概要
「ヨハネの黙示録」のサタンと同一視される説を採ってか、デザインは一貫して有翼の赤い大蛇または竜の姿。
種族が“邪神”になることが多くペルソナシリーズではアルカナ死神に配置され、シリーズ作品では基本的に登場悪魔の中でも高位の存在として扱われている。
特に「真・女神転生Ⅲ」では、シジマの守護を降ろす地として選ばれ氷川を守るために魔王・邪神級の悪魔が集うトウキョウ議事堂で、シジマ以外のルートでは最後の壁として人修羅の前に立ちふさがる存在として登場する。
際立った弱点もなく、敵全体に複数の状態異常を付着させる万能属性スキル『神の悪意』を使用するなど、強敵揃いのシジマ陣営の悪魔の中でも飛びぬけた実力を持つ。
一方シジマルートに賛同する道を選んだ場合には議事堂では交戦せず、後に魔王アーリマンとなった氷川から援軍として派遣され加勢してくれる。
また、「真・女神転生 STRANGE JOURNEY」のエネミーサーチでエンカウントするサマエルは、サマエル自身が様々な異名や異説を持つ存在であることを自嘲するような台詞を言い放つ(ドロップフォルマも『邪神のブドウ石』)。