概要
初出は『女神転生Ⅱ』。
主人公達が暮らしていた「京浜第三シェルター」に襲撃してきた、死人を操る悪魔。
当時は「堕天使」という種族が実装されておらず「夜魔」だった。
青いローブに杖を持った魔術師のような姿をしている。
『真・女神転生シリーズ』以降、金子一馬氏により赤いローブと手にした操り人形が特徴的な、ドクロのフェイスペイントをした姿にデザインが変更された。最初期は黒人男性だったがリメイクに当たって人種不詳の男性へと変更された。
『真・女神転生』では、黒男爵の名でベリアルと共に少女アリスとロッポンギで暮らしている。
実はロッポンギの住民は全てネビロスの術によって作られたゾンビであり、生体エネルギーを生者から奪ってアリスの肉体維持に使っていた。
ベリアルが脇見の壺に封じられてしまった際、主人公一行に襲いかかってロウヒーローを殺してしまう(このときの腕を伸ばしてロウヒーローの魂を奪ってしまうシーンはトラウマイベントである)。
二度目の戦いで敗れ去り「愛する者の為につくすのが なぜ・・・ いけないのだ・・・」という言葉を残して消滅する(メガCD版ではこの直後にアリス、ベリアル、ネビロスの3人が楽しそうに茶会をしている絵が映し出されるという仕様)。
以後のシリーズ作品でもアリスを愛する悪魔として扱われている。
『デビルサマナー 葛󠄀葉ライドウ 対 コドクノマレビト』では黒男爵の姿で登場。シルクハットを被った細長い黒づくめの姿をしている。