概要
R-1のデータを基にして作られた量産型パーソナルトルーパー。
スーパーヒーロー作戦で初登場。
コストダウンを図ったため、変形機構とT-LINKシステムがオミットされており、性能面でもR-1より劣るがそれでも高性能な仕上がりになっている。
後にカスタマイズ機のアルブレード・カスタムが登場する。
メカニックデザインは金丸仁。
スーパーヒーロー作戦
地球防衛軍TDFによってSRX計画が中止された後、パーソナルトルーパー量産計画のもとで桐原コンツェルンが製造したR-1の量産機。ジャミラ戦、パンドン戦にてライディース・F・ブランシュタインが搭乗している。
スーパーロボット大戦OGシリーズ
マオ・インダストリー社が開発したR-1の簡易量産試作機。3機製造されているが、ゲームに登場したのは3号機のタイプTのみである。
3号機は「ブレード・トンファー」を装備しており、格闘戦が得意である。
リュウセイ・ダテがパイロットを務めたあと、アラド・バランガがビルトビルガーを受領するまでに使用していた。これにはリュウセイのほかにキョウスケやカチーナらがラミアとの模擬戦の様子を観察し、今部隊にある機体でアラド向きの機体、ということでリュウセイがアルブレードを挙げたことがその理由。
なお、アニメ版「ジ・インスペクター」では展開が変わり、R-1が既にハガネに搭載されていたため、ビルトファルケン強奪後はそのままフェードアウトしてしまった（アラドも乗らない）。「Record of ATX」ではさらに扱いが悪くなっており、ビルトファルケン強奪後も調整中のR-1の代わりにリュウセイが乗ったまでは良かったが、脱走したアラドが乗ったまでは良かったが、その後ラピエサージュに胴体だけを残して破壊されるという無残な状態になってしまった。
地球連邦軍の正式採用を目指すべく、アルブレードの量産機である「エルシュナイデ」を開発するつもりだったが、「向こう側」の世界からやってきたシャドウミラーが「エルアインス」を持ち込んだために開発が中止になってしまった。
その後第2次OGではアルブレード・カスタムに改造されている。
ゲーム中は誰でも乗れてパーツも多く装備できる上に、使いやすい連続攻撃武器が売り。アラドがビルトビルガーに乗り換えてからはデフォルトパイロットがいなくなるが、この頃になると流石に火力面で息切れしてくる。継続して使うのであれば、Wゲージの多さを武器に、換装武器で個性を出したい。
OGsではブレード・トンファーが連続攻撃でなくなった（システムそのものが撤廃された）代わりにバリア貫通になった。ラトゥーニのリュウセイ病はブレード・トンファーでも遺憾なく発揮されるので、一度は乗せて使ってみよう。
スーパーロボット大戦αシリーズ
設定上は存在しているが、登場時点ですでにアルブレード・カスタムになっている。
本当はこのポジションにはART-1が登場するはずだったのだが、登場する「第3次α」開発時点でART-1はラフ画しかなく、OGsへの登場が決まっていたART-1の登場が見送られた代わりにアルブレード・カスタムの設定が作られたという経緯がある。
スペック
分類：試作量産型パーソナルトルーパー
形式番号：PTX-014
全高：18.2m
重量：45.8t
機体フレーム：Hフレーム
動力：プラズマ・ジェネレーター
基本OS：TC-OS
開発元：マオ・インダストリー社
開発者：カーク・ハミル、ロバート・H・オオミヤ
武装
バルカン砲
所謂頭部バルカン砲。
ブレード・トンファー(3号機)
トンファーと実体剣を組み合わせた格闘武装。
R-1のものと同じ。
G・レールガン
手持ち式レールガン。OGシリーズでは換装武器。
