ピクシブ百科事典は2024年5月28日付でプライバシーポリシーを改定しました。改訂履歴

概要

仁田忠常とは、平安時代から鎌倉時代武将

源頼朝挙兵に加わり、平氏追討では源範頼に従い、畿内から九州までを転々として戦っていた。

1180(治承4年)の石橋山の戦いでは一族とともに従軍し、一時は退却を余儀なくされたが、後に大庭景親を降伏させている。

曾我兄弟の仇討ちの際に、兄の曾我祐成を討ち取っている。

頼家からの信頼も厚く、頼朝の死後は源頼家に仕えた。頼家の長男・一幡の養育係にも任ぜられたという。

建仁2年(1202年)には忠常の屋敷で小笠懸が催されている。建仁3年(1203年)、頼家に命じられて富士山麓の人穴を探索した。この年の7月に頼家が病に倒れ、数カ月間昏睡状態に陥るさなか、9月には北条時政に従って、頼家の外戚となって北条家を凌ぐ力をつけていた比企能員を騙して時政邸に呼び込み、これを討ち取っている。

忠常の最期は、書物によって大きく異なるが、いずれも悲惨な最期であったことは間違いない。

まず『吾妻鏡』によれば、頼家の意識が回復したのち、和田義盛とともに北条家追討の命を下された。翌日の晩、能員追討の賞を受けるべく時政邸へ向かうが、帰宅の遅れを怪しんだ弟の五郎と六郎が時政討伐の命を頼家から受けていたことが露見したと考え、北条義時が訪ねていた北条政子の邸宅を襲撃するが、五郎はその場で討たれ、六郎は自害する。時政邸を出て家路を辿っていた忠常は、弁明のため御所に向かおうとしたが、加藤景廉に討ち取られてしまったという。

一方『愚管抄』には、病に倒れた頼家が8月30日に自ら出家し、一幡に家督を譲ると宣言したことを忠常は知らなかったために能員を討った。そのことを知らされ、翌月5日には義時と争い、敗北して討たれたという。

関連タグ

平家物語 曾我祐成

中田譲治大河ドラマ草燃える』での演者

高岸宏行…大河ドラマ『鎌倉殿の13人』での演者

コメント

コメントが未記入です

pixivに投稿されたイラスト

すべて見る

pixivに投稿された小説

すべて見る
  • 『ふざけるな馬鹿!』の堂々巡り

    鎌倉を舞台にしたお話の二次創作です。本物とは一切関係ありません。誹謗中傷の意図もありません。部下の仁田さんが自害を目の当たりにした義時が今まで頼家にためていた怒り、一幡殺害任務を遂行しなかった泰時、善治に対する怒りを独白する内容。前に書いたロクナナのオマージュで、大江様視点が義時視点になったような内容です。頼家もある意味気の毒な人ではあるんですが、景時、平六パパ、藤九朗、全成が亡くなったの、この人の責任あると思います。頼家様(中の人可哀想)、比企一族当主(中の人可哀想)責めないで、本物汚さないで、二次創作無理、スラング無理ですという方々は回れ右。
  • 【ショートシナリオ】蔵

    「鎌倉殿の13人」放送終了から2年が過ぎた今でもイイネ、ブックマークして下さる武衛の皆様にお礼の気持ちを込めて、今回はサラサラとお茶漬けのように読めるショートシナリオをupさせて頂こうと思います。 あらすじは以下。あと、オリジナルで仁田家の召使いたちが登場します。「日の名残り」や森薫さんのメイド漫画にがっっつり影響受けてますね(苦笑)この字数ですとおよそ15分弱のドラマに相当するそうで、三谷幸喜さんの本編のようにポップで楽しい場面が立ち上がるような仕上がりになっていればと願っています。 【あらすじ】伊豆の土豪の一人息子・仁田忠常は、突然世を去った父の菩提を静かに弔う日々を過ごしている。使用人たちが案じる中、忠常は父の葬儀で初めて出会った近所の若武者・北条三郎宗時に思いを馳せていた。 一方宗時は健気な忠常のため、北条家が援助に乗り出すことを決める。しかし、仁田家が由緒ある旧家であるのに対し、北条家は伊豆でも新興の家だった。忠常の周囲から信頼を得るため、宗時は北条のルーツを探し始めるが…。 久々に北条家のきょうだいが全員揃って、にぎやかな回になったと思います。しっかり者でどこかふんわりな小池栄子さんの政子と、ちゃっかりキュートな宮澤エマさんの実衣の北条シスターズも、控えめで優しい小四郎も大好きだったので、書くのが楽しかったです。 厚かましいとは存じますが、もしも「もっと読んでみよっかな」と思われましたら以下のリンクから書棚へ飛んでいただけますので、どうぞお気軽に…(;^_^A ◇「光と影の箱庭」 鎌倉殿二次創作小説集:https://plus.fm-p.jp/u/rollingwave/book?id=27
  • 【1話おためし公開】近習

    平和な北条家と仁田殿のお話です。 ・仁田殿のお家の事情および、作中の家族も全て黒咲の創作です。執筆時点で資料が出てこなかったため仁田殿の父上の名前も当方オリジナルになってしまいました。悪しからずご了承下さい。 ・同様に、兄上の近習という設定も黒咲の創作です。 ・時系列的には父上が京から帰って数か月くらい、頼朝がやってくる前。 時間の流れはドラマより超もったり…かと思います。 ここまで創作要素メガ盛りで「読んでみようか」とお思いになった皆様、長らく説明の方にお付き合い頂いてしまってすみません。あらすじの方ですが…ざっくりと以下の通りです。 北条家に新しい家族がやってきた。近所の仁田家の当主が急死し、その息子である忠常を行儀見習いとして預かることになったのだ。弔いの席でのけなげな振る舞いを見た宗時が、自らの近習にと強く望んでのことだった。 北条家に迎え入れてからは、親鳥のように忠常の面倒を見、きめ細かい気くばりを示す宗時。義時も忠常のことは心から良い子だと認めているが、何となくスッキリしない。義村に話してみると、なぜか本音を宗時にぶつけてみる運びになってしまうが……。 お読み下さった皆様が、ちょっとホッとしたり、クスっとして頂けるような仕上がりを目指しました。お楽しみ頂けましたら幸いです。 この路線でいろいろ読んでみようかな!という方は以下リンクからサイトの本棚へ飛んで頂けます。(*- -)(*_ _)ペコリ ◇「光と影の箱庭」 鎌倉殿二次創作小説集:https://plus.fm-p.jp/u/rollingwave/book?id=27
  • 忠信の人

    仁田殿追悼の意味を込めて。本当に惜しい人を、亡くしました。 私はこの時代の知識には疎く、ほぼ捏造だらけの設定になりますので、ご了承ください。 32話を見て、仁田殿ぉぉぉぉぉという思いで一気に書き上げた話です。闇堕ちした義時が泣くことは意外でした。それだけ、二人には信頼関係があったのだと思っています。
  • 鎌倉殿の13人の小説

    お兄ちゃんはプロボクサー

    現パロ、「パパはさびしんぼう」の続きでございます。ドラマでは、仁田殿ロスな上、どんどんダークな展開になりそうなので、せめて現パロでは家族、知人同士でほのぼのしてほしいなあと思って書きました。ボクシングの知識はいい加減です。
  • kmkr殿の泡沫の夢

    一歩進んで二歩退がる

    実る恋と、迫る脅威。 ↓ ↓ ↓ お久しぶりです、家康色々しんど過ぎて固まってました。 やっと二人を進展させましたが……どうなることやら。 次回、石橋山。

このタグがついたpixivの作品閲覧データ

仁田忠常
1
編集履歴
仁田忠常
1
編集履歴