千景「全くの他人同士とは思えないわね」
東郷「細かい事はいいじゃない。どの友奈ちゃんもかわいいんだし」
千景・蓮華「「確かに」」
(『結城友奈は勇者であるちゅるっと!』でのやり取り)
概要
勇者であるシリーズには、「友奈」という名を持つ人物が複数登場する。
通称は「友奈族」。作中ではこの人に倣って「友奈ズ」とも。
- 担当声優は照井春佳
- 後ろで高めに縛った髪型
- イメージカラーがピンク
- モチーフは桜
- 運動神経が良い
- 徒手空拳を駆使した戦闘スタイルで、「勇者パンチ」という必殺技を持つ
- 自分を顧みない行動をしがち
- なぜか自分より背の高い黒髪の少女と深い関わりがある
- 四国外の血を引いている
- 何らかの形で初代勇者との接点がある
などと、全てには該当しないものこそあるが、概ねこのような共通点を持つ。
しかし、血縁関係はないらしい。
作中では生まれて間もなく逆手を打った子供に「友奈」の名が与えられる風習があるのだが…?
なお、柚木友奈だけ容姿が明らかに異なり、担当声優も照井春佳ではないが、公式では他の友奈4人と別扱いはされず一括りにされているので、本項でもそれに倣うものとする。
該当キャラ
余談
声を担当する照井春佳は、結城友奈のオーディションを受けた時には「友奈が増える」事など全く想像していなかった事をゆゆゆい4周年生放送にて語っている。
関連タグ
衛宮士郎 - 性格の類似点から何かとよく比較される人物。こちらにも派生キャラが複数存在する。
孫悟空(ドラゴンボール) - 同じ声優が演じるそっくりさんが複数存在するキャラの代表格。ただしこちらには明確な血のつながりがある。
杉並-D.C.シリーズの第一作から最新作のD.C.5まで全ナンバリングタイトルに登場し、担当声優は媒体によっては異なるが全ナンバリングタイトルで岸尾だいすけが演じている。それぞれの杉並の繋がりに関してはファンの間で様々な考察がされている。
以下ネタバレ注意
『花結いのきらめき』では、赤嶺友奈の口から以下の事が語られている。
- 神樹は生態系、生命のサイクルに『因子』を入れる事ができる
- 友奈の拳には天の神に対する呪詛がつく(逆に造反神が作った疑似バーテックスにはつかない)
- 友奈とは神樹から与えられる因子であり、友奈の因子を持つ人は「天の逆手」(高嶋友奈に授けられた武器)を持つ存在
- 勇者と巫女の素養を併せ持つ者と同じくらい重要な存在
しかし劇中で語られたのはこれだけであり、「なぜ友奈の因子を持つ子が生まれるようになったか」などの詳細は未だに謎のままである。
柚木もまた逆手を打ったことで友奈と名付けられたこと明らかにされている。友奈という名前について、電撃G's magazine 2020年11月号の電撃タカヒロ'sマガジンにて、友奈という名は逆手を打った赤子に着ける風習があるが、条件を満たした子にしか付けられない神聖な名前なのか?という質問に対して、条件を満たしていなくても友奈という名前を付けることは可能であるということを示す内容と、「逆手を打っても"濃い""薄い"などがあるので、逆手を打ってるからとて、割と普通の子だったりする時もあるのです。濃い薄いってなにが? と思われたり、他にも説明不十分な点もあると思いますが、だいたいお察しいただければと思います」というコメントがある。
『大満開の章』では、結城と高嶋について、「神様から見ればほとんど同一人物」である事が明かされた。これが何を意味しているのかは不明だが、実際2人はスリーサイズも同じである事が『花結いのきらめき』で示唆されている。他の2人の友奈の容姿も踏まえ、「300年かけて高嶋友奈を『再現』しようと試行錯誤していたのではないか」という考察もある。
なお、『乃木若葉は勇者である』第16話「狂花」に登場する『勇者御記』には、次のような記述がある。( )内は大社によって検閲された部分である。
私が産まれ育った土地は神話の里とも呼ばれています。
あの日、神社で授かった力は迫りくるものへの(呪詛)。
これでまた、いつもみたいに皆を守る。
守りたい。
早く治りたいです。
勇者御記 二○一九年六月 高嶋友奈記
この「迫りくるものへの呪詛」というのが「友奈の拳につく呪詛」であると考えられる。
ちなみに、「奈」という漢字は元々「柰」と書かれていて、「神事に用いられる果樹」という意味がある。
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