かまきり男

かまきりおとこ

かまきり男とは、仮面ライダーに登場した怪人である。

「もうおまえなど改造し直さなくてもいい!すぐに死んでもらう!」

「この爆弾はとびきり上等だからな!」

「本郷！もうどうしようもないぞ、逃れる道はたったの一つもないのだ！」

CV：辻村真人(5話)、水島晋(13話)　スーツアクター：中村文弥

概要

第5話「怪人かまきり男」に登場。

カマキリの改造人間で、周囲の風景に溶け込む能力や罠を仕掛けるなど蟷螂特有の能力を持っている。身長：175㎝、体重：68㎏。鳴き声は「ギェギェッギェー」

残忍かつ用心深い性格の持ち主で残忍かまきり男との異名を持つ。

左手はカマキリらしく鎌だが、主に鎖鎌を武器にしており、彼の配下の戦闘員も蟷螂拳のような構えを取る。また、口から人間を白い糸のような姿にして溶かす毒針を発射することも可能。劇中では地震研究所の守衛と戦闘員の1人がこの毒針で溶かされた。

ショッカーが企てる東京都の地盤の弱い個所に小型核爆弾をセットし、爆破により人工的に巨大地震を起こして首都を壊滅させる『人工地震計画』の発動のため、本郷猛の友人である地震学者の雨宮ちか子を誘拐して催眠術をかけて本郷をおびき出し、脳改造をやり直す必要は無いと称してライダーの抹殺を図った。

彼女の救出にやってきた本郷をちか子を利用して落とし穴に突き落とすことに成功し、穴の中に爆弾を投下する。しかし、本郷は爆風を風車に受けたことでライダーに変身し、穴からアッサリ脱走された上ちか子共々逃げられてしまう。

その後再びちか子を誘拐すると暗示をかけて本郷が暮らしているマンションに送り込み、本郷を殴って失神させ、アジトに連れ戻す。

しかし本郷はちか子に発信器を付けていたためアジトの所在がばれてしまい、アジトに現れた仮面ライダー1号と対戦することとなる。

ライダーが戦闘員から核爆弾のありかを聞き出したため、慌てて核爆弾のスイッチを押そうとするもぎりぎりでライダーキックが命中し、糸のように溶けていった。

また、上官が死ぬと戦闘員も裏切り防止と情報漏洩防止を兼ねて強制的に絶命させられる仕様のためか、それと同時にダメージを受けていないはずの戦闘員たちも次々と倒れて消滅した。

その後は第13話「トカゲロンと怪人軍団」でトカゲロン配下の再生怪人軍団の一員として登場する。しかし大して活躍もないまま蜂女と共に投げ飛ばされ、さらには電光ライダーキックで蹴り返されたバーリア破壊ボールの爆発に巻き込まれ、トカゲロンと共に爆死した。

また、劇場映画「仮面ライダー対ショッカー」では予告編でのみ登場したが、その時は体の色が黄色くなっていた。

なお公式設定ではないが、新・仮面ライダーSPIRITSにおいて、一文字隼人を、死神博士の要請を受けて（先の原子力研究所の襲撃作戦と並行して）第二期強化改造人間(ショッカーライダーのプロトタイプ制作)の資材として他の再生怪人たちの強力の元、拉致・改造計画に協力していたことが後に発覚した。

島本版スカルマン

ラスプーチンが製造した複製人間が変異した姿。腕に鋭い刃を持つ。

組織の内情を探るためにスカルマンが憑依し、蠍男と戦うが敗北する。

しかし、すんでのところでスカルマンは憑依を解除した為に生きていた。

小説版

本名は石渡昭と言う青葉ヶ丘第三小学校の理科教諭だが実はその正体は253人を殺害した殺人鬼でその高い知能と残虐性を買われてショッカーにスカウトされ怪人となった。

ショッカーのバックアップを受けながら、趣味である快楽殺人を続けていたが、実は本人も気付かないうちにショッカーの任務に就かされていた。

余談

その後、スーパー1まで長くかかわることとなる声優の辻村真人が最初に演じたライダー怪人である。なんでも辻村氏が甥っ子に話しかけたところ「かまきり男の声」と言われて怖がられたんだとか。

関連タグ

仮面ライダー　ショッカー　ショッカー怪人　カマキリ

カビビンガ(後に同じへまをした怪人)

カマキリの怪人

太字表記は幹部怪人

昭和ライダー

ワシカマギリ カマキリメラン カマキリ獣人 カマキリ奇械人 カマキリジン カマギリガン カマキロイド カマキリ怪人 ガイナカマキル

リメイク・リブート

カマキリアマゾン　カマキリ・カメレオンオーグ

平成一期

メ・ガリマ・バ マンティスロード マンティスオルフェノク 仮面ライダーカリス マンティスアンデッド パラドキサアンデッド セクティオワーム マンティスイマジン マンティスファンガイア

平成二期

ウヴァ カマキリヤミー ガタキリバコンボ

令和ライダー

ベローサマギア※厳密にはトガマムシがモチーフ　カマキリ・デッドマン　カマキリゲノム マンティスマルガム