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いつだって、神に見初められるのは無垢な少女である。

そして多くの場合、その結末は――

概要編集

バーテックスを倒せる唯一の戦士。地の神に選ばれた無垢な少女達が変身する。

彼女達がバーテックスと戦う事は、総じて「御役目」と呼ばれている。


勇者システムというアプリを使用して変身し、神の力を宿した専用の武器を携えて戦う。

ただ、勇者システムがなければ勇者ではないというわけではない。そもそも勇者システム自体が後付けという形で作られた物であり、初期の勇者達は覚醒して間もない頃神の力を宿した武器のみで戦っていた。その際の力をさらに高める目的で「変身」を追加したのが勇者システムである。

実際、四国外では勇者システムを使わずに終わった勇者が何人か存在する。

素質を持つ者自体は多数存在するようだが、神の力に限りがある事もあって、勇者システムを受け取れる(=正式な勇者になれる)者は限られる。また、大赦による正式な訓練を受けて勇者に選ばれた者もいるが、作中ではそのほとんどが、ある日突然力を授かる形で選ばれた者である(これは巫女も同様)。


作中での描写から、勇者に選ばれる少女は「何度でも立ち上がり、困難に立ち向かう勇気」はもちろん、それに加えて「自分よりも他者を思いやれる優しさ」の持ち主である事は確実である(後者は巫女にも当てはまる)。それは、裏を返せば「自分の幸せを蔑ろにしがち」という弱点にもなっており、これが行き過ぎて自己犠牲の域にまでなってしまった者もいる。また、自分より他者を優先するが故に「我が弱く腹を割って話し合おうとしない」という今時の若者らしい弱点も見受けられる傾向にある。


シリーズが進むにつれて、勇者達は「良く言えばある種のエリート、悪く言えばある種の異常者」と周囲から見られていた事も明かされたが、それでも普段は何気ない日常を謳歌し、御役目を通じて降りかかる過酷な運命に苦悩する「1人の少女」である(すなわち根っからの「スーパーガール」ではない)という点はシリーズを通して一貫している。


登場して間もない頃は一般にも存在が知られており「勇者様」と呼ばれマスコミへの出演や、一般に披露する演武も行っていたが、ほんの数年で四国以外の勇者は全滅、四国では神樹が展開する樹海で戦う事になった事(アニメ版では「勇者計画」と称されていた)もあって、人々は完全に勇者や巫女に依存してしまっており、普段は敬意を払っておきながら期待通りの活躍がないと心無いバッシングを浴びせてくるという身勝手さをしばしば見せていた(これでもまだマシな方で、巫女に対しては直接暴力行為に及んでしまうケースさえあった)。とはいえ、この時の勇者は「失った世界を取り戻す」という公約に反して防戦一方のまま、最後は和睦とは名ばかりの事実上の降伏、敗北を喫したため、バッシングが全くの的外れというわけでもなかったのが残酷なところである。


それが苦い教訓となったのかは不明だが、やがて勇者が更に神格化されると共に世界の真実が隠された事も重なり、時代が進むにつれて「人知れず戦う戦士」となっていき(『芙蓉友奈は勇者でない』で語られたところによると、勇者やバーテックスに関する記録はほんの30年の内に存在しなくなったという。そのため勇者の存在を信じていない者もいる)、『鷲尾須美は勇者である』では「神樹様の大切な御役目がある勇者」である事だけが周囲に知られている。『楠芽吹は勇者である』では「人知を超えた天災や事件が起きた時に、神樹様から力を授かって立ち向かう存在」とぼかした表現で説明されていた。

だがそれは、裏を返せば勇者の行いを止められる者が一切いなくなり、世界の命運は良くも悪くも彼女達の気分次第になってしまったという事でもあり(なんでそうなったのかといえば、元より神樹がそういうスタンスだからである)、『結城友奈は勇者である』では、複数の勇者の暴走や反抗を招いて大きな危機を引き起こしてしまう事になる。


時代ごとに「友奈」の名を持つ勇者が複数登場している。


各時代の勇者編集

乃木若葉の章編集

結城友奈は勇者である〜花結いのサマープリズム〜

西暦2015年のバーテックス出現(終末戦争)に合わせて覚醒した勇者達。通称「西暦勇者」。

四国以外でも、長野北海道沖縄に存在していた事が判明している。前述したように四国以外の勇者は全滅(後に沖縄の勇者は生存していた事が判明)、この間に力を蓄えた四国の勇者達は、防衛拠点として改修された丸亀城を拠点として四国の防衛に当たった。


鷲尾須美の章編集

わすゆ~

およそ300年の時を経て再び出現したバーテックスと戦った、神世紀298年の勇者達。

全員が神樹館小学校に通う小学6年生であり、お目付け役も同校の担任教師が担当した。また、当時の勇者の選考には、個人の資質や素養だけでなく家柄も大きく関わっており、いずれも力のある名家の出身であった。

人数は少ないが絆は強く、勇者同士の内輪揉めが一切起きなかった唯一のチームでもある。


結城友奈の章』『勇者の章編集

勇者部全員集合!

神世紀300年の勇者達。

詳細は讃州中学勇者部を参照。


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防人組

防人(勇者であるシリーズ)

お誕生日おめでとう。

鏑矢(勇者であるシリーズ)

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