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神樹

しんじゅ

御神木、ニワウルシ、または神の集合体のこと。

曖昧さ回避

  1. 御神木
  2. ニワウルシの別名。中国の原産で、明治初期に渡来。ウルシとはあるが、ウルシとは全く別の植物であり(ウルシ科ではなくニガキ科)、かぶれる事はない。
  3. 扶桑の別称。
  4. 女神転生』シリーズに登場するL-L属性の仲魔の種族。初出は『デビルサマナー』で世界中の神話伝承に登場する神聖な植物や植物の神が所属する。


本項では、勇者であるシリーズに登場する神樹について主に解説する。※ほかの作品の神樹についての情報があったら追記願います

勇者であるシリーズの神樹

四国に恵みをもたらし、人類を守護する地の神の集合体。
西暦2015年にバーテックスを送り込み人類を粛清しようとする天の神に反した土着の神々が、残された人類を守るために集まったものであり、所謂天孫降臨を主導した高天原側と国譲りに反抗した葦原中国側の対立構造となっている。
人々が生活できるのは神樹の恵みがあってこそであり、故に人々からは「神樹様」と敬われ、信仰の対象となっている。
しかし神と人との認識や価値観には大きな差があり、それ故勇者達が望まない行動をとったりすることもある。その為か作中では神樹が必ずしも人類の味方をしているわけではないと考えている節もあるが、後述するように最後は自分の身を犠牲にしてでも人類を生かそうとしている。約束を反故にされることを嫌う厳格な天の神に対し、実はどこまでも人類の我が儘につきあってくれる存在であったりする。

平常時はさほど巨大ではない樹木の姿をとるが、バーテックスの侵攻から四国を守るために樹海を展開する際は樹海にそびえ立つ大樹へと変貌する。

作中の四国は神樹による結界に覆われて外界と隔離されている(結界の高さは大気圏外に達するほど高い)。
その外界(所謂『壁の外』)については表向きには「死のウィルスで覆われている」事になっており四国から見る限りでは何の変哲もない世界が広がっているように見えるが、実際は太陽の表面のごとく炎に包まれた世界が広がっており、外から見ると炎の中で神樹の姿をした結界だけがぽつりと立っている形になっている。
なお、四国へ恵みを与えている関係で守りに全ての力を注ぐ事はできないため、わざと結界に弱いところを作ってバーテックスを通している(バーテックスが必ず瀬戸内海側から現れるのはこのため)。

勇者システムを介し勇者に力を与える他、巫女は神託として神樹の声を聞く事ができる。
また人間の記憶を操作する力もあるようで、作中では人々からある人物の記憶を全て消し去っている他、隠されるようになったバーテックスや勇者、世界の真実に関する事も人々の記憶から消し去った可能性がある。

神の集合体故、『花結いのきらめき』では元は天の神側にいた強力な神が造反神となって反乱を起こす事態が発生(曰く「端的に言うと喧嘩した」らしい)。神樹の力そのものが大きく弱まる危機に陥り、季節こそ流れるが時間そのものは止まっている特別な空間を作りあらゆる時代から勇者を呼び寄せる事になる。しかしその実態は…

その寿命は数百年とされ、『勇者の章』では300年という時を経て遂に寿命が迫りその力が弱くなり始めた。
その対策として、人間を神の眷属とするべく結城友奈との神婚が行われる事になる。
しかし勇者達が人として生きる事を選んだ事で、自らを供物にして友奈に満開の力を授け、天の神を打ち破ると世界を元の姿に再生する代わりに散華し、人々の前からその姿を消した。枯れた崩壊した樹体は石油となって降り注ぎ、最後まで人類に恵みを残した。

なお特典ゲーム中で安芸が、神樹は消えても土地神たちが消滅したわけではないことを言及しており、後に掲載された製作陣へのインタビューでも自然に宿る八百万の神々へと戻ったと解説されている。

作中での存在が確認できる神々
大国主神(八千矛神) - 乃木若葉が生大刀を使用、神樹の中心的存在
須佐之男命 - 元天津神で追放された神と思われる
・阿遅鋤高日子根神 - 郡千景が大葉刈を使用、大国主神の子
・事代主神 - 高嶋友奈が天ノ逆手を使用、大国主神の子
・神屋楯比売命 - 土居球子が武器として使用、事代主神の母
少名毘古那神 - 羅摩や少名社など、実は天津神
・大物主神 - 防人隊の任務にて三輪山伝説が登場
建御名方神 - 諏訪を守護し白鳥歌野が藤蔓を使用、大国主神の子
・洩矢神 - 藤蔓の起源譚に存在が仄めかされる
・𧏛貝比売 - 伊予島杏が金弓箭を使用

余談
第一期終了直後にスタッフが自らのブログで漏らした設定の内容の中に、神樹・土地神のことを大国主大神と具体的な名前で言及している。また、シリーズで2回詠まれた祝詞も大国主を強く信仰する出雲大社教のものである。
最初の勇者・乃木若葉が使用する武器「生太刀」も大国主が八十神達を平定するために使った神器である。

神と樹
神道において樹木は神の宿る依代とされており、豊かな森林は神奈備を形成してきた。その意味において神と樹木の関係は普遍的であると言えるが、古代においては中国の諸史書にも見えるように、大樹は太陽の宿る依代とされてきた。三足烏が十の太陽といった鳥トーテム・太陽信仰に深く関わり、日本が古くは扶桑と称していたのもこのためとされる。その意味で神樹は、本作品のような国津神の依代というより、本来は天津神の依代といえるであろう。

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