「そこら中をカビだらけにして人類を滅ぼしてやる!」
「ライダーの最後の悲鳴は必ずこの耳で聞き届けます!」
概要
第44話「墓場の怪人カビビンガ」に登場したカビの改造人間。身長180㎝、体重60㎏。
体中に緑色の殺人カビが生えており、それを引きちぎって敵に投げつける攻撃を得意としている。手裏剣を使った事も得意。また、剣術の達人である。
弱点はオイル。これを浴びると弱体化し、殺人カビが溶けてしまうからである。
活躍
東京のとある墓地にて、墓参りに来た人間やランニング中の男子たちを実験台にして殺人カビを培養していた。事件を目撃した双子の少女・ジュンコとマコを使い、一文字隼人と滝和也、および立花レーシングの人々を抹殺しようと画策。しかし、どれもこれも失敗(前者は隼人の起点で免れ、後者は駆け付けた隼人と滝の活躍で難を逃れた)し、墓地の中で仮面ライダー2号に剣で挑む。
その結果、2号を崖の下へ転落させた。
死体確認をせず「ライダーなぞ俺の敵ではない!」と勝ち誇るカビビンガだったが(←死亡フラグ)、2号は死んでおらず双子の一人も奪還されたため首領から死刑を言い渡される。しかし、なんとか死神博士の温情により、もう一度チャンスを与えられる。
隼人を墓地におびき寄せ、釣鐘を爆破して爆殺しようとするが、猛烈な風圧を受けて逆に2号に変身させてしまった。この失敗はすでにかまきり男がしでかしたというのに、愚かなヤツである。
その後、2号と凄まじい剣劇を繰り広げるが、立花藤兵衛が持ってきたオイルを浴びて弱体化。最期は2号のライダーキックを受けて転がり、ドロドロに溶けて絶命。同時に殺人カビも消滅した。
余談
初めて姿を現した時は、墓石の中から出現した為まさに墓場の怪人である。
また、OPのスタッフクレジットでは「ガビビンガ」と誤表記されていた。
ちなみに、放送当時のテレビマガジンの記事『一文字隼人へ100の質問』では「一番弱い怪人は誰?」のところで紹介されていた。
関連タグ
アオカビジン…モチーフが同じネオショッカー怪人。改良型と言える。
チョコラータ…殺人カビをまき散らす悪役繋がり。こちらは怪人以上に凶悪な人間でカビによる大量虐殺で多くの死者を出す等、カビビンガと比べるとタチの悪さは段違い。