鎌倉武士
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かまくらぶし
平安末期〜鎌倉時代の武士。ネット上では初期の武士の残虐さ・勇猛さを強調する文脈でこの語が流布している。
鎌倉時代の武士。当時は武士道なるものも(一応存在するにはしたが)体系化されていなかった時代であり、公務員化・サラリーマン化した江戸時代の侍とは殆ど別物である。武士の台頭が著しかった平安時代末期の武士も鎌倉武士と連続した存在と考えることができる。
この時代の武士は(後世から見ると)大変に野蛮・残虐な戦闘集団であったが、ネットミーム化した「鎌倉武士」像には誇張が多く含まれているという指摘もある。
なお、鎌倉武士が活躍した12世紀から14世紀の世界は、ユーラシアではモンゴル帝国、中近東では十字軍、北欧・東欧ではドイツ騎士団といった、とんでもない蛮族達が暴れまわっていた時代だった。
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