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三ノ輪銀

みのわぎん

『勇者であるシリーズ』第1弾のイラストノベル『鷲尾須美は勇者である』に登場するキャラクター。
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概要編集

「一番槍は任せておきなさいって!」

元気いっぱいの熱血爆弾娘。好奇心旺盛で、やりたい事や言いたい事があれば、そのまま実行に移す少女。トラブルメーカーでもあり、須美は彼女から目が離せない。出来たばかりの弟がいて、可愛がって育てている、家族思いの面もある。お役目でも、果敢に先頭に立ち、他の2人を守るように戦っていく。

(『鷲尾須美は勇者である』キャラクター紹介)


元気いっぱいの火の玉ガール。運が悪く、しょっちゅうトラブルに出くわしているが、めげない。産まれたての弟の世話が楽しいという家族思い。武器は攻撃力の高い二丁の斧で、前衛を務める。

(『結城友奈は勇者である -鷲尾須美の章-』キャラクター紹介)


プロフィール編集

※1:テレビアニメ『結城友奈は勇者である -鷲尾須美の章-』の先行上映版第3章「やくそく」の来場者限定特典ノベル「追憶の園子」にて判明。後にゲーム『花結いのきらめき』でも言及されている。

※2:テレビアニメ『結城友奈は勇者である -結城友奈の章-』ではモブキャラの女子生徒を演じている。


人物像編集

三ノ輪銀 紹介イラスト

須美園子とともに戦う、おてんばな少女。行動的なトラブルメーカーでもある。

とても陽気かつ活発な性格。好奇心旺盛でやりたい事や言いたい事をそのまま実行する行動派。また、自身も認めるトラブル体質で、学校や訓練にもしばしば遅刻しそうになっている。他にも、須美の豊満な胸に手を出すなど須美を振り回して困らせる事も。

とてもフランクでくだけた言葉遣いをしており、丁寧すぎるほどの言葉遣いをする須美とは正反対である。

ただ、その実とても世話焼きで困っている人を放っておけない性格であり、遅刻するのも鉢合わせた困り事を解決していた結果である事が多い。

家族は両親と弟2人。特に下の弟は生まれたばかりであり、将来は「姉の忠実な舎弟にしてこき使おう」と冗談半分で言っているが、とても可愛がっており、意外と家族思いな一面を見せる。


運動が得意で、休み時間はいつも校庭で走り回っているが、勉強は少し苦手である。

かと思えば将来の夢の選択肢に「お嫁さん」が入るなど、年頃の女の子ならではの感性もちゃんと持ち合わせている。活発な性格ともあいまって、彼女に想いを寄せる男子も存在する。


ショッピングモール「イネス」が大好きで、自ら「イネスマニア」を自称するほど、イネスに詳しく、勉強の合間や遠足の後など、たびたびイネスに行きたがる様子を見せていた。

また、須美と園子を初めてイネスに連れ出し、ジェラートを体験させたのも彼女である(ちなみにこのモデルとなったイオン高松内のオッティモクラシックは2022年2月末に閉店する事が店員のツイートで明らかになった)。


「さ、イネス行こう。イネス行かないとアタシ、落ち着かないんだよ」


鷲尾家や乃木家とは違い、三ノ輪家では使用人を雇っておらず、弟の世話や家の手伝いなどを積極的に行っていた。住居も一般家庭のそれより多少大きい程度のごく普通の日本家屋であり、使用人の件も合わせてそれほど裕福ではないようだが(スタッフインタビューでは分家であると言われていた他、『わしおすみは勇者ラジオ。』では、銀本人から両親が共働きで使用人を雇う余裕がない事が語られている)、ゆゆゆいでは「三ノ輪家も大赦に名家として扱われている」と言及されており、当時の勇者の選定が家柄も考慮されたものである以上、大赦の中でもそれなりに力の強い家柄であるのは間違いない(実際、『勇者の章』に登場する英霊之碑には先祖と思われる「三ノ輪竜子」という名前がある他、劇中で描かれたとある葬儀の際には親族だけでもかなりの人数が訪れており、家としての規模はかなりのものである事がわかる)。


破天荒に行動するトラブルメーカーである彼女であるが、その真っ直さと友達や家族、弟を守りたい想いが須美を成長させ、後に続編である「結城友奈は勇者である」にも影響を与える事になる。


ちなみに判明している中では勇者であるシリーズの登場人物で一番背が低い。


勇者として編集

双斧

モチーフになった花は牡丹で、武器は2丁の大きな斧。空いている穴からはジェット噴射のごとく炎が噴き出す事がある。

接近戦を得意とし、戦闘では先頭に立ち、他の二人を守るように戦い、バーテックスに対して恐れる事なく突撃していき、2丁の斧による打撃や斬撃を相手に与える。

また、ダメージを負っても簡単には倒れず、血を流しながらも敵に打撃や斬撃を加え続けるタフさを持ち合わせている。

やや先走りがちなところがあり、若干危なっかしい面が多いが、園子が隊長になってから、園子の的確な指示を聞くようになりむやみに突っ込んでいくような事はなくなった。



ネタバレ編集

『鷲尾須美は勇者である』の核心に触れる内容が含まれておりますので、読む際は注意してください。





















「ここは、怖くてもがんばりどころだろ」

「アタシに任せて、須美と園子は休んどいて」

「またね」

2体のバーテックスが同時に襲来、的確なチームプレイで序盤の戦局は優勢であったが、更に3体目のバーテックスが出現。3体の連携攻撃で大苦戦を強いられ、須美と園子を無理矢理戦闘から離脱させ自身は単独で戦いを挑む。

友達や家族、なにより弟を守りたい一心で、彼女は3体のバーテックスを相手に致命傷を受け、血まみれになろうとも腸がはみ出ようとも意識が遠くなろうとも、限界を超えた猛攻を喰らわせ続けた。


三ノ輪銀

「化け物には分からないだろう! この力!!」

「これこそが! 人間様の! 気合だ! 根性だ!

"たましい"ってやつよォォォ!!!」


死闘の末に3体のバーテックスを撤退させる事に成功するが、須美と園子の呼びかけに彼女はもはや応える事はなく、まるで旧世紀の伝説的僧兵のごとく、敵が去っていった方を睨みつけたまま既に事切れていた

センシティブな作品

三ノ輪銀は、「勇者」として「人間」として「優しい姉」として、そして「須美と園子のズッ友」として、己が魂を燃やし尽くし、僅か11年あまりの短い生涯を駆け抜けていったのであった。


彼女の命懸けの覚悟の行動により、バーテックスから人類はひとまず救われた。


彼女が使っていた端末は大赦により回収され、3人の活躍によってバーテックス襲来が一旦収まった後、近い性質を持つ者ならば譲渡という形で使用出来るように改良が施され、それは紆余曲折を経て、勇者候補である三好夏凜に引き継がれた。

彼女はバーテックスの再襲来に備えて鍛錬を続け、二年後のバーテックス再襲来時に讃州中学勇者部への援軍・お目付け役として、かつて銀が使用していた端末と共に戦線投入される事になる。

なお、夏凜の装備は「二本の刀であり、を基調とした衣装」となっている(斧から刀に変更されたのは、彼女の戦闘スタイルに合わせて調整されたためである)。


それと同時期に、大赦は銀の死を受けて勇者システムに大幅な改良を試みており、その成果として「満開」と「精霊」を用いた「精霊バリア」の実装に至り、彼女の死を境に勇者側の対バーテックス戦術は大転換を迎える事になる(しかしその結果、新たな問題が噴出してしまう事にもなるのだが)。


そして、銀が度々口にしていた「勇者は気合と根性」という言葉は、彼女の遺訓として、その後の須美と園子に大きな影響を与える事になるのである。


なお、銀が死亡した際に襲来した3体のバーテックス(スコーピオン、サジタリウス、キャンサー)は、奇遇にも「2年後の須美が最初に戦った相手」(ちなみにこの時、サジタリウスに対して「援護する」と言いつつ偶然か否か親の仇でも前にしているかのように猛烈な狙撃の嵐をお見舞いしている)であり「勇者システムを引き継いだ夏凜が満開を駆使した際に倒した相手」でもある。


『花結いのきらめき』では編集

スマートフォンゲーム「結城友奈は勇者である 花結いのきらめきゆゆゆい)」にも当然ながら登場。ガチャもしくはストーリークリア報酬で入手可能で、性能は非常に優秀。

接近型で火力と攻撃速度を兼ね備えたハイスペックタイプ。夏凜と組むと鬼のような勢いで敵が消えていく。

難点は、必殺技の性能が死んでいる事と、吹っ飛びには夏凜以上に弱く、前線を支えるには味方の補助が必要な事。他は平均以上。

パートナーには夏凜、若葉等接近同士での組み合わせがいい。

また、作中では勇者システムのアップデート前に退場したために使用する事がなかった精霊として「鈴鹿御前」が設定されている。

強化時にうどん当番として銀が登場した場合、大成功だとエビ天の載った天ぷらうどんが出る。2年後の須美こと東郷は感慨深げに「また銀の作ったうどんが食べられるとは思わなかった」と語る(中学生園子は2017年12月にプレイアブル化されるまで銀のうどんはお預けだった)。

ー 満 開 ーinferno

2020年1月24日にはUR化に伴い、本作オリジナルとなる満開姿が登場した

イラストには映っていないが、後に公開された設定画では巨大な四足獣型の台座に乗っており、その爪全てが斧になっている。

満開や切り札が登場するURカードにて、満開・切り札未使用のキャラはどうなるのかとプレイヤーの間では心配されていたが、UR銀が初めてオリジナル満開姿を引っ提げて登場した事により、他のキャラクターのオリジナル満開や切り札の登場にも期待が持てるようになり、その期待に応えるかの如く「強化装束」という名称で続々と実装されていく事になる。


ストーリーでは勇者部に最初に召喚された援軍として参加。須美と園子に若干遅れる形で登場し、仲間に加わる。当然ながら東郷と中学生の園子はその思いもかけぬ再会に大きな衝撃を受け、二人とも涙を堪えてすぐには話しかけられなかった。

イネスマニアぶりも健在で、現代での暮らしで真っ先に心配したのが「イネスが近くにない事」であった。

一部を除き年上の勇者達には一定の敬意と礼儀をもって積極的にコミュニケーションを取っており、敬語で話す場面が多い。原作では先生との関係がフランクだった事もあり、見る機会の少なかった光景だが、そこは勇者に選ばれるほどの家柄。礼儀作法はしっかりと身に着けていた事がよく分かる。失礼がないようにと身構えてしまう須美や純粋に交友経験の乏しい小学生園子を抑えて『わすゆ』組三人娘の中でもトップクラスのコミュ力を遺憾なく発揮している。

また、須美や園子の心を射抜いてしまうその言動は、夏凜をして「天然のタラシ」とまで言わしめた。

とはいえ勇者達の巨乳に片っ端から「ビバーク」と称してアタックをかけるという相変わらずな所も(それは同好の士を得た事で更にエスカレートしていく事になる)。

作中でちょくちょく行われる各種イベントの際は、「ミノ・ワーギン」を名乗ってプロレス風の実況をし始める事も(場合によってはノギソ・ノーコシズカキ・リュウ、後に更に増えてラセツツメコといった解説役も加わる)。


なお、他の2人と異なり「未来の自分」がいない事に違和感を抱いたものの「出世して大赦務め」と一人合点。東郷と中学生園子は真実を話すかどうかは「全てが終わってから考える」と、ひとまず保留にしている。2年前に住んでいた大橋へたどり着いた際も「大赦関連の施設は造反神から解放されない傾向にある」などの理由で帰宅は叶わなかった。ただしこれは自分の死を察した上で、あえて触れないよう振る舞っている可能性も示唆されている。


ただ、彼女の死によって果たせなかった「やくそく」は本ストーリー中で果たされる事になる。

また、各キャラクター中唯一前後編に分かれた誕生日イベントでは「銀の夢を叶えてあげたい」という美森と中学生園子の提案で花嫁衣裳を着て結婚式風の写真撮影を行う事になった

三ノ輪銀 生誕祭2017


ハロウィンイベントではハロウィンのお祭りの発起人として、犬吠埼樹をリーダーに据え年長者からお菓子をせしめる「ハッピー・ハロウィン作戦」を敢行している。その際オバケのコスプレの提案として、「白い布をかぶり、毛を3本付け、タラコ唇」という物を提案。案の定、樹から「それは色々とまずい」と止められてしまった。その後、歌野の協力でカボチャも確保に成功するのだが…

ちなみにこの作戦、銀の行動があまりにもガバガバだったため、年長者組には筒抜けでイタズラどころかお菓子をたくさん用意して待っていた、というなんとも優しく、ほっこりするオチがある(2年前のハロウィンでは銀が既に死亡していたため、銀を楽しませてやりたいという東郷と中学生園子の意向もあった)。なお、翌年のハロウィンでは歌野からカボチャの提供を事前に受けたそうである(須美の部屋に大量に搬入されたため、彼女が驚く事になった。なお、昨年の物より小ぶりだったらしいが、当然である)。


本来の時間軸において銀と須美、園子はわずか数ヶ月の付き合いしかなかったため、このようなイベントを共に過ごす三人の姿は中学生になった美森と園子、そして画面の前の我々プレイヤーにとってひとしおの感慨があり、銀の笑顔が皆の涙腺を容赦なく責め立てる。

特に東郷と園子は実際に感極まって泣き出してしまう事もしばしばであり、このあり得ないはずの時間がいつまで続くか分からないけれども、続く限りは大切にしようと語っている。


東郷の愛銃シロガネとも対面しており、彼女から「最高に格好いいと思ってるものから名前を貰った」と面と向かって言われているのだが、当の本人はシロガネを東郷が好きな軍艦か何かの名前(コレの事ではない)と思っていて聞き流してしまった(東郷も敢えて誤解を解かなかった)。


中学生の東郷・園子を筆頭に勇者部メンバーからは概ね愛されている一方、相変わらず貧乏くじを引く事も多く、

  • 夏祭りイベントではたまたま夏凜が友奈に神樹について講義をしているところに来てしまったばっかりに講義に巻き込まれ買ってきたアイスを食べ損ねる、
  • ハロウィンイベントではイタズラが出来なくて消化不良だったため、樹にイタズラしようとしたばかりに樹の作った紫色のパンプキンケーキを食べる羽目になる、
  • 2年目の球子&杏誕生日イベントでは、どこぞのリアクション芸人落語家の如く鼻をザリガニに挟まれる

といった災難に遭っている。どこぞの連中が手ぐすね引いて待っていそうである。


ちなみに、銀の戦死が描かれた『鷲尾須美の章』第4話の放送直後、弔い合戦と言わんばかりのタイミングでスコーピオン・バーテックスの襲来イベントが開催。しかも前座としてサジタリウスとキャンサーまでもしっかり登場した。

更に次月には奇しくも銀の誕生日イベントと、残り2体の片割れであるサジタリウスを主役に据えた襲来イベントまであった。



そして花結いの章28話。

遂に、その時はやってきた


赤嶺友奈「じゃあ嘘だと思ってそのまま聞いてよ。三ノ輪銀ちゃん!」

「え?」

赤嶺友奈「中学生になった貴方がここに1人何故いないのか。それは……」

東郷「やめなさい!!!!!」

赤嶺友奈「──それ、答え言っちゃってるから」


こうして、銀は遂に東郷と園子から自分の末路を知る事になるが、示唆されていたように自分が2年後を迎える事なく既に死んでいる事は薄々察しており、それを踏まえた上で元の世界に帰って運命を変えると宣言する。

もっとも、関係者にとっては気が気ではない話であり、須美も東郷も園子(小中共)も銀を返したくないという理由で残る事を選ぶのだが…


「でもアタシは運命をはねのけてみせる!死ぬだぁ!?銀さんを舐めるんじゃないぞ!」


その他編集

各作品の勇者が一堂に会するスピンオフ漫画『勇者GP』では園子と共に司会兼審判として西暦チームVS神世紀チームのゲーム対決を取り仕切る。

…が、その立場をいい事に、

  • ユニフォームとしてブルマ着用をスタッフに提案するわ、
  • 勝負内容を決めるくじ引きにセクハラ丸出しのゲームを片っ端から混ぜ込むわ(しかもクジ箱に細工して確実にそれらのゲームを引き当てられるようイカサマまでしていた)と、

セクハラ大王っぷりをここでも発揮し、その度に須美改め東郷に阻止及び折檻される事となった。もうちょっとがんばれ


ついでにトラブル体質もいまだ健在で、

という悪引きっぷりを発揮して参加者の何人かをゲームに参加する事なく撃沈してしまっている(さすがに悪いと思ったのか、夏凜と球子にはゲーム終了後ダブルギブアップに終わったところで謝罪している)。


なお、終了後の打ち上げでは、

やはり例の同盟が勧誘に来そうな貧乏くじっぷりを見せてくれている。


関連人物編集

鷲尾須美の章編集

上述したように、ちょっかいを出したり振り回したりする人。

「結婚した人は幸せ者だけど愛が重くて苦労しそう」と評した事がある。それは2年後に見事的中した。

自分はリーダーって柄じゃないという理由で、彼女がリーダーになる事はすぐに承諾した。

お堅い須美と違って早くから打ち解けていたようだ。ただ、『花結いのきらめき』で会った未来の園子には「本当にハクがついていて逆らえない」と評する一方で「たった2年であんなになっちゃうんだな」とはっちゃけぶりに呆れた事も。

クラスが違う同級生。ある時に少しだけだが実際に話した事がある。

『花結いのきらめき』で中学生になった彼女と再会する事になるが、彼女の事はしっかり覚えていた。曰く、「勉強は苦手でもそういう事は得意」との事。

  • 三ノ輪鉄男

三ノ輪家の長男で、彼女の弟の1人。やんちゃで明るく、弟の成長を共に楽しみにしているなど、姉弟仲はとても良い。

しかし慕っていた姉の突然の死に無気力となり、葬式では悲しみのあまり「姉ちゃんを連れていかないでくれ」と泣き叫んでいた。

ちなみに原作には登場しない、アニメ初出のキャラ。

  • 三ノ輪金太郎

三ノ輪家の次男で、彼女の弟の1人。3人姉弟のうちの末弟で、まだ赤ん坊。「大きくなったら舎弟にしてこきつかってやろう」と言われつつも溺愛されていた。


花結いのきらめき編集

2年後の須美。

基本的に(かつての後悔から)甘やかされているので「大きい方の須美は優しい」と評している。

自身の勇者システムを継いだ相手。

『先輩』と呼ばれた事に当然ながら困惑し、性質が似ていると聞いて「マイシスター?」と疑った事も。

上述した「面倒三姉妹」の一角。

自分が理想とする姉の姿を重ね合わせて尊敬している。

舎弟として可愛がられている。戦闘でもよくコンビを組み、そしてよく一緒にはっちゃける。

胸囲的な意味でも馬が合い、一緒になって勇者達の胸を山に例えている。

一緒にゲームで遊ぶ仲。ゲームを借りたりもしているようだ。

銀はコンビ名として「銀影隊」を提案している。

上述した「面倒三姉妹」の一角。

生真面目ながらも世間ズレしている彼女に「ボケているのは血筋なのか」と呆れていた。

上述した「面倒三姉妹」の一角。

ハロウィンイベントにて協力を仰ぎ、そのお礼として農作業の手伝いにも行っている。

ただ、胸の事を評した際は制裁を受けている(同じ評価をされたもう一人からも)。


シリーズ全体編集

銀から言及された事はないが、彼女らは自分自身を大事にしないという分かりやすいメンタル上の弱点を抱えているため、シリーズファンから「銀は最強の勇者」「銀は勇者として完成されている」と評される事がある。


関連項目編集

鷲尾須美は勇者である

鷲尾須美 乃木園子

結城友奈は勇者である

三好夏凜


関連イラスト編集

上述した末路から、「もし銀が讃州中学に入学できていたら」というイラストも多い。

三ノ輪銀 中学生センシティブな作品

三ノ輪銀 中学生ver一日だけの嘘

こんな想像が公式にも届いたのか、ゆゆゆいでは讃州中学の制服姿の銀が1周年記念ガチャSSRとして実装された(ただし大輪祭限定)。

銀ちゃん

そして、中学生になった銀の書き下ろしイラストが公式グッズに登場した










更なるネタバレ注意編集

東郷美森が奉火祭の生贄となった際、彼女の前に現れており、救出に一役買った。

「なんだまた思い詰めた顔してるな」

「須美はさ、まだこっちに来ちゃダメだよ」


世界の理よりも強いもの

「鷲尾須美は勇者なんだから!」


そして天の神との決戦。

強大な力を持つ天の神に対し、夏凜は園子と共に武器を構えて突撃する。

しかし、天の神が放った炎に阻まれ、園子の槍は砕けてしまう。

それでも2人は残った夏凜の刀を共に握って突撃し続ける。

すると、槍の破片が刀に吸収され──


園子「これが──!」

夏凜「勇者の──!」

「「たましいってやつよおおおお!!」」


2人の叫びに応えるように刀が炎に包まれ銀の斧に変化

直後に放たれた千景砲と共に、天の神へ一撃を浴びせる事に成功した。


一方、神樹が生み出した結界に阻まれ友奈を救出出来なかったかに見えた東郷の前には、英霊として登場。他の英霊達と共に助力した。

赤いシルエットのような物だが、姿形は彼女そのもの。


歴代勇者の英霊の中で最初に現れたのは銀であり、続いて本人が健在ながら登場した園子の英霊と並び、『鷲尾須美の章』の勇者達が時を超え、形を変えて再集結した形となった。また、最初に助けに来たのが銀というところに、英霊となってなお彼女の性格がうかがい知れる(奇しくも、テーマ曲である「たましい」の歌詞とシンクロする展開になった)。

東郷美森(鷲尾須美)と三ノ輪銀 再会ずっとそばに


そして迎えた戦いの最終局面。

神樹からその全ての力を授かった結城友奈は、勇者部六人の花の紋章を盾のように展開して天の神に突撃、天の神が放つ炎と押し合いを演じるも、わずかに力及ばず押し返され始めてしまう。

しかしその時、「勇者は根性!」という友奈の叫びに応えて七つ目の紋章が現れる。

そう、現れた紋章は三ノ輪銀の斧に見られた赤い巴紋だった。

巴紋は推力を発するかのように激しく燃え上がって回転、それが最後の一押しとなって友奈は天の炎を押しのけ、先に夏凜と園子が開けた傷へ向け、万感の思いを込めた最強最大の勇者パンチの一撃を叩き込み、300年の永きに渡った天の神との戦いに終止符を打つ事になった。

友奈と銀に直接の面識はないはずだが、神樹と一体化した友奈を通じて、英霊となった銀がなんらかの関与をしていたのだろうか。

勇者システム改良の契機となり、夏凜に勇者システムを託し、2年後も生贄になった親友を救い、友奈達の最終決戦にも英霊として真っ先に駆けつけるなど、親友を、後輩達を助けてみせた銀。

省みるに彼女は、名実共に死してなお「たましい」として生き続け、最後まで戦い抜いたと言えるのかもしれない。


全てが終わった後、銀の墓前に墓参りに訪れた東郷と園子の姿が、そしてその陰で一人涙を流す安芸先生の姿があった。

そして、4年後を描いたエピローグでは、東郷が駆るバイクには「くろがね」の文字が刻まれていた。彼女のかつての愛銃と同じく銀にちなんだ物と思われていたが、「くろがね」の漢字表記には「鉄」という漢字こそ使われるが「銀」という漢字は使われないため、「なぜ弟の方なんだ?」と思った視聴者もちらほらいた。

これについての真実は東郷美森の記事を参照の事。


『結城友奈は勇者であるA』では「園子様の見た夢」で登場。

中学生

「気付くの早いなー。察しが良すぎるんだ園子は」

「もうお前の目が覚めるな。私は一緒に行けない」

「なーに、また、いつかどこかで巡り合えるさ」

「またね」

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鷲尾須美は勇者である わしおすみはゆうしゃである

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