概要
太陽の化身。第1話で初登場(タケシが初めて変身したのは第2話)。太陽の力をエネルギーとするレインボーマンの基本形態。
太陽の化身というだけあってカラーリングは日本の国旗よろしく紅白。額には金色のサンランプが備わる。デザイン上、目元が露出していることもあって、ほとんどの場合、タケシ役の水谷邦久本人がそのままダッシュ7を演じていた。
太陽の光や様々な超能力で戦う形態で天井に張り付くといった芸当も可能。
人間を化石に変えてしまう怪物ヘドロンとの戦いでは既に致命傷を負っていたヘロデニア3世が死ぬまで耐久戦を展開してみせた。
漫画版では熱を発してダムを蒸発させたり、太陽の黒点よろしく「黒い太陽の化身」に変化させて冷凍能力を行使している。
物語後半から、本体であるダッシュ7の姿のままで、それ以外の化身の力を2種類まで掛け合わせることができる奥義「レインボークロス(別名・レインボー合体の術)」を習得。これを使うと、額のサンランプがその2つの化身の色の模様となる。この技の登場後も、ダッシュ1・5・6は単体で登場した。
レインボークロスは苦悩するタケシの前に現れたダイバ・ダッタの魂がタケシに伝授したものであるが、その時ダイバ・ダッタがタケシに見せた「レインボー合体の術の手本」は、残り6つの化身全てと合体し、額のサンランプには同心円状に全化身の色が入るというものだった。
アニメ版でも太陽の力を利用して戦い、指先から放つ「遠当ての術」や「念動力」といった念力系の術のほか、洗脳を解呪したり解毒を促す回復系の呪文も使う。額のシンボルから「レインボーフラッシュ」を放つ。
技
レインボーフラッシュ
突き出した両腕から放つ光線。
遠当ての術
遠く離れた敵に念動力をぶつけて敵を倒したり、爆発を起こす。
建造物や樹木などの破壊にも利用可能。
不動金縛りの術
念動力で相手の動きを止める。
サンランプ
腕を十字に組み、額のサンランプから金色の光線を放つ。
太陽の剣を敵の周囲に配置し、乱反射させて敵を苦しめるという使い方もできる。
バッドシスターには全く通用しなかった。
太陽の剣
サンランプの左右の突起物を引き抜くと現れる武器。投擲武器としても用いられた(これとは別に小型ナイフを投擲することも)。
二刀流を駆使した「レインボー剣の舞」やサンランプが吸収した太陽エネルギーを、交叉した剣を中継役としビームに変換して放つ強力光線「太陽フラッシュ」(雨天でも使用可能)、雷のエネルギーを込めて炎上させて切り裂く「雷光の剣」という技がある。
雷光の術
嵐を呼び寄せ、落雷を落とす。
詠唱さえすれば印を結ばなくとも使用可能。
空中七段蹴り
空中に飛び上がり、複数の敵に連続蹴りを浴びせる。
真空竜巻の術
大竜巻を起こし、敵をバラバラに風化させる。
太陽スパーク
太陽を背に発光、目眩しと瞬間移動を同時に行う。
バリヤー
銃弾や弓矢はもちろん、炎や溶解液すらも防ぐ万能バリヤー。
念力バリヤー
自分の周囲にバリアーを発生させる。
任意の物体を覆うようにバリアを発生させることもできる応用性に優れる技。
念力移動の術
念力で岩を持ち上げ、盾にして敵の攻撃を防ぐ。
不動心の術
自己暗示をかけて敵の催眠術に陥らないようにする術。
解毒の術
「オンタタギャトードハンパヤソワカ」の真言を唱え、対象から有毒物質を取り除く。
レインボークロスの組み合わせ
- ダッシュ2+ダッシュ5=火炎の術(ダッシュ2の火炎の術の強化版)
- ダッシュ4+ダッシュ6=岩隠れの術(景色に溶け込む)、サンランプから引き抜く矢(正式名称不明。矢を投擲する)、木霊叩き(ダッシュ4の木霊叩きの強化版)、疾風土煙火の術(ダッシュ6の得意技)、木遁の術(体を木に同化させて敵をやり過ごす)
- ダッシュ3+ダッシュ5=烈風の術(突風を起こす)、レインボー光返し(敵の光線を反射する)
- ダッシュ3+ダッシュ6=水冷砲の術(ダッシュ3の水冷砲の術の強化版)、地雷震の術(ダッシュ6の地雷震の術の強化版で異空間に脱出口を作り出せる)、闇時雨の術(雨雲を作り出し、集中豪雨で攻める)、太陽の剣(地面から太陽の剣を連続で放つ)
- ダッシュ2+ダッシュ6=火炎火走りの術(炎の中を無傷で駆け抜ける)、太陽の剣(地面から太陽の剣を連続で放つ)、疾風土煙火の術(ダッシュ6の得意技)
- ダッシュ1+ダッシュ5=天地稲妻落とし(ダッシュ1とダッシュ5の天地稲妻落としの合わせ技。死ね死ね団アジトの機能を麻痺させるだけの威力を持つ)