概要
悪魔絵師こと金子一馬氏がキャラクターデザインを施した。
ドット絵ではマスクをかぶったような顔をしていたが、公式イラストでは完全な豹頭の獣人の姿をしており、初期は二本の剣に緑のマントにブリーフ(?)だけを着込んだだけの姿であった。
その後リメイク版用に新しく金子氏により描き直されたイラストでは「前だけ隠して後ろ隠さず」と過激な見た目になっている。
しかしながら、豹獣人としての優れたデザインと、ゲーム本編での能力値や所持スキルの優秀さからファンは多い。
鈴木一也原作のOVA化もされた漫画『東京黙示録』では「総統(プレジデントオセ)」としてラスボスを張っており(雑誌掲載時にはネスカフェというCMネタがあった)、『偽典・女神転生』ではその設定を引き継いで黄泉の世界で国津神と争っている。
柳澤一明によるコミカライズ『真・女神転生if... 学園の悪魔使い』の続編である、『真・女神転生カーン』では、災厄後のアザブ(麻布)の村に、戦乱となった魔界から族長として一族を率いて移住し、大男の姿で村長になりユイリという少女を育てている。
『真・女神転生Ⅲ』では堕天使としてシジマのコトワリに賛同しているが、天使として復権したオセ・ハレルの姿も描かれている(こちらはヨスガであるバアル・アバターの配下)。
このオセ・ハレルはソシャゲである『D×2 真・女神転生リベレーション』にも登場し、「賛美の剣」や「ヘブンリーソード」といった固有スキルを持つ。同ゲームにおける出演イベントでは、同じくハレル化したフラロウスと共に堕天使の己自身と激戦を繰り広げ、終始優位に立っていたものの最終的には堕天使としての意地と誇りを以て抗った彼らに打ち倒された。
『ペルソナ』シリーズにも登場。
アルカナは「愚者」(「P3」以降)。
特に『P4』では素早さと力が早く、「チャージ」や「素早さの心得」を覚えるために物理に耐性を持たない相手に強く出られる。おまけにたった1つの弱点である光属性の魔法も「光からの生還」で耐えてしまうので抜かりがなく、ヨシツネがいない序~中盤まで長く使える優秀なアタッカーだと言える。
なお、アルカナの「愚者」の由来は公式で明言されてはいないものの、人間を変身させたり、狂気を齎す伝承が由来ではないかと思われる。
関連イラスト
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ジャガーロード:よく似た容姿を持つ『仮面ライダーアギト』の怪人(その中の一個体であるパンテラス・ルベオーは二刀流である)。