬らない紳士的な態度と敵にも敬意を払う崇高な精神により結果的に丸く収まり、安堵すると共にカン・サロの株が爆上がりしてしまいました。さらに、本誌798、799話でジ・アガだったらこうするとして糸凌を保護して手当し、さらに倉央の勇気に免じて二人とも解放するという…。私は単純なのでカン・サロの器の大きさにもうコロッと落ちてしまいました。(笑)でもそこからカン・サロを好きになればなる程、親友のジ・アガが死んでしまったことが悲しくて、やっぱり戦争って最悪だわ…それこそ青歌でお茶でもして和平してくれ…と思っています。 ・ところで、本誌798、799話でカン・サロが糸凌と倉央を解放したことは、今後の展開に関係してくると思っています。倉央の「この借りは決して忘れぬぞ」に対して、カン・サロは「当然だ」と返していますが、これは明らかに伏線でしょう。番吾の戦いの後、史実ではB.C.229年に、王翦が再び趙へ侵攻し李牧と戦います。苦戦した王翦は、李牧を疎む趙臣郭開を買収し、趙王に李牧の謀反を讒言させ、これにより李牧は趙王に誅殺されます。この下りはあまりにも胸糞悪いのですが、この時司馬尚も更迭されてしまうそうです。しかし殺されはしないんですよね、司馬尚は。主犯は李牧で司馬尚は協力者だったからとも考えられますが、趙王と郭開はそういう優しさを持ち合わせた人間ではないと思います。だとすれば、司馬尚が助かった理由=王翦側の保護があったからなのではないかと。そしてこの王翦側の保護というのは、まさしく王翦側近の倉央が司馬尚側近のカン・サロに借りを返す形で描かれるのではないかと予想しています。これはかなりアツい展開じゃないですか?こちらも妄想が捗りましたが、キャプション文字数オーバーなので本編あとがきの方に書いちゃいました。カン・サロが次に登場するのはおそらくこの辺りでしょうが、私は今から楽しみで仕方ないです。そしてカン・サロには絶対に死なないでほしいです。史実に存在しないオリキャラですし、秦側にデカい貸しを作った男なので大丈夫だと信じています…!!
    42,651文字pixiv小説作品
  • 名もなき人 #5

    里弥ちゃんが色々気持ちに整理をつけ、残りの人生は命の恩人と生きると決めます。カン・サロはきっと一生大事にしてくれるだろうな、亜光に対する尊敬も忘れないでいるだろうとの妄想です。
  • カン・サロと元青歌軍第四将の妻の話【全話全年齢向け】

    青歌将校でラッコ鍋パロ、からの嫁とお風呂○○♡【全年齢版】

    ・「愛する女の話【全年齢版】」(https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=23372186)の続きのお話です。こちらも元は成人向け(https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=23187259)なのですが、愛する女の話の全年齢版を作ったこと、また時系列バラバラになりそうなもののシリーズものにしようかなと思ったため、こちらについても全年齢版を作りました。 ・「海馬成長痛」と「I Need Your Love」を聴きながら楽しく書けました。 ・カン・サロに関しては、前話「愛する女の話」の方のキャプションで長々と語り尽くしているのでここで新たに語るつもりはありません。…が、ブロンドセミロングの濡れ髪をかき上げている姿を妄想をするとやはりニヤけてしまいますね…フフフ…笑。原作ではなかなかに複雑な編み込みヘアをしているので、こちらではオフの時の髪を下ろした姿を想像しながら書いています。 ・ところで、前半の酒宴に出てくる鹿肉も猪肉も、所謂赤身肉は総じて精力を高める効果があると言いますし、楽彰の持ってきた”美酒”と合わせて相乗効果抜群ですね♡笑
    13,996文字pixiv小説作品
  • 名もなき人 #4

    ずいぶん長くかかりました。一区切りつきました。原作の青歌軍の動きが今後どうなるかにより続きを思いつくかもしれません。里弥ちゃんには、幸せになってほしいです。いつの世でも。

このタグがついたpixivの作品閲覧データ

司馬尚
4
編集履歴
司馬尚
4
編集履歴